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木村拓哉にKoki,ら“最強ファミリー”を統べる、ボス母・工藤静香の「孤軍奮闘20年」

週刊女性PRIME / 2021年5月9日 20時0分

直撃取材に応える工藤静香(2017年)

《HAPPY MOTHER'S DAY いつもありがとうございます》

 5月9日の「母の日」、Cocomiが自身のインスタグラムで母・工藤静香に感謝のメッセージを送った。

 2001年5月に第1子となる長女・心美(Cocomi)を出産してから今年で20年、静香もまた母親として“成人式”を迎えたわけだーー。

 言わずと知れた国民的スター・元SMAPの木村拓哉の妻であり、今や最も注目される芸能人姉妹となったCocomiとKoki,を支える母親でもある静香。

《結婚します。入籍はまだです。(オメデタという話は)事実です。(工藤静香からは)“授かったよ”と。(パパになる気持ちは)それはなってみないとわからないです》

 2人が夫婦になったのは2000年12月。先駆けて行われた報告会見では静香の妊娠も明かした木村。当時、人気絶頂期にあった“キムタクのできちゃった婚”に世間は騒然とし、ファン女性からも悲鳴が上がった。

 そして結婚はもとより、ファンらを愕然とさせたのは相手が“工藤静香”だったから。当時を取材したスポーツ紙芸能デスクは「不釣り合いな2人に見えた」と話す。

「静香さんは、もともと万人受けするとは言い難いヤンキーキャラでアンチも多かった。当時、元『光GENJI』の諸星和己や『XJAPAN』のYOSHIKIとの交際も囁かれていました。かたや、キムタクはファン公認とされていた“かおりん”との一途な愛を貫いており、そのまま結婚するものだと思われていましたからね。

 キムタクの結婚報告を受けて、当時は実際に静香さんのディナーショーが行われる会場に爆破予告や殺人予告の手紙が送られるほどの事態に。そして“キムタクの妻”になった彼女はもちろん、キムタクにも“見る目がない”などと心ない言葉が浴びせられたのです」

ママ友に「ウチは普通かな〜」

 好感度やイメージが重要視される芸能人で、ましてや女性ファンが多いアイドルならばなおさらのこと。そこで静香は夫を守るために“身を引く”ことを選ぶ。

「結婚翌年に長女のココちゃん(2001年5月)、そして光希ちゃん(みつき・2003年2月)が生まれたこともあって“主婦”になることを選んだのです。今では出産してすぐに仕事復帰するママタレントも多いですが、当時の静香さんは出演オファーがあったにもかかわらずほとんど断っていたといいます。

 さらに、お嬢さんたちが通う学校でできたママ友たちには、“う〜ん、ウチは普通かな〜”とキムタクに関する詳細は語らなかったそう。それこそ、隠れるように生活して“キムタク”ブランドを守ってきたのです」(木村家を知る芸能関係者)

 中学生から芸能活動をスタートし、常にスポットライトを浴びてきた彼女にとって、隠れながら家庭を守る“主婦業”は想像以上のストレスだったことだろう。

 秋元康に見いだされて「おニャン子クラブ」の一員として歌手・タレントの片鱗を見せていった静香。グループ解散後にソロデビューするやオリコンランキング1位を獲得し、以降はトップアイドルの1人として芸能界に君臨することに。

「おニャン子の中でも、キャラクターや歌唱力も含めて彼女はいちばん突出していたと思います。それ故にアンチが多いともされますが、AKB48でセンターを務めた前田敦子さんもそうだったように、他者より目立つ存在だからこそ叩かれていたのでしょう。

 そんな“自己プロデュース”に長けていた静香さんが、今は夫と娘たちに尽力しているわけですが、ファミリーの活躍ぶりは言うまでもない。彼女こそ木村家を統べる“長”であり、芸能界における“最強ママ”ではないでしょうか」

 とは、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏。「あらためて、周りでも“工藤静香はすごい”という声を聞きます」と、その多才ぶりを評価する。

