不倫“サレタ側”が涙の告白「モラハラ&二股不倫夫でも顔が好きで別れられない」

週刊女性PRIME / 2020年6月12日 20時0分

※写真はイメージです

『昼顔』や『あなたのことはそれほど』など、話題になったドラマやマンガには不倫がテーマのものが多い。してる側は背徳感でドキドキ、でもサレた側はたまらない! そんなサレ側男女の声を聞いた。

 集英社のマンガアプリ『マンガMee』で連載中の作品『サレタガワのブルー』(サレブル)が今、話題だ。

 主人公である新進気鋭のデザイナー・田川暢(たがわのぶる・26歳)は、妻の藍子(あいこ・29歳)にぞっこん。すべての家事を完璧にこなし、稼ぎもよく、温厚でイケメン。

 そんなスーパーダーリンに溺愛されながら、藍子は会社の上司・森妻子あり)と浮気をしていた。残業と称してラブホに通い、ヤバすぎるLINE局部画像を送りあう。それはある日、暢ともうひとりの“サレタガワ”森の妻の知るところとなり……。

 現在、クライマックスを迎えている本作だが、タイトルのとおり不倫する側でなく、された側にスポットをあてているのが新しい。キャッチフレーズは“不倫したくなくなるマンガ”これだけ不倫が世にはびこっているにもかかわらず、された側の苦しい声はほとんど聞こえてこない

 今回、取材班は男女3人の“サレブル”を聞いた。

“常連さんとアフター”で朝帰りの実態は

 ひとり目の“サレ夫”、道夫さん(仮名・42歳)が2つ年下の妻・美香さん(仮名)と出会ったのは12年前。飲み会の席で美香さんに一目惚れし、その日に連絡先を交換。交際3か月でのスピード婚を果たす。その後、1男1女の子宝にも恵まれたが、2年ほど前、妻がアルバイトを始めてから、すべてがおかしくなった

 そもそも道夫さんが職場でリストラされ、失職したのが妻が働きに出た理由。妻の勤め先がバーであっても文句は言えず、むしろ頭を下げたい思いだった。しかし“常連さんとのアフター”で帰宅時間は日に日に遅くなり、ついには朝帰りする日も。朝、子どもを学校に送り出すのはすっかり道夫さんの役目になった。

 早々に職につき、妻にはバーをやめてほしい。気持ちはあっても職がない。そんなジレンマのなか道夫さんは、入浴中さえも携帯を手放さなくなった妻に気づくある日、眠る妻の手元にあった携帯のLINEを見てしまった

hiro「君の子たちが俺の子じゃないということが、とても悲しいよ
hiro「俺の子どもを産んだのも、なぜ君じゃないのか
hiro「みか、俺の子どもを産んでくれ♪
美香「私もひろくんの子ども産みたいよ……つくろう♪2人の子ども♪

 完全に陶酔しきったふたりの世界。ラブラブスタンプの応酬。え、なにコレお花畑? 激しく動揺した道夫さんは妻を叩き起こした。そして寝起きの妻が語ったのは……「ひろくん」は30代前半でバーの店長。年上女性が好きで、バイトの面接時から激しく口説いてきた。バイト終わりに誘われるまま飲みに行く関係だが「一線は越えてない」。

 だって店長にも子どもいるし……そう主張する妻に、“あの文面でなにもないわけないだろ!!”と怒りで頭が真っ白になった。グッと胃からなにかがこみ上げ、トイレで吐き続けた。

 結局、妻には即バイトをやめさせ、当面の生活費は親に借金して工面した。現在は大手企業に再就職した道夫さん。

「いちばん信じていた妻に裏切られた。もう2度と愛せない。下の子が15歳になったら別れると伝えています」

部下の女性、元妻との“二股不倫”

