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櫻井翔と相葉雅紀のW結婚、「40歳の適齢期」と「夫でもアイドル」時代の後押し

週刊女性PRIME / 2021年10月2日 20時0分

ダブルで結婚を発表した櫻井翔と相葉雅紀

 嵐の櫻井翔と相葉雅紀が同時に結婚を発表。国民的アイドル2人の結婚を婚活のプロはどう見るのか? 自身のTwitterなどで婚活に悩む人の相談に応え、『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)の著作があるライターの仁科友里さんが分析する。

「結婚のタイミング」で最も重要なこと

 9月28日、嵐の櫻井翔と相葉雅紀が結婚を発表しました。ジャニーズ事務所所属のタレントは、1グループにつき1人までしか結婚できないというウワサを聞いたことがありますが、2015年9月にTOKIOの国分太一が結婚した際、ジャニー喜多川さんは「(結婚を)奨励するわけにはいかない」としながらも、「適齢期になったら、遠慮なく結婚すべき」とコメントしています。嵐もメンバー5人のうち、3人が既婚者となったのでした。

 ジャニーさんが「結婚すべき」と言ったからといって、現実問題いろいろ難しい部分もあると思いますが、今の時代、男性アイドルにとっても、結婚は実はプラスではないでしょうか。アイドルを追いかけるのは少女の娯楽と思われていた時代もありますし、20〜30代の女性がアイドルを追いかけていると「欲求不満」と言われたこともありました。

 しかし、人生100年時代の今、女性は老いも若きもキャッキャしながら何らかの“推し”を追いかけて、活力を得るのは当たり前のことです。アイドルが夫となり、お父さんとなることで、往年のファンが戻ってくることもあるでしょう。よき夫、よき父のイメージで新境地を開拓する人も出てくるのではないでしょうか。

 櫻井と相葉の結婚は好意的に受け止められていると私は感じていますが、その理由の1つとして「タイミングを考慮したこと」があるのではないかと思っています。スポンサーや仕事との関係、さらにファンの気持ちを考えると、どうしても結婚するタイミングというのは限られてしまうでしょう。『週刊文春』によると、元ミス慶応である櫻井の妻は櫻井の浮気に振り回されてきたそうですし、相葉の妻もSNSで匂わせをすることもなく、黒子に徹してきたそうです。2人とも精神的にタフだからこそ、タイミングをつかめたのかもしれません。

「結婚はタイミング」という言葉を聞いたことのある人は多いと思いますが、婚活相談をしていると、女性側がこの言葉を理解していないなと思うことが多々あります。多くの女性が言う「結婚のタイミング」とは、「3年付き合ったから」とか「今年で私が30歳だから」といったアニバーサリー的なものが多いのですが、「結婚のタイミング」で最も重要なのは、社会との関わりや経済的な自立です。

 あなたが自分のお店を持ちたいと思っている料理人だとします。開店資金はすでに手元にあるとして、今、お店をオープンさせますか? おそらく、多くの人が「今はそのときではない」と考えるのではないでしょうか。今は若干落ち着いてきましたが、専門家は新型コロナウイルスの第6波はやってくると予想しています。また緊急事態宣言が発令される可能性も否定できません。もしそうなら、お店の営業は制限されるわけで、いくら腕のいい料理人だったとしても、経営は行き詰るでしょう。

 実家が裕福で若夫婦の生活費を全部負担してくれるというなら別ですが、庶民は結婚したら自活しなければなりません。結婚のタイミングとは「今、お店をオープンしていいか」という経営的な判断とイコールだと思ってください。

 経済的な心配はないはずなのに、結婚のタイミングが来ないという人もいるでしょう。そういう人は、相手のメンタルに注目してみましょう。

40歳を過ぎ、駆け込むように結婚した男性芸能人たち

 その昔、安室奈美恵さんの育ての親にあたる芸能事務所の社長が、「女性タレントは売れると不安になって結婚したいと言い出すので、付き人を増やして気持ちを安定させる。男性タレントは結婚したいと言うことはないので安心だが、事務所を移籍したいと言い出したりしないために、高級マンションや高級車など周囲にアピールできるご褒美を与える」と言っていたのを聞いたことがあります。

 実際、安室さんは人気絶頂期に結婚してしまったわけで、社長の先見の明には恐れ入るばかりですが、この社長発言から考えると、男性の仕事が絶好調のときは結婚のタイミングは来ないでしょう。こうなると、ねらい目は精神的にちょっと落ち込んでいるときや不安なとき、今の生活にマンネリを感じているときと言えるのではないでしょうか。

 国民的アイドルとして愛されることは、富や名声を手に入れるかわりに、精神的な消耗も大きいのではないでしょうか。そんな生活を20年以上もやってきた嵐のメンバーは金属疲労がたまっていたとしても、おかしくない。心を許せる家族がほしいと思うのも当たり前でしょう。

 9月29日配信『日刊スポーツ』によると、櫻井は40歳を迎えるにあたって家庭を持つことを考えはじめたそうですが、芸能人男性にとって、40歳という年齢は節目の年のような気がします。「人と暮らせない」「結婚願望はまるでない」と言っていた芸能人たちも、この年を過ぎると結婚し始めるのです。ナインティナイン・矢部浩之は42歳、千原ジュニアは41歳、ロンドンブーツ1号・田村淳は40歳など、40歳をすぎると駆け込むかのように結婚し、途端に「家庭っていいよぉ」と言い出すから面白いものです。逆に言うと、40歳になっても決断できない人は、本当に結婚願望がないのかもしれません。

「結婚のタイミング」を引き寄せるためには、まず相手の話をよく聞くこと。会社や仕事の状態を把握することで、今が結婚のタイミングかどうかは見当がつくでしょうから、無駄にイライラすることがなくなるでしょう。あまりお勧めしたくないのですが、タイムリーな話題にかこつけて「嵐だって結婚する時代なのに、どうして結婚しないの?」と質問してみるのもいいかもしれません。

 昭和生まれとしては、ジャニーズのアイドルがどんどん結婚することに隔世の感がありますが、これからは夫になってもお父さんになっても“生涯アイドル”である時代になるのかもしれません。お二人の結婚を祝福するとともに、婚活中の女性がうまく「結婚のタイミング」をつかめるといいなと願っています。


<プロフィール>
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のツイッターで婚活に悩む男女の相談に応えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」

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