 芸能活動をセーブする一方で、静香は他分野での“ビジネス”を展開していく。画家だった父親の影響から始めた絵画制作は『二科展』で23作品の入選を果たし、全国各地で個展も開催。また、自らジュエリーデザイナーを務めるブランド『トレジャーフォー』を立ち上げた。

「当時は“自分の好きなデザインがなかったから作っちゃった”と、語っていましたね。印象的だったのが、彼女も指につけていたダイヤが散りばめられたドクロのリング。実は、木村さんもお揃いで身につけていたんですよね。仕事上、あからさまな結婚指輪をけるわけにはいかないので、家族の誕生石が埋め込まれたドクロリングを“愛の印”のがわりにつけていたんだとか。

 でも、言ってしまえば夫を商品の“広告塔”にしていたわけです。お値段はなんと300万円以上! さすがに“キムタク売れ”はしなかったみたいですが(笑)」(ワイドショー芸能デスク)

Koki,が通販サイトで“モデル”に

 他にも、海外から取り寄せたオーガニック商品やアクセサリー、はたまた自身のコンサートグッズなどを販売する通販サイトも立ち上げた。そこには、現在こそ“世界”を股に掛けるモデル・Koki,の姿も。

「もう5年ほど前になりますか、10代と思われるほっそりした女性がイメージモデルとしてアクセサリーを身につけて登場していたんです。顔はうつっていませんでしたが、あれは間違いなく光希ちゃん。すでに静香さんはモデル業に興味を持つように道を作っていたのかも」(前出・芸能関係者)

 そのKoki,は2018年にファッション誌の表紙を飾ると、CM出演やハイブランドとの“コラボ”とトントン拍子にモデルとしてのキャリアを積んでいる。

「自身の“ツテ”をフル活用して、プロモーターとして光希ちゃんを“Koki,”として輝かせているのが静香さん。でも、本当は学業も両立させたかったそうですが、芸能活動に専念するために大学進学を取りやめたとも聞きました。母娘でかなり揉めたみたいですが、最後は本人の意見を尊重したのでしょう。

 本当ならば、昨年にもさらなる海外進出を予定していたところ、コロナの影響で計画は見送りになったといいます。現在は中国をはじめとしたアジア圏での活動を模索しているようです」(前出・芸能関係者)

 Koki,が18歳の誕生日を迎えた2月、静香は自身のインスタグラムでお祝いのコメントとともに、娘たちが幼い時に描いていたこんな未来を綴っていた。

《きっと娘達は海外に進学する道を選ぶのだろうな、寂しなぁ、でも娘達の人生だから全て受け入れ尊重しよう。離れている娘達に、色々言うよりこの曲を聞いてもらおう》(原文ママ)

 一方で、昨年4月から名門・桐朋学園大学音楽学部に通い、プロのフルート奏者になることを目指している長女のCocomi。1月には老舗『東京フィルハーモニー交響楽団』のオーケストラでソリストも務めたのだが、どういったわけか、6月公開のアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』で声優デビューすることに。

 映画の企画・プロデュースを務めるのは、木村家と家族ぐるみの付き合いをする明石家さんまだけに、その関係からオファーがあったことは容易に想像できる。とはいえ、なぜ急に“進路”を変えたのか。

「小学生の頃はコンクールで数々の賞をもらっていたココちゃんですが、中学生になって少々伸び悩んでいた時期があったそうです。思い悩んで相談したら、静香さんは“いいんじゃない? やめちゃえば?”とあっさり。

 そして、漫画やアニメに興味を持っていた娘に“じゃあ、声優やってみる?”と、養成学校に通うことを勧めたそう。静香さんもかつてはアニメ映画に声優出演したこともあり、その道でも人脈があるのでしょう」(前出・芸能関係者)

