手越祐也、“蒸し返し本”とYouTube絶好調でテレビは「テイッ」とおさらば!?

週刊女性PRIME / 2020年9月5日 20時30分

フォトエッセイ『AVALANCHE 〜雪崩〜』出版記者会見での手越祐也(2020年8月5日)

 8月31日、YouTubeで脱毛サロンの経営に乗り出すことを発表した手越祐也。

 ほぼ同時に求人サイトでの社員募集を開始し、そちらによると、サロンは新宿(東京都)、池袋(同)、川越(埼玉県)、心斎橋(大阪府)の4店舗で展開し、採用予定数が全店計100名だという。
 
 6月19日、ジャニーズ事務所退社を発表してから、主にYouTuberとして活動していたが、“次の一手”を打ってきたことになる。

「4店舗展開で正社員100人募集というのはかなりの規模ですね。こういったエンタメ以外で大きめのビジネスに乗り出すのは、赤西仁、渋谷すばる、錦戸亮など、ここ最近のジャニーズ事務所退所組にはなかった異例な動きといえるでしょう」(芸能プロ幹部)

 8月5日に“暴露本スレスレ”といわれるフォトエッセイ『AVALANCHE 〜雪崩〜』(双葉社刊)を発売したことも異例だった。

 この本で最も注目されたのは、これまで熱愛が噂になった複数の女性タレントや女優の名前を実名で挙げて言及したこと。

いちばん反響があったのは柏木由紀の件

 言及といっても噂になった経緯の説明と各人との熱愛を否定するものだったが、これが大きな騒動に。

 直接的、間接的なクレームが相当、手越のもとに届いた。特に強く反発したのは、AKB48柏木由紀とNEWSのファンだ。柏木については2015年、浴衣やスノーボードウエア姿で身体を寄せ合っている写真が週刊文春で報じられた。

 人気絶頂だったAKBの中心メンバーとジャニーズのトップアイドルのスキャンダルは、双方のファンに大きなショックを与えた。それだけに今回、「実際付き合っていなかった」と釈明しながら、結果的に疑惑を“蒸し返した”手越に、SNS上では批判が集まった。

「8月5日に行われた出版記者会見を前に、柏木由紀をはじめとして実名を挙げられたタレントの大手芸能事務所は付き合いのあるマスコミに迷惑と怒りをあらわにしていました。古巣となったジャニーズ事務所は、というと、同じ日に嵐のスマートフォンのCM会見があったため、大きく報じないようにと忠告した程度で、静観の態度を見せていました」(ワイドショースタッフ)

 総スカン状態に、さすがの手越も「まずい」と思ったのだろう。『AVALANCHE 〜雪崩〜』の発売5日後の10日、自身のYouTubeチャンネルに謝罪の動画をアップした。

 おそらく女性タレントの側に向けてと思われるが、このように述べている。

「『あのときは違ったんだよ』ということを伝えられたらなんかこういろんなモヤモヤが晴れるんじゃないかという、自分の中の意思ではそれを書いたんですけど、ただそれを信じて突き進み過ぎた結果、逆にその方々にもご迷惑をさらにかけてしまう形になってしまったのでそこは心から申し訳ないと思っております」

 つまり、裏を返せば「熱愛否定の趣旨なら許されると思った」という言い分だが、手越にインタビュー取材した経験もあるメディア研究家の衣輪晋一さんはこれに苦言を呈する。

「とにかく事実とは違う方向にメディアに誘導される、そうした流れを壊したいという思いが強かったのでしょう。しかし実際は炎上につながってしまった。ネットの初心者である手越さんは、正義感だけが突っ走っているだけに見えます。つまり厳しい言葉で言えば、志は高いが浅はか。現実が見えてなかった」

騒動を巻き起こした本の売れ行きは……

 しかし、たどたどしいながらも自分の言葉で反省を述べた姿勢、女性タレントサイドだけでなくファンにも謝罪した点に彼の人柄があらわれているという。

「インタビューをしていても他ジャニーズと比べてサービス心旺盛のタイプで、取材陣からの印象はよいほう。おそらく世間の印象とは違い、かなりまじめで陰での努力家であり、自分なりに本気でファンを大切にしているところが酌み取れます」

 『AVALANCHE 〜雪崩〜』については、初版5万部で、10万部まで増刷という見方もあったが、「それはないのでは。5万部を程よく消化するくらい」(出版プロデューサー)という状況だそう。

 出だしからつまずいた手越の“辞めジャニその後”だが、なかなかどっこいしぶといのである。

 YouTuberとしてはかなりの勢いで、チャンネル登録者数は151万人で芸能人8位(9月3日現在。編集部調べ)となっている。

【芸能人YouTuberチャンネル登録者数ベスト10】
左から順位、タレント名、チャンネル登録者数
1位 嵐 298万人
2位 中田敦彦(オリエンタルラジオ) 284万人
3位 江頭2:50 216万人
4位 本田翼 212万人
5位 梶原雄太(キングコング) 208万人
6位 佐藤健  195万人
7位 花江夏樹 167万人
8位 手越祐也 151万人
9位 石橋貴明(とんねるず) 125万人 
10位 宮迫博之(雨上がり決死隊) 111万人
(9月3日現在 編集部調べ)

 質問コーナーやモーニングルーティンなどド定番の企画もあるが、無人島ロケや火渡り・滝行などの修行ロケなど、身体を張る企画にも果敢に挑んでいる。

 レギュラー出演していた『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に寄せていることは明らかだ。

次に流行らせるのは「アリガト!」か

 前出の衣輪さんは、無人島ロケは「テレビ番組のでき損ないのような構成になっており安易な企画。結果的に『イッテQ!』のクオリティーの高さがわかった」とバッサリだが、全体的には“YouTuber手越”をこう評価する。

「正直、ここまでちゃんやれるとは思っていませんでした。YouTube仕様のテンションでキャラクター作りに努力しており、また子どもがまねしやすい『アリガト』などのネタを連呼するなど、ひと通りの“YouTuber”らしさを保っていると感じています。実際に『テイッ!』は一時期SNSや生配信アプリなどで流行(はや)りましたから初速としては十分かと」

 あるテレビ局社員によると「手越君が“蒸し返し本騒動”で謝罪し、迷惑をかけた芸能事務所にスジを通したのは、今までのように地上波テレビに出続けたいという希望もあるから」と証言する。

 しかし衣輪さんは、逆に「テイッ」と振り切って芸能界を捨てるのもひとつの手と提案する。

「“暴露”までいかなくても、世の中の一次情報を発信し続けること。業界では『手越に気をつけろ』『あれは危ない、怖い』の声が確かにありましたが、人気になっていけば、芸能界やメディアの管理・忖度(そんたく)の古めかしい社会に風穴をあけられる存在になるかもしれません。いずれにせよ“スーパーポジティブという個性”で全力で突っ走らなければ、後悔が残るように思います。彼が自分の思想を貫きたいなら自分自身が“メディア”になる覚悟が必要でしょう」

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