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婚活をしても連続不発! 空気を読めない “残念な男性” が言った「余計な言葉」

週刊女性PRIME / 2021年8月23日 16時0分

悩める婚活男女 ※写真はイメージです

 もう何年も婚活をしているのに、結婚が決まらない。お見合いをしても、なかなかお相手から交際希望が来ない。また、交際に入っても1、2度食事をすると、交際終了になってしまう。そんな人たちは、どこが悪いのでしょうか? 仲人をしながら婚活現場に関わる筆者が目の当たりにした婚活事情を、さまざまなテーマ別に考える連載。今回は、「婚活で結果を出せない人たちの言動」について、考えていきましょう。

仲人の受け売りを会話に入れ込む男性

 お見合いを終えた洋子さん(35歳、仮名)が、憤慨した声で電話をかけてきました。

「今日の太田さん(41歳、仮名)は、お断りでお願いします。会話の中に、『仲人さんが、こう言っていた』という言葉がたくさん出てきたんですね。『仲人さんから、5人くらい会ってそこで決めないと、目移りして決まらなくなると言われたので、たくさんのお見合いはせずに、決めようと思っています』と。

 それで、私が3人目のお見合い相手だというんですが、『1度目、2度目ともお相手からお断りがきた』とか。お見合いの席で、こんな話題を出して、この男性とお付き合いしたいと思う女性はいませんよね。5人くらいにお会いして決めたいって、それ以前に5連敗だと思いました(苦笑)

 仲人からの受け売り話をあれこれ聞かされ、洋子さんは、長い1時間を過ごしました。そして、話の切れたタイミングで、「では、そろそろ」と席を立とうとしたときに、間髪入れずにこう言ってきたのです。

「飲み物をおかわりしませんか? 仲人さんから、女性の飲み物がなくなったら、おかわりを勧めなさいと言われているので」

「あ、大丈夫です。もうそろそろ」

 その声が聞こえているのか聞こえていないのか、太田さんは、「おかわりを頼んでください。すいませーん」と手をあげて、ウェイトレスを呼んでしまったのです。そして、「ところで、趣味に映画とありましたが」と、新たな話題を振ってきて、お見合いを切りあげる素振りを見せませんでした。

 新しい飲み物が来て、そこから話すこと30分。もう何が何でも席を立とうと、洋子さんは言いました。

「このあとちょっと用事があるので、これで失礼します」

 洋子さんの強い口調に、太田さんは一瞬ギクリとした表情を浮かべ、「では、いきましょうか」と、ようやくお見合いが終わりにしました。

 一緒に出口に向かい、レジのところで立ち止まった太田さんの後ろで、洋子さんはバッグの中からお財布を取り出して、「お支払いは?」と言いました。すると、太田さんが楽しそうに言いました。

「あ、それって、“見せ財布”ですよね。『女性は払う気がなくても、お財布を見せる』って、仲人さんが言ってました。お見合いは男性が払うのがルールですから、ここは大丈夫ですよ」

 確かにこの調子でお見合いをしていたら、太田さんに“交際希望“を出す女性はいないでしょう。「5人くらいにお会いして、結婚相手を決める」と意気込んでいても、お相手から交際希望が来なければ、結婚はできません。

結婚を言い出した途端、逃げ腰に

 結婚相談所のお見合い婚活を始めて、3か月経った友美さん(35歳、仮名)が、あるとき、ウキウキした声で連絡を入れてきました。

「お見合いでお会いした男性には、正直“いいな“と思える方がいなかったんです。それで、マッチングアプリにも登録してみたんですね。そしたら、すごく素敵な男性にお会いできて。2度ほどデートをしたんですが、その方とちょっと真剣に向き合ってみたいなぁと思っています。ただ、アプリなので、向こうにはお仲人さんがいるわけではないし、気をつけるべきことってありますか?」

 出会いは、どこにでもありますし、結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティなど、どこで婚活をしても私は、いいと思っています。実際にマッチングアプリや婚活パーティで出会い、結婚している人たちもいます。

 ただ、ここで気をつけるべきことがあります。結婚相談所の場合、入会するときに独身証明書、身分証明書、収入証明書、学歴証明書などの公的書類を提出しないと入会ができないので、プロフィールに書かれている情報に嘘がありません。

 ですが、アプリの場合は、そうした書類の提出は任意なので、ほとんどの方が提出をせすに登録をしています。イベント業者が主催するパーティでは、免許証などの身分証明書を見せるだけで参加できるもの、またそんなものをいっさい見せなくても参加できるものがあります。チェックが甘ければ、年齢、学歴、職業、年収を詐称したり、既婚者が独身を装ったりもできますよね。

 なので、チェックの甘い婚活市場で婚活する場合は、お相手がどんな人なのか見極められる目を持つことが大切。また、何が起こっても、たとえ騙されても、そこは自己責任です。

