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松本人志なき今、誰が適任? 注目の“新お笑い賞レース”で「審査員をやってほしい5人」。芸人以外がふさわしい理由は

女子SPA! / 2025年2月9日 15時47分

 たしかに審査員がその道のプロフェッショナルに偏ってしまうと、良くも悪くも多様性は失われやすい。視聴者が楽しめる漫才としての面白さでなく、競技テクニックばかりが重視されるのも怖い。これから始まる『ダブルインパクト』には、「審査員の顔ぶれが個性的」という独自の色がついてくれることを期待したい。

◆佐久間宣行や坂元裕二が審査員だったらワクワクする

 ここからはお笑いファンの立場から、『ダブルインパクト』において「この人が審査員を務めたら面白そう」と思う人を芸人以外で挙げていきたい。

 まずは前出の人物、『M-1グランプリ』の初回でも審査員を務めた劇作家・演出家の鴻上尚史。舞台の使い方やセリフの言い方など、劇作家特有の審査がなされればお笑いの新しい楽しみ方が見えてくるかもしれない。鴻上が手がける社会・文化や人生論のコラムもとても説得力と納得感があり、どのような言葉を出場者に伝えるのかも気になる。

 次は『ゴッドタン』(テレビ東京系)などの人気バラエティ番組のプロデューサー佐久間宣行。長年バラエティ番組の制作に携わっており、そもそもどのような視点で芸人のネタを見ているのかは興味深い。またドラマや映画で多数のヒット作を生み出している、野木亜紀子や坂元裕二といった脚本家が審査員に加わるのも面白そうだ。ネタには当然台本があるため、セリフ選びやワードセンスなど、ネタの台本に対する脚本家ならではの解釈はぜひ聞いてみたい。

◆ミュージシャンやインフルエンサーの“新たな観点”

 また、東京事変のベースを務め、ゆずやL’Arc〜en〜Cielなどそうそうたる有名アーティストのプロデューサーを務めてきたミュージシャンの亀田誠治も良いのではないか。Eテレの音楽教養番組『亀田音楽専門学校』では音楽理論をわかりやすく解説しており、ネタを“音”という観点から審査してほしい。

 他にも、“視聴者代表”として若者から支持を集めているインフルエンサーが審査員になれば、伊集院が指摘したような大会の鋭角化は防げるのではないか。

 とはいえ、現在は審査員も審査される時代。少しでも視聴者様が納得しない点数、発言をすれば炎上騒動に発展する。嬉しくはないが、ダブルインパクト』が『THE SECOND』のように、特定の審査員を設けず視聴者投票になる可能性も高そうだ。

<文/浅村サルディ>

【浅村サルディ】
芸能ネタ、炎上ネタが主食。好きなホルモンはマキシマム ザ ホルモン。

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