小島瑠璃子の泥沼“四角関係”、彼女アピールで外堀を埋めるのは「焦り」の表れか

週刊女性PRIME / 2020年8月27日 22時0分

小島瑠璃子

「ヤバい女になりたくない」そうおっしゃるあなた。ライターの仁科友里さんによれば、すべてのオンナはヤバいもの。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、仁科さんがさまざまなタイプの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」を分析していきます。

第45回 小島瑠璃子

 8月14・21日号『週刊ポスト』(小学館)がタレント・小島瑠璃子(以下、こじるり)と超人気漫画家『キングダム』の作者である原泰久センセイとの熱愛を報じました。

 こじるりは面食いを自称していましたので、恋愛対象は俳優などのイケメンかと思いきや、意外なところに行ったものだと私は思っていたのですが、ネットでは「原センセイはいつから独身になったのだ」という声が上がります。子煩悩で、単行本のあとがきやTwitterでお子さんに関する話もちょくちょくされていた原センセイだけに「もしかして、こじるりが略奪したのでは?」というような憶測も飛び交いました。

 これに対して、こじるりは《SNSだろうと誹謗中傷はしてはいけないし、直接傷つけるのと一緒ということが何故まだ浸透していないのだろう。想像で、ただの想像で、ひとの人格や生き方まで非難するのは本当にもう終わりにして欲しいです。とても悲しいです。》とツイートしています。

 こじるりの言うとおり、証拠もないのに略奪愛だと決めつけてはいけません。万が一、略奪愛だとしても、妻子と別れるかどうかの最終的な判断は、原センセイがすることですから、こじるりだけが責められるのもおかしな話です。若く美しい女性を手に入れるために、3人のお子さんをあっさり捨てる判断ができる男性なのだとしたら、そちらのほうがヤバいのではないでしょうか。

自らテレビで原センセイとの関係を話題に

 そんなことより、私がこじるりのヤバさを感じたのは、8月19日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)での、こじるりのふるまいなのでした。

 仕事で古代中国の兵馬俑(へいばよう)を見に行ったこじるりですが、帰国すると、家の中で妙な音がすることに気づきます。霊感のある人に家の中の写真を見せたところ、「寝室に中国の兵士が奥まで並んでいる」と言われたのだとか。

 夏に好まれるコワい話をしたのかもしれませんが、こじるりの彼氏、原センセイの『キングダム』は古代中国の春秋戦国時代を描いたもの。すかさず、司会の明石家さんまに「キングダムだなぁ!」とつっこまれていました。さんまが「もう、自ら言う~! 俺は我慢していたのに」と言っていましたが、これはこじるりがさんまを誘導したと見ることもできるでしょう。

「こじるりが略奪をしていない」と証明できない限り、こじるりの熱愛はあまりいいイメージで解釈されることはないでしょう。にもかかわらず、なぜ自分から「私の彼氏は、原センセイです」とテレビで話題にするのか。もしかしたら、こじるりは外堀を埋めたいのではないかと私は思いました。

 外堀を埋める目的は2つあると思います。

1.交際を公言することで、「今の彼女は私です」と前妻にマウントを取る。
2.交際を公言することで、原センセイを逃げられなくする。

 もちろん、この2つは私の推測にすぎないわけですが、タレントが自分から、あまりイメージのよろしくない熱愛に触れることは極めて稀です。どちらにしても、こじるりの余裕のなさや焦りのようなものを感じずにいられなかったのです。

原センセイの立身出世ゲームのような恋愛

 そんなことを思っていたら、9月3日号『週刊文春』が、こじるりの「ワケあり恋愛」を見事に解き明かしてくれたのでした。原センセイはこじるりと出会う前に、元アイドルのAさんと不倫関係にあったそうです。Aさんは原センセイとの結婚を真剣に考え、婚約者と別れるほどに本気だったといいます。原センセイと前妻は昨年12月ごろに離婚に至ったようですが、原センセイは煮え切らず、結局、Aさんとは結婚しませんでした。Aさんが芸能界を引退した今年の春ごろに、原センセイはこじるりとの距離を急速に縮めていったそうです。

