障がい者が婚活するとき、多くの人がぶつかる“高いハードル”とは。障がい者向けマッチングアプリの開発者が語る
女子SPA! / 2025年2月6日 15時47分
大変な面もありますが、アプリを使う上でのユーザーさんの要望に関しては、できるだけ応えるようにして、使いやすいアプリに改善してきました。
◆男性ユーザーから最も多い“意外なクレーム”
――運営していく中でのトラブルや苦情などはありますか? 対応や改善点もあれば教えてください
結城:退会する時にアンケートをお願いするのですが、その時に改善してほしい点として多いのは、グループチャットの動作性ですね。
IRODORIには「コミュニティ」という複数のユーザーでやり取りできるグループチャットがあるのですが、動作が重くなってしまうことがあり、不満の声をいただきました。この点については開発会社と協力しながら日々改善に取り組んでいるので、今後もっと使いやすくなっていくと思います。
中西:男性に限って言うと「マッチしない」という苦情が一番多いですね。それで、マッチしないと言う方のプロフィールを見ると、写真に全然気を遣わない人が多いんです。一般的な意見として写真にもう少し気を遣うようお伝えするのですが、かなり詳しくアドバイスしても改善してくれるケースは稀で、難しい問題だなと思います。
――障がいの有無に関係なく、婚活における写真って本当に重要なのに、気付いていない人も多いんですよね……。
◆出会いが人生を変えるという体験を
――最後に、IRODORIを運営していく上で大切にしていきたいことや今後の抱負を教えてください。
結城:厳しい意見もいただいたりと色々と大変なこともあるのですが「このアプリで出会えて本当によかった」「このアプリがあって本当によかった」という声もいただくんです。私も親友と出会って、人生が変わりました。だから、出会いが人生を変えるという体験を提供して、そのように思ってくれる方を1人でも増やしていけるようにしたいと思っています。
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運営者の熱い思いが詰まったマッチングアプリ、IRODORI。今まで新しい出会いを見つけることが難しかった方にとって、人生が変わるきっかけになるかもしれません。ユーザーの不満や希望にも真摯に対応し続けることで、今後ますます使いやすく進化することが期待されます。
【IRODORI(イロドリ)】
障がい者やその理解者専用のマッチングアプリ。ユーザーからは「障がいを打ち明けやすい環境で、友達作りや恋愛、婚活ができる」と評価されている。完全審査制を採用しており、安全に利用できるのが特徴。これまでにダウンロード数は6万件を突破、累計マッチング数は15,000組以上に達し、結婚したカップルも誕生している。公式X:@irodori_info
<取材・文/田中亜依>
【田中亜依】
恋愛・婚活コンサルタント、デートコーチ。婚活歴10年、婚活に700万円を投資。マッチングアプリ、結婚相談所、合コンで600人以上の男性と出会い結婚。この経験を生かし、国内最大手結婚相談所にて「また会いたくなるデート方法」などのセミナー講師として活動。公式ホームページ/Twitter:@date_coach_ai/Instagram:@ai_tanaka1019
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