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人気モデルによる“常識外れ”の美容本。4kgやせて挑んだ撮影と執筆の裏側とは

女子SPA! / 2025年2月8日 8時45分

 きっと世の中には、私と同じように“当たり前”にハマれなくて息苦しさを感じている人がいると思います。その人に「大丈夫だよ、仲間がいるよ」って伝えたい。

 私が救われたように、誰かの救いになるものを作りたいと思い「オルタナ美容」と名付けました。

◆「マインド」の部分に対する反応が多い

――きっと、多くの方が菅野さんの言葉に救われると思います。周りの方からの反響はいかがですか?

菅野:いただく反応の多くが、マインドの部分。美容本として出してはいるものの、マインドの部分は自分が本気で人生を生きて体得した核なので、苦しみながらも書いてよかったなと思います。

 これまで発信したことがないこともたくさん載せているんです。私がさらけ出すことによって、きっと私と似た誰かの役に立つことがあるはず。

 この本が届くべきところに届いて欲しいなと思っていたので、マインドの部分で反響をいただけるのは嬉しいです。

◆「ある種のリベンジ」だった本書

――菅野さんの知られざる部分をたくさん知ることができる1冊でした。モデルさんの美容本だけど、縦書きという部分も話題になっていますよね。

菅野:今回の本は、これまで2冊ご一緒してきた編集者さんと作ったんです。私のことを深く知ってくれている編集者さんから「縦書きで、文章多めの美容本を出してみない?」と声をかけられたときは、すごく嬉しかった。

 これまでの本を見てくれた人からすると、文字数の多さにびっくりされることも。でも、写真もたくさん入れ込んでいるし、「読みやすくて1日で読み終えた」という声をいただくことも多いんです。

――文字量でいうと、これまで出された本の中では最多ですか?

菅野:はい、こんなに文字量が多い本は初めて。実は、2冊目に出した『URAYUI』という本が、フォトエッセイだったんです。

 ただ、これまで出した本で唯一売れず絶版になって(笑)。ただ自分がやりたいことをやるだけじゃだめなんだと気づくきっかけになりました。

 それからの本は、みんながどんなものを求めているのかも考えながら、自分のやりたいことと擦り合わせて作っていたんですけど、やっぱり私は言葉を届けたいんだと思うことが多くて。

 そんなときに今回のお話をいただいて、今の私なら書けるんじゃないかと思ったんです。ある種のリベンジ、かな。

◆「やっぱり自分の言葉で伝えることが好きなんだ」と再認識できた

―― “清く正しくなくていい”とか、“どうせ悩むならサウナで悩め”など、一つひとつの言葉のチョイスが独特で、芸術的です。菅野さんにしか紡げない言葉ですよね。

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