つま先まで暖かい…!SNSでバズった靴下の「寝るとき用」が完全に“買い”だった!
女子SPA! / 2025年1月26日 15時46分
◆「寝るときに靴下」は冷え対策として実はNG!?
この「指先解放デザイン」、実は好みの問題だけではなく、「質の良い眠り」を得るために大切なことなのだとか。
良質な睡眠=全身ホカホカのイメージがありますよね。けれど実際には、深部体温は下げることが大事なのだそう。しかし靴下などでつま先まで覆ってしまうと、温かい血液からの熱放散が十分に行えず、深部体温を下げられなくなってしまう……。
そのため、普段から靴下を履いて寝ている人は、もしかすると深部体温が適切に調節されていないかも(!)。「おやすみスイッチ」に限らずとも、指先があいているものを愛用したほうが冷え対策にはよさそうです。
さらに「おやすみスイッチ」をよくよく観察してみると、かかとの中間あたりに「十字」があるのがわかります。これはリラックス効果を促す失眠(しつみん)というツボを温めるための、発熱素材のふくらみのようです。
見た目や触った感じはポコっとした主張があるものの、履いてしまえば存在感は気になりませんでした。
指先があいているのに、なぜサイズ制限があるのだろう? と思っていましたが、このツボを適切にフィットさせてこそ本領が発揮できるからなのでしょうね。
同様の加工が施されている場所がもう1カ所あります。くるぶし上の冷え取りのツボとして有名な三陰交(さんいんこう)にあたる部分で、これは「まるでこたつソックス」とも共通というから、頼もしい。
ちなみに「まるでこたつソックス」が1980円なのに対して、「おやすみスイッチ」はちょいお高めの3500円。布面積が少ないほうが高いのはなぜ……と思っていましたが、発熱素材が2か所に使われているからなのかも。
◆高額ながらも“冷え”に悩む人なら買って正解
工夫はまだまだありました。写真ではわからないのですが、足裏を二層構造の吸湿発熱素材で温める仕様になっているようです。
足裏には「AVA血管」という特別な血管があり、この血管が拡張して血行が促進されると、つま先まで温かい血液が巡る……。そのために足裏を徹底的に温める設計になっているのだそう。
能書きはさておき、大事なのはその「保温力」です。いくら朝まで脱げなくとも、そもそも大して温かくなければこのお値段は出せません。
寝るとき専用の商品として考えるとなかなかの金額ですから、辛口審査をしたいところでしたが……完敗でした。これが人気シリーズの実力でしょうか。
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