ジャニーズは「解散」という美学を忘れたのか、“名ばかりグループ” を増やす罪

週刊女性PRIME / 2020年10月6日 20時30分

活動休止する嵐・大野智、3月に退所するTOKIO・長瀬智也、退所した元NEWS・手越祐也、不祥事で退所&解散した宇宙Six・山本亮太

 もはや不祥事以外で、解散という道はないのか?

 闇パチスロ店に出入りしたことを「文春デジタル」に報じられたジャニーズJr.の4人組ユニット『宇宙Six』の山本亮太(30)。今月1日をもってジャニーズ事務所は、山本との専属契約を解除した。

「いい訳は通じない。闇スロで金を使えば、それは間違いなく反社会的勢力の資金になる。事務所としては、首を斬るしかなかった」

 と芸能リポーター。残った『宇宙Six』の3人、松本幸大(31)、江田剛(32)、原嘉孝(25)は自分たちで話し合い、解散を決めた。

潔さがない、未練タラタラ

「宇宙Sixはデビューこそしていませんが、ジャニーズのグループとしてSMAP以来の解散です(退所グループはあり)。事実上の解散、というグループはたくさんありますが、なぜか解散しない。その理由としては、ジャニー(喜多川)さんが作り、強い思い入れがあったグループだからなどいろいろありますが、解散を発表しないのは潔さがない。未練タラタラなんですよね」(前出・芸能リポーター)

 つい先日、少年隊の植草克秀(54)と錦織一清(55)が今年いっぱいで退所することがわかった。東山紀之(53)だけはジャニーズ事務所に残る。事実上の解散だが、少年隊という名前だけは残すという。

「来年3月に、長瀬智也が退所するTOKIOも、残った城島茂、国分太一、松岡昌宏が株式会社TOKIOを作ることで『TOKIOの〇〇です』と名乗ることになる。年内いっぱいで大野智が活動休止に入る嵐も、解散ではなく活動休止を選択しますが、芸能界から距離を置きたい大野がまたグループ活動に戻る可能性は低い。

 デビュー当時は9人組だったNEWSは今年、手越祐也が退所したことで3人になったがグループ存続を選んだ。どうして解散を選ばないのか、ファンクラブの存続問題などがあるとは思いますが、解散という美学を忘れてしまっているというか、そんな感じがしますね」(スポーツ紙記者)

SPEEDや安室奈美恵の潔さ

 かくして不祥事でも起こさない限り、ジャニーズ事務所には解散しそびれたグループの一部メンバーが残り続けることになる。

 前出・芸能リポーターが続ける。

「あの桑田佳祐も以前、サザンオールスターズの解散のタイミングを失った、というような発言をしていました。それでも彼らは今も、活躍しているからファンとしてはありがたい。

 1990年代に一世を風靡したダンス&ボーカルグループのSPEEDは、人気絶頂で解散を選択しました。その際、所属事務所社長に『活動休止という選択肢はなかったのか』と尋ねたところ、『本人たちに今、SPEEDとして再び活動する気持ちがなく、復活する時期も明確に打ち出せないのに活動休止にすることは、ファンを裏切ることになる』ということを静かに語っていました。

 グループ活動をしないグループを残すことがファンを裏切ることにならないのか、解散しないジャニーズグループが増えるにつけ、そんなことを考えますね」

 自分の人生をかけ、好きなタレントを必死に推すアイドルファン。解散する日が来ないことを祈りつつも、解散という儀式を通過することによって、ファン自身もそれまでの応援活動にピリオドを打ち、清々しく散る気分を味わえる。

「解散や引退をきちんと表明し、それに向けて最後のコンサートツアーなどを行うことで、グループとファンの密な関係性を最後まで共有することが、解散であり引退。引退した歌手の安室奈美恵さんのように、きちんとファンにさよならを言ってくれたほうが、ファンはいつまでもモヤモヤしないで済みますよ」(前出・芸能リポーター)

 解散にしろ、引退にしろ、きちんとそう表明することは、確かなファンサービスだ。

〈取材・文/薮入うらら〉

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