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「家事は夫婦で分担。でも家賃や生活費は夫が出すべき」39歳女性の“希望”はマトモ? 夫婦の分担の正解は

女子SPA! / 2025年1月23日 15時47分

積極的に参加したい・できれば参加したい・2人で協力したい・できれば相手に任せたい・お相手に任せたい、という選択肢の中から選べるようになっているのですが、自分の子育てになぜ「参加」や「協力」という言葉があるのかがすごく不思議でした。私からすると、「自分の子どもなんだから、一緒にやるものなんです」と思ってしまいます。

◆「ケーキもいかがですか?」と聞いてきたのに

夫婦においては、料理にしても他の家事にしても、できる方がやればいいと思います。でも反対に、「男性だから〇〇するべき」という概念も私たちは取り除く必要があるのではないでしょうか。例えば「男性だから食事代を払ってもらう」「デートの誘いは男性からすべき」などです。

先日、婚活中の薫子さん(仮名・39歳/会社員)から、「ありえない男性の話」ということで愚痴を聞きました。皆さんはこのお話、どう思いますか?

「この前マッチングアプリで知り合った男性と、初めてのデートでカフェにいったんです。そこで、彼がメニューをみながら『ケーキも美味しそうですね、いかがですか?』と聞いてくれたので、『あ、じゃあケーキも頼みます』と言ったんです。

その後、彼が店員さんに飲み物とケーキを頼んでくれたんですが、お会計ではケーキ代と飲み物代を請求されました。ケーキはいかがですか? と聞いてきたので、てっきり奢ってくれるのかと思ったんです」

◆男性にだけ多くを求めるのは虫がいい話

薫子さんは、男性が全額負担しなかった点について「ありえない」と言うのですが、そんな彼女は、結婚したら育児や家事は男性も一緒にやってもらいたいと思っています。

さらに家賃や生活費については、「男性の方が稼ぎが多いのだから男性が全部負担してほしい」とのことでした。

家事や育児は2人でやるべきだけど、お金は男性だけが出せというのは、さすがに虫がいい話ではないでしょうか。

◆固定観念を取り除き、2人だけの在り方を見つけて

夫婦においてお互いが結婚生活にかける労力は、妻と夫できっかり50:50でいるのは難しいと思います。30:70になることや90:10になることだってあり、その都度どちらかの不満が募るかもしれません。しかし、その流動的な割合をどうやって帳尻合わせするかが、結婚の醍醐味だと感じます。

女性だから、男性だから、妻だから、夫だからという固定観念に縛られるのではなく、夫婦で2人だけの基準を見つけられるといいのかもしれません。

<文/田中亜依>

【田中亜依】
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。公式ホームページ/Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019

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