『相棒』芦名星さんの代役は見つけず、杉下右京の“味方”を戻した「暗黙の背景」

週刊女性PRIME / 2020年11月11日 17時0分

ドラマ『W県警の悲劇』試写会・記者会見での芦名星さん('19年7月)

 9月14日に亡くなった女優の芦名星さん(享年36)が出演していた、水谷豊(68)主演の刑事ドラマ『相棒 season19』(テレビ朝日系)。同作品はドラマ誕生20周年を迎え、高視聴率を維持し続けていただけに、物語に彩りを添えていた芦名さんの不在には、多くの人が悲しみの声をあげていた。

愛されていた芦名さんの想いを胸に

芦名星さんが演じていた写真週刊誌記者・風間楓子は男性役者の多い相棒シリーズの中でも華を添える女性のひとり。凛とした楓子役は芦名さん以外いないと思います。ドラマでもキーパーソン的な役どころでした」(『相棒』シリーズのファン)

 彼女の悲報について『相棒』公式ツイッターでは、

相棒のレギュラーメンバーとして「週刊フォトス」記者・風間楓子を演じていただいた、芦名星さんがお亡くなりになりました。芦名さんにはseason15よりご出演いただき、その印象的な役柄で相棒の世界に多くの彩りを加えて頂きました。キャスト・スタッフ一同心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 とツイートし、10月14日に放送された「season19」第1話のエンドロールで、芦名さんへの哀悼メッセージを放送。楓子役は重要な役どころにも関わらず、芦名さんの死から2か月が経っても代役は発表されていない。これは制作サイドが『相棒』ファンの気持ちを汲み取った「楓子役は芦名星さんしかいない」という気持ちの現れなのかもしれない。

 しかし、11日放送の第5話からある“記者”があたらに登場することがわかった。

「風間楓子のような記者は刑事ドラマには欠かせない存在で、情報収集する刑事にとって、切っても切り離せない関係。芦名さん不在で4話放送されましたが、やはりこのドラマに“記者役”は必要。そんな中、season14〜15に出演し、ファンから人気だった検事役の黒崎健太(内田裕也)が検事を退職して、日刊紙の記者となって再登場することになったようです」(制作会社関係者)

 内田裕也演じる黒崎は、冠城亘(反町隆史)の法務省時代の同僚で、冠城に対して塩対応でありながらも、杉下右京(水谷豊)には尊敬の念を抱き好意的。season14で初登場し、杉下と功績を挙げるも、season15で殺人事件の捜査に協力したことで地方へ左遷されてしまう。season16での出演を最後におよそ2年ぶりの登場だ。

「内田裕也のキャスティングは、決して芦名星さんの“代役”ではく、ドラマ内に必要な“記者”としての存在です。ドラマ制作側も準レギュラーの方向で話が進んでいるようですよ。当初、season19では第8話で出演だったのですが、第5話に前倒しになったようで、内田も言葉にこそ出さないけど、それを理解したうえで演技に臨んでいると聞いています」(テレビ朝日関係者)

 過去に杉下右京を庇って左遷された黒崎にはファンも多く、そんな彼が戻ってくることにSNS界隈では喜びの声が上がっている。

 芦名星さんの代役を立てないことは『相棒』キャスト・スタッフから愛されていたからこその想い。内田のキャスティングは、彼女の死を悲しむ『相棒』ファンに少しでもドラマを楽しんでもらおうと、制作陣が試行錯誤した結果なのかもしれない。黒崎の“記者役”にも注目していきたい。

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