小倉美咲ちゃんの母、“脅迫男” 逮捕も不安を吐露「誹謗中傷はまだ続いている」

週刊女性PRIME / 2020年8月6日 21時0分

才津容疑者からとも子さんに続くれた脅迫メッセージ

《殺す 殺す 殺す……》

《殺しに行くよ?》

《自主(原文ママ)しないじゃ殺す! おまえだ。犯人…早くしろ 娘以上に怖い思いさせてやる! 殺される残りのわずかな時間楽しめ》

《おまえの人生、すでに終わってる。顔気持ち悪いし 早く死ね!死刑》

すべての誹謗中傷者が
逮捕されたわけではない

 今年6月半ば、千葉県成田市に住む小倉とも子さん(37)に見せてもらったスマホの画面には、目を背けたくなるような脅迫文が羅列されていた。

 とも子さんは、山梨県道志村のキャンプ場で昨年9月、行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲ちゃん(8)の母親だ。事件発生から間もなく、SNS上での誹謗中傷に苦しめられてきた。

 冒頭の脅迫文は、「才津勝二」と名乗るアカウントからフェイスブックを通じて送られてきた。アイコンは闘犬の写真。脅迫のメッセージは昨年11月〜今年2月にかけて、10回ほど続き、その模様は週刊女性でも写真付きで報じていた(『小倉美咲ちゃんの母が独占告白、「殺人犯」とまで言われてもSNS投稿を続ける理由』記事参照)。

 昨年11月にとも子さんから相談を受け、捜査を続けていた千葉県警成田署は5日、脅迫文を送りつけていた男性を逮捕したと発表した。

 男性は、自称とび職の才津勝二容疑者(31)。とも子さんのスマホに表示されていたアカウント名と同姓同名だった。

 成田署から逮捕の知らせを受けたとも子さんは、電話取材にこう語った。

長い間、脅迫の恐怖と苦しみを与えられ、そのつらさにただ耐えてきた。今回の逮捕で一歩進んで安心はしたが、これはあくまで1人で、すべての誹謗中傷がなくなるわけではない ​。ネットによる中傷はまだ続いているので、心から安心はできません

 とも子さんはツイッターやインスタグラムなどで投稿をする度、誹謗中傷を受けている。今回逮捕された才津容疑者は直接のメッセージだったが、ブログにとも子さんの自宅や家族の写真を載せ、あらぬ憶測を書き連ねる人物も複数いる。

 そんな状況下、とも子さんはSNS上で「つらいです」と正直な気持ちを吐露し、「だったらSNSをやめればいい」というコメントも寄せられるが、それでも投稿を続けるのは美咲ちゃんのためだ。

美咲が戻ってこない限り、家族で笑顔のある楽しい生活を送ることができません。なので、1日も早い発見に向けて、情報提供をお願いします

 とも子さんは7月上旬にホームページも開設し、情報提供を呼び掛けているが、現時点で有力な情報は得られていない。

(取材・文/水谷竹秀)

PROFILE●水谷竹秀●ノンフィクションライター。1975年三重県生まれ。上智大学外国語学部卒業。カメラマンや新聞記者を経てフリーに。2011年『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』で第9回開高健ノンフィクション賞受賞。近著に『だから、居場所が欲しかった。 バンコク、コールセンターで働く日本人』(集英社文庫)など。

●情報提供のお願い
「美咲に似ている子を見かけたなど、些細なことでも情報を求めています!」(とも子さん)
【情報提供先】大月警察暑 TEL:0554-22-0110情報提供はHP(https://oguramisaki.com/)

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