 熱愛発覚当初、ネットでは、原センセイ、前妻、こじるりの三角関係が騒がれましたが、『文春』の記事によれば、実際は原センセイをめぐって、前妻、Aさん、こじるりが争う、より複雑な四角関係になっていたわけです。

 男性芸能人やミュージシャンが売れた途端に、糟糠の妻(や子ども)を捨てて、美しい女性芸能人と再婚するケースは枚挙にいとまがありませんが、原センセイもこのタイプの男性なのかもしれません。男性は成功の証として美しい女性を妻にしたいのかもしれませんし、桁はずれの才能や財力のある男性に魅力を感じる女性も多いでしょうから、ひかれあう2人を止めることは難しいでしょう。外野は「売れたら、一般人妻をポイ捨て」に嫌悪感を抱くこともあるでしょうが、きちんと責任を果たして妻と離婚し、新しい相手と結婚するのなら、どちらの女性も前を向いて歩いていけると思います。

 しかし、原センセイの場合は、ちょっと違う。「売れたら、芸能人と付き合う、結婚の約束はする。が、離婚はしても実際に結婚はしない」というヤバさを見せています。元アイドルのAさんと別れて、こじるりと急接近したわけですから、「売れたら、一般人妻をポイ捨て」したのではなく、「売れたら、芸能人と交際を始め、さらに芸能界有数の売れてる芸能人と交際する」という、立身出世ゲームのような恋愛をしていると言えるのではないでしょうか。

 もしそうなら、こじるりもうかうかしていられません。芸能界から原センセイのファンが新たに出現したら、その人にセンセイを持っていかれる可能性があるからです。こじるりが原センセイと元アイドルとの関係をどこまで知っているかはわかりませんが、もし知っているのだとしたら、原センセイを囲い込むためにテレビであえて「私は原センセイの彼女です」とアピールして周囲をけん制し、外堀を埋めるようなヤバい行動をとっても不思議はないと思います。

ベッキーの例とも重なるタレントとしての危機

『文春』の記事には、こじるりが交際発覚1か月前に意味深なツイートをしたと書かれています。

《過去に、真実はない。僕はいまを生きている。そして、今の僕が愛しているのは君だけだ。》というツイートは、再放送されていたドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)から引用したものだそうです。高視聴率を記録した人気ドラマですから、単純にセリフに心ひかれた可能性が高いと思いますが、こじるりが自分のプライベートと照らし合わせて、原センセイを信じるための“材料”にしている可能性もゼロではないでしょう。

「自分は今、愛されているから、過去なんて気にしない。過去なんて終わったこと」。ちょっと問題のあるヤバい男性を好きになった時に、多くの女性はそう思いがちです。確かに過去にやらかしたからといって、同じことをすると決めつけてはいけませんが、その人の本質は、行動に現れるのも事実なのです。そういう意味で、過去がヤバい人は、人間性もヤバいと言える部分はあるでしょう。

 バラエティー界の重鎮からそつなく可愛がられるおリコウさん、こじるり。そんな彼女が、なぜ、わざわざややこしいワケあり恋愛をするのか、私にはわかりませんが、それだけ恋愛にのめりこめるというのは、ある意味幸せなことではあります。ただし、タレントとしては、よろしくありません。

 かつてタレント・ベッキーは『やりすぎコージー』(テレビ東京)で、「サイン色紙を書いた後は、その人の幸せを祈る」ことを明かすなど過剰に“いい子ウリ”していましたが、ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との不倫が発覚。離婚届を“卒論”と呼ぶなど、川谷とのLINEのやりとりが流出してバッシングが加熱し、芸能活動を休止せざるをえなくなったという前例もあります。

 仕事ではおそろしいくらい頭が回っても、恋愛になるとそうもいかない。女性タレントにとって、恋とは芸能人生命を左右しかねない、ヤバいものなのかもしれません。


<プロフィール>
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に応えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」

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