 娘たちの意思を尊重しつつも、場合によっては別の道も用意してみせる。時に“親の七光り”とうつる行為も、静香なりの娘たちに向けた母の愛と責任なのだろう。

直撃に「裏切り者扱いしないで」

 こうして家族のサポート役として裏方に徹してきた静香だったが、珍しく表舞台に出てきたことがあった。2015年から2016年にかけて勃発したSMAP解散騒動で、当初は5人での独立を進めていたメンバーのうち、土壇場で翻ったとされる木村。そのために、世間から“裏切り者”扱いされてバッシングを受けたのだ。

「彼の美徳なのか、いっさいの反論や言い訳をしなかったキムタク。ますます過熱する報道に、普段は直撃取材に対応することのない静香が『フライデー』に“どうして私たちが裏切り者扱いされなくちゃならないの!?”と、堰(せき)を切ったように反論したのです。

 よほど悔しい思いをため込んでいたのでしょう。彼女が“キムタクの妻”としてメディアの前に立ったのは、これが初めてのことだと思います。家族の生活を守らなければならないキムタクの選択も間違いとは言えませんからね」(芸能リポーター)

 これが発奮材料となったのか、ジャニーズ残留を選んだ木村は劇的な復活を遂げる。ドラマや映画に積極的に出演し、『マクドナルド』や『日産自動車』といったナショナルクライアントからのCM出演も決定。歌手としてもソロデビューし、5年ぶりにライブもやり遂げた。

 さらに新たな活動として中国版ツイッターの『微博』やインスタグラムを開設。これまでは遠い存在だった“キムタク”が、より親近感を覚える身近なキャラに変わっていったのだ。

「これも静香さんのプロデュースでしょう」とは佐々木氏。

「SMAP解散後は見た目も急に老け込んだように見えましたが、また色気ある素敵なミドルに戻っています。もしかしたら、今まではどこか無理をしていた部分もあるのかもしれません。今は自然体の木村さんに見えますね。

 また、彼のプライベートや秘密裏にされていた家族の姿は皆が知りたがっていたこと。そんな要望やニーズにインスタという身近な手段を使って応える。静香さんには空気を読む力があるのだなと。家族をまとめ上げ、なおかつプロデュースして輝かせてきた。これはすごい才能だと思います」(佐々木氏)

 妻がいて子どもがいる。これまでは当たり前に表現できなかった“自然体の木村拓哉”を見せることは、俳優人生をも伸ばすことになりそうだ。

「SMAP時代はたしかに“ヒーロー”であり続けましたが、ドラマや映画に出演しても“何をやってもキムタク”と揶揄されてきました。

 ですが、父親役を演じることにも違和感なく、さらに『教場』(フジテレビ系)のようなクセのある難役も不思議とハマるようになっています。

 役者にとって、イメージは意外と大事。起用する側とすれば、例えば“アイドルならアイドルらしい”視聴者が期待するイメージにあった配役を考えるものですが、今の木村さんならば“今度はどんな役やるの?”と、いい意味で期待を裏切ることができます。これからの活躍が楽しみですね」(ドラマ制作プロデューサー)

木村と静香、本当の夫婦仲は

 昨年に結婚20周年にあたる「磁器婚式」を迎えて、芸能界を代表するファミリーを築いてきた木村と静香。では、夫婦としての2人の仲はどうか。『週刊女性』も幾度となく、共通の趣味であるサーフィンやゴルフなどに興じる仲睦まじい様子を報じてきた。

「何かと批判の対象になりがちですが、2人は本当に理想の夫婦だと思いますよ。それこそ『いい夫婦の日』のベストパートナーに選ばれないのが不思議なくらい(笑)。

 結婚当初は、静香さんが“キムタクをつかまえた”などと言われましたが、それは逆で木村さんが“いい奥さんをもらった”の方が正しいのかもしれません。

 静香さん次第でしょうが、いつか木村ファミリーが揃って表舞台に立つ日が来るかもしれません。それこそ、CocomiさんやKoki,さんも登場する家族の密着ドキュメンタリーなんて見てみたいものです(笑)」(佐々木氏)

 とりあえず11月22日の“授賞式”を心待ちにしたい。

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