佐藤流司、24歳になり心境に変化「人間が丸くなりました」

週刊女性PRIME / 2019年3月7日 12時0分

佐藤流司 撮影/森田晃博

 ミュージカル『刀剣乱舞』をはじめとする2・5次元ミュージカルの話題作に多数出演し、絶大な人気を誇る佐藤流司さん。力強い大きな目が印象的なビジュアル、キレのいいダンスや殺陣(たて)とクールな歌声で多くのファンを惹きつけている。

 その勢いは2・5次元にとどまらず、ドラマや映画へも次々出演。今もっとも目が離せない若手俳優だ。

 3月10日からは『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』に出演する。今作は日本史を歌詞にしたファンキーな楽曲を歌うアーティスト、レキシの名曲で綴(つづ)られる遊び心たっぷりのミュージカル。佐藤さんにとってもチャレンジの作品で、また新たな顔を見せてくれそう。

公私ともにボケずに
生きてきたので

「台本を読んだ最初の感想は、けっこうカオスな感じがしました。面白いんですけど急展開が多くて。最初から最後までテンポ感が大事になるだろうし、これはやってみないとわからないなって。

 でも、心がスッキリする舞台になると思います。笑いどころがあり、アクションや立ち回りもありで、観ていて飽きないんじゃないかなと思いますね。

 レキシさんの曲は、この作品に出演することが決まってからiTunesでいろいろダウンロードして聴いています。面白い曲がいっぱいありますよね。特に気に入っているのは今は『SHIKIBU』ですね。

 すっと入ってくるメロディーラインがいいな、と思います

 物語には、源義経、土方歳三、織田信長、明智光秀、紫式部、卑弥呼など、たくさんの歴史的偉人がファンキーなキャラクターとして登場する。

「歴史上の人物を演じるのは今回が初めてなんですが、その上一気にいろんな役をできるので楽しみですね。その中には名前を聞いたのが中学校以来の人物も何人かいて。どういう人だったか全然覚えていないので、小説や専門雑誌を買って読んだり、いろいろ調べて勉強中です」

 佐藤さんがどんな偉人を演じるのかは、舞台を見てのお楽しみ。今作での挑戦は?

「今回はけっこうボケるところもあったりするんですけど。俺はあんまりボケタイプじゃないし、公私ともにボケずに生きてきたのでそこはチャレンジですね(笑)。(ダンスパフォーマンス集団)梅棒さんの振り付けで踊るのも初めてなので楽しみです」

 三枚目な佐藤さんの姿も見てみたい。

 主演の山本耕史さんをはじめ、松岡茉優さん、八嶋智人さん高田聖子さん、藤井隆さんなど豪華な共演者については。

みなさん初共演で、大きな舞台に立たれている華やかな方がたくさんいらっしゃるので、非常に怖いですね。自分の芸歴がいちばん浅いと思うので。今までの舞台は役者みんなで足並みそろえてやっていく感じだったんですが、今回は俺が完全にいちばん後ろなので足を引っ張らないようにしないと。でも、個性的なキャストの中で埋もれないように頑張りたいです

芝居の難しさを知れば知るほど
ゴールは遠い

 昨年末はミュージカル『刀剣乱舞』キャスト全員で『第69回NHK紅白歌合戦』に出演。今作終了後、4月~5月はミュージカル『刀剣乱舞』加州清光のソロライブでアジアツアーを開催。その後も主演舞台、映画の公開、音楽活動などスケジュールはびっしり。快進撃は止まらない。

今、仕事はすごく楽しいです。最近は舞台と映像を半々くらいでやらせてもらっていて自分のなかでバランスもいいですし、バラエティーに出させていただく機会も増えていて。

 でもそのぶん、要求されるレベルが高くなっていることもあると思いますし、より難しくなっていますね。やっぱり芝居の難しさを知れば知るほどゴールが遠いなって思います

 1月に24歳になった佐藤さん。仕事の幅が広がっていくなかで以前とは心境も変化してきたようで。

人間が丸くなりました。だんだん怒らなくなってきて怒りが減りました。年を重ねたからですかね(笑)

 以前よりも自分の考えや気持ちをうまく伝えられるようになったので、必要以上のフラストレーションがたまらなくなって、最近はずっと穏やかに過ごしています。それがいちばん変わったことかも」

 当面の目標を聞くと、「国語辞典を最初から最後まで全部読むこと」という意外な答えが返ってきた。

日本語をもっと勉強したいなと。英語も覚えたくてたまに勉強してるんですけど、まずは先に日本語をちゃんと覚えようと思ったんです。

 ツイッターやブログを書くときにもっと難解な言い回しができたらいいなって(笑)。言葉をもっと知りたいしボキャブラリーを増やしたいんです

 ツイッターやブログが面白いというファンの声が多い秘密は、こんなところにあるのかも!?

“完全オフになる”リフレッシュ方法とは

 今の多忙な日々を支えるリフレッシュ方法は?

仲間とご飯に行くことですね。お芝居や仕事の話はご法度でスイッチを完全オフにして、食べながらくだらない話をして盛り上がっているときがいちばんのリフレッシュです。

 あとは、家でゲームしているときもほっとします。結構思考がネガティブなので、無感情でゲームに集中してるとすべてを忘れられるんですよね」

 最後に読者へメッセージをお願いします!

週刊女性の読者の皆さんが選んだ2・5次元俳優ランキング2位の佐藤流司です(笑)。このミュージカルは、仕事でたまったストレスとかいろいろな人間関係とかを忘れられる作品だと思います。“なんかしんどいな~ストレスたまったな”と思ったら、すぐ劇場に見にいらしてください!」

『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』
 引きこもり歴25年のダメ男・織田こきん(山本耕史)が出会った運命の場所は、ファンキーでラブリーな歴史的偉人たちが集う珍奇な夢の国レキシーランド。ダメ男が最後にたどり着く“愛の始まり”とは……。演劇界の奇才、河原雅彦演出によるレキシの名曲で綴る愛のミュージカル。東京公演:3月10日~24日@TBS 赤坂ACTシアター/大阪公演:3月30日~31日@オリックス劇場3/21、3/30に追加公演決定!
【公式サイト】www.rekitheater.jp

PROFILE
●さとう・りゅうじ●1995年1月17日、宮城県出身。2011年、俳優デビュー。2・5次元ミュージカル、ドラマ、映画などで活躍。今後は、「Rock Opera『R&J』」(6月~7月東京・大阪)、『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~』(今秋)出演。映画『初恋・お父さん、チビがいなくなりました』が5月10日公開。バンドプロジェクトThe Brow BeatのRyujiとしてアーティスト活動も。6月8日に日比谷野外大音楽堂ワンマンライブが決定している。

(取材・文/井ノ口裕子)

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