 2人目に紹介するのは“サレ妻”の繭子さん(仮名40歳)。彼女が夫(45歳)の異変に気づいたのは3年前の夏。バツイチ同士が再婚して半年、まだ新婚のころだった。

 出会った当初は「30分、顔が見えないだけでもう繭子ロス。禁断症状出る」と言うほど情熱的だった彼が、入籍し一緒に暮らしてからは繭子さんの一挙一動に文句。文句以外は終始無言で「おはよう」さえない。2人のなじみの飲食店にも“お前は出禁な”とひとりで通うようになった。

 繭子さんは夫の変化に戸惑い、次第に彼に対する疑問をふくらませていった。珍しく2人で出かけたある日、突然「お前、日本語が通じねえんだよつまんねえ女」と言い放ち、夫はひとりスタスタと帰宅。さすがに不信感が爆発し、帰宅後、夫がシャワーをしている隙に携帯を盗み見た。日ごろチェックしていたパスワードを入れ、怪しそうなLINEを開く。

大丈夫? 浮気して帰って奥さんに刺されてない?(汗)

 LINEの送り主は繭子さんも面識がある、夫を過剰に慕う部下の女性だった。先日、夫が朝方まで帰らなかった日のメッセージだ。だが、繭子さんにとってもっと衝撃的だったのは、元妻とのやりとり……

「今日も大好きですよ♪」

 元妻が育てる子どもの成長報告に加え、連日交わされているその言葉。会話にはハートマークが飛び交い、ときには「Hしたい」というスタンプも……。繭子さんを罵倒(ばとう)し、無視する夫は日々、元妻に愛を囁(ささや)いていたのだ。繭子さんは震える手で携帯を閉じた。

「日ごろ、デブだブスだとけなしていた部下との浮気は腹が立つけど、彼がその子を大して好きじゃないのはわかる。むしろ前の奥さんとのやりとりのほうがショックでした彼は釣った魚にエサはやらず、逃げた魚は全力で追うタイプ

 元妻との離婚原因は、おそらくモラハラ。浮気もあったかもしれませんね、と話す繭子さん。それでも、別れない。

どうしても好きなんです……彼の顔が無視されても怒られても“え、この角度カッコいい”とか思う。よけいなヤキモチを焼いて“出てけ!”と、逆ギレされたこともあったし、そっとしておきます」

 何より、「自分が離婚して引き下がり、別の女が彼の妻の座に座るのが悔しい」という。

 浮気もモラハラもなかった前夫より今の夫に執着してしまう、と語る繭子さんの左手薬指には、カルティエの結婚指輪が輝いていた。

妊娠したら俺の子ってことにされそう

 最後の“サレ夫”、達也さん(仮名・52歳)には自慢の13歳下の妻と可愛い娘がいる。結婚前は企業の役員秘書を務めていた妻は、美人と評判だ。その妻が浮気している、と語る達也さん。

去年、妻がPTA役員になったのですが、そのときの会長とデキてるってウワサがあってね……

 会長は30代半ばのイケメン。自営業で、多忙な介護職の妻に代わってPTAに参加。若さとノリのよさで女性陣の人気をつかんだという。

妻が“ワンチャン”、“ガチで”など、聞いたこともないような、おかしな若者言葉を使いだし疑問に思っていました

 日中は“MTG(ミーティング)、夜は“懇親会”という名目で頻繁に出かけていたのですが……つい先日、妻の財布からAホテルの日帰りプランのレシートを見つけてしまった。もうこれは絶対クロ。浮気でしょ! と妻を責めました」

 すると妻は“PTAの引き継ぎだが、学校は閉鎖中で教室が使えない”、“Aホテルのテレワーク応援プラン変なものじゃない”などと言い張る。怪しすぎるが、それ以上、確たる証拠もない。目下、監視と証拠集め中だというが、もうひとつ気になることがあるという。

最近、セックスのときにコンドームを使いたがらない。浮気相手とも生でやってるのかな妊娠したら俺の子ってことにされそうでイヤだよ

 まるで笑い話のように話す達也さん。顔で笑って心で泣いているようだった。

(取材・文/大西鮎子)

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