《大阪・和泉》同じ女児に性的暴行、甘いマスクに隠れたドス黒い「双子の兄弟」

週刊女性PRIME / 2020年3月5日 5時0分

向井亮太容疑者(左)と向井勇生容疑者(右)

「えっ、人違いとちゃいますか? ここに住んどる青年はそんなひどいことをするような人じゃないですよ」

 と、容疑者と同じ集合住宅で暮らす男性住人は何度か繰り返した。

知らずに同じ女児を暴行

 交際相手(27)の小学2年生の長女に性的暴行を加えたとして大阪府警は20日、同府和泉市の建設作業員・向井勇生容疑者と、その双子の兄で建設作業員・亮太容疑者をいずれも強制性交等の疑いで逮捕した。

「勇生容疑者は昨年7月、当時の交際相手宅で彼女が外出中の隙をつき、あおむけにした女児の目をタオルで隠して犯行におよんだ。亮太容疑者はそれより前の昨年4月、預かった女児を連れて親族宅を訪問し、家の中と帰り道の駐輪場で計2回、女児のズボンを脱がせて暴行している」

 と捜査関係者。

 勇生容疑者は容疑を認め、亮太容疑者は「酒の影響もあり覚えていない」などと供述。お互いが女児に乱暴していることを知らなかったという。

 両容疑者は市内の実家を離れ、近くの集合住宅で一緒に暮らしていた。事件に驚く冒頭の男性住人が続ける。

「身長約175センチで筋肉質。精悍な顔立ちの青年ですわ。礼儀正しく目を見て挨拶するし、階段ですれ違うときは道を譲ってくれる。僕は双子とは気づかず、ひとり暮らしと思っていました」

 顔はそっくり。背格好もほぼ同じで、勤務先こそ異なるものの同じ職業に就いているから無理もない。恋人の幼い連れ子に手を出すとは信じがたいが、弟の彼女の娘を襲う神経もどうかしている。

「勇生容疑者が事件発覚まで交際していたのは、被害女児とその弟を育てるシングルマザー。勇生容疑者は恋人宅に入り浸り、亮太容疑者も弟から紹介されて面識があった」

 と地元記者。

室内から激しいセックスの声

 女児が母親に性的被害に遭ったことを話し、昨年11月に児童相談所を通じて警察に通報したため発覚した。

 関係者によると、両容疑者が賃貸する居宅はバス・トイレ付きの2DKで、家賃は周辺相場より約2万~3万円安い。

「息子たちの生活ぶりが心配なのか、実母とみられる中年女性らが出入りして掃除・洗濯をしていた。ベランダにはよくベージュのニッカーボッカーが干してあった。きれいなモデル風の20代女性が遊びに来ることもあり、室内から激しいセックスの声が漏れてくることも。やることはやっているのよ」(女性住人)

 きょうだいのいずれかは、スポーツタイプの高級外車を乗り回していたという。

 なぜ、そろって道を踏みはずしたのか。

 地元の中学で同級生だった男性は「双子のわりに兄・弟ともおとなしく目立たない存在だった」と打ち明けて、次のように振り返る。

いわゆる“不良グループ”には属さず、その他のまじめな人たちの部類。兄のほうは剣道部で頑張っていたけれども、弟は同じ剣道部に所属しながら存在感は薄かったみたいです。クラスの男同士でくだらない下ネタで盛り上がるときも、あの2人は乗ってこなかった。女子の前ではカッコつけたかったのかもしれません」(同・男性)

 中学の卒業アルバムの写真を見てもわかるように、2人ともなかなかイケメンでさわやかな印象を与える。同級生は「鼻の下にホクロがあるのが弟」と見分けていた。

 ところが、同級生の女性は「2人ともそんなにモテなかった」と話す。

「兄のほうが色白でややスタイルがよく、彼女がいた時期もあった。弟は兄ほどまじめじゃない。双子のせいか、すごく仲がよくて、いつも一緒だったからあまり友達はいなかった。卒業後は2人とも高校に進学したはずだけど、ここらの若者が熱くなる毎年10月の『泉州だんじり祭』に参加せえへんから、消息は入ってこなかった」(同・女性)

30分でジョッキ10杯の酒豪

 少なくとも、中学時代はロリコンをにおわせるような兆候はなかったという。

 実家近くの女性住民によると、幼いころから両容疑者を育てたのは年若い母親だった。夫と離別後、女手ひとつで仕事と家事を両立。双子はそんな母親の背中を見て、非行に走ることもなく、まっすぐに成長したはずだった。

「2人とも若いころから働きに出て立派だと思っていました。お兄ちゃんはナイーブな性格が災いして職場の人間関係などに悩み、勤め先を変えたこともあったみたいですが、そういうときは何も言わなくても弟さんが“以心伝心”で励ましてあげていました。

 2人そろってお酒が強くて“いくら飲んでも酔わないんだ”と言って、ものの30分でジョッキを10杯ぐらい飲み干しちゃうんですって」(近所の住民)

 酔わないほど酒に強かったとすれば、亮太容疑者の「覚えていない」とする供述はあやしくなってくる。

 一卵性の双子には、不思議としか言えない同調性があるとされてきた。例えば、たまたま同じ色や模様の洋服を選ぶことがあったり、一方の喜怒哀楽の感情がもう一方に伝染したり……。

 前出の中学の同級生男性は、10数年前に勇生容疑者からこんな話を聞いたことがあると明かす。

「きょうだいで仲がいいよね、みたいなことを言ったら、勇生容疑者は“見たいテレビ番組も、食べたいメニューも一緒のことが多いんだよ”と笑って教えてくれました。妙に納得したことを覚えています。でも、この事件は理解できません」

 被害女児は、両容疑者の豹変にどれだけ傷ついたろう。2人ともそれを想像できず、理性がまったく同調されなかったのが情けない。

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