 そんな話を友美さんにしました。すると、数週間後にこんな連絡がきました。

「アプリの彼から、『嫌いではないけれど、結婚は考えられない』って、言われたんです。これってどういうことなんでしょうか?」

 友美さんは、彼のことを本気で好きになっていました。聞けば、3回目のデートで男女の関係にもなっていたと言うのです。

 私は、友美さんに言いました。

「こういう男性は、アプリによくいますよ。結婚というよりも、楽しく遊べる女性を探していたんでしょうね。男性って、男女の関係になると、一旦気持ちがストンと下がるんです。でも、女性は男女の関係になると、そこから気持ちがグッと入ってしまう。楽しく女性と遊びたいなと思っていた男性は、女性が本気になってきたのがわかると、途端に逃げ腰になるんですよ」

 アプリやパーティなどで出会った男性に、“結婚”の話を持ち出した途端、相手の反応が悪くなったり、「結婚は考えられない」などと言ってきたときには、もうその関係は断ち切ったほうがいい。相手を好きになっていると、なかなか自分から関係を終わりにする決断ができないのですが、ズルズル関係を引き伸ばしていても、時間を無駄にするだけです。

 結婚は、“決断”です。お付き合いしている女性を大切だと思っていたら、すぐにでも結婚が“決断”できるんです。現時点で、「結婚は考えられない」と言っている男性が、3か月後、1年後に、「結婚したい」ということは、ほぼほぼないのです。

 そして、こんな出会いや関係の築き方を繰り返していると、3年、4年、あっという間に経ってしまいます。

「婚活市場の女性はやる気があるのか!」と批判する前に

 先日、入会面談に来た男性、吉田さん(41歳、仮名)が、こんなことを言いました。

「婚活を始めて、4年になります。婚活本も読み漁ったし、交際に入ったら、毎日LINEを入れて、なるべく1週間に1度は会おうと、デートに誘っているのですが、お見合いの後に、1、2度食事をすると交際終了が来てしまいます」

 さらに彼は、こんなことも言いました。

「結婚相談所にいる女性というのは、こちらが一生懸命にアクションを起こしているのに、やる気があるのか、ないのか。LINEの返事は遅いし、デートに誘っても反応が悪いし。本気で結婚を考えている人が少ない気がするんですよね」

 そこで、私は吉田さんに言いました。

「確かに結婚相談所に入っていても、自分から行動を起こさず、やる気が感じられない女性たちはいます。ただ、動ける女性だったとしても、お相手が吉田さんだから、反応を鈍くしているのかもしれませんよ。毎日メールを入れたり、週に1回は会おうとデートに誘うのは、婚活をうまくいかせるためにはとても大事なことです。ただ‥‥」

 婚活の出会いと生活圏内の出会いは、性質が違います。生活圏内の出会いは、職場や自分の行動範囲に相手がいて、顔を合わせているうちに気持ちが育ち、恋人同士になったり、結婚をしたりする。つまり、気持ちが先行して結果が生まれるんです。

 ところが、婚活の出会いは、それまで全く違う環境で暮らしてきた男女が、“結婚”という目的のために出会い、交際をスタートさせます。気持ちの部分は空洞なのに、結婚に向けて歩き出すんです。ですから、できるだけ多くのコミュニケーションを取って、お相手を知って、お相手を好きになる気持ちを育てていかないといけないのです。

 私は、吉田さんに言いました。

「毎日LINEを入れる。1週間に1度デートをするというのは、婚活をうまくいかせるためのアクションに過ぎないんですよ。大切なのは、そうしたアクションを起こしながら、お相手の気持ちを手に入れていくことです。1回目のデートを終えたときに、『次もこの方に会いたい』と思わせないと、女性の反応は日を追って悪くなっていきますよ。

 そして、相手の気持ちが今どこにあるのか、こちらを向いているのか、それを確かめながら進めていかないと、ひとりよがりの一方通行になってしまいます。こちらがいくら頑張っても、相手からは“交際終了”が来てしまいます

 “自分はこんなに一生懸命に頑張っているのに、婚活市場の女性は、やる気があるのか”と相手のせいにするのではなく、婚活がうまくいかない人たちは、自分の考え方や行動を見直してみるといいですね。

 結婚は、選ぶことと、選ばれることがイコールになったときに成立するのです。自分だけ、“結婚したい”と意気込んでいても、そこにお相手の気持ちが合わさらなければ、結婚することはできません。

 婚活にとって大切なのは、お相手の気持ちが今どこに向かっているのかを、しっかり見極めながら、関係を進めていくことです。また、こんな言動をしたら、相手がどう思うか、どんな気持ちになるのか、その想像力も大切ですね。


鎌田れい(かまた・れい)◎婚活ライター・仲人 雑誌や書籍などでライターとして活躍していた経験から、婚活事業に興味を持つ。生涯未婚率の低下と少子化の防止をテーマに、婚活ナビ・恋愛指南・結婚相談など幅広く活躍中。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。新刊100日で結婚(星海社)好評発売中。公式サイト『最短結婚ナビ』 YouTube『仲人はミタチャンネル

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