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「キスを迫られ、自慰行為も見せられた」被害女性が告発する“わいせつ美容師”の全悪行

週刊女性PRIME / 2021年10月5日 5時0分

好きなベーカリーを紹介する古賀晋一郎容疑者(インスタグラムより、画像の一部を加工)

「容疑者は美容室に来た女性客を“金づる”と“性的対象”としか見ていないんです。私と同じ手口でたくさんの女性が引っかかっているのかと思うと、絶対に許せないし気持ち悪い!」

 と激しい憤りを口にしたのは、神奈川県在住の田中久美子さん(20代、仮名)。

 9月25日、警視庁は東京・原宿で美容室『scoppio』を経営している美容師の古賀晋一郎容疑者(38)を強制わいせつの疑いで逮捕した。

「今年6月、容疑者はカットモデルとして来店した20代の女性に対して、カラーリングの施術中に手首をつかんで、自分の下半身を無理やり触らせるなどのわいせつな行為をしていました。女性が警察署に届け出たことから被害が発覚しています」(全国紙社会部記者)

 警察の取り調べに対して、古賀容疑者は“まったく記憶にありません”と容疑を否認しているが……。

「警視庁によると、別の女性からも“容疑者に卑猥な言葉を浴びせられた”という相談が来ているようです」(同・全国紙記者)

 若者でにぎわう竹下通りから少し離れた高級住宅街の中にあるごく一般的なマンションの一室が、容疑者の美容室だ。店のHPを見ると【完全予約制・女性限定】となっているが……週刊女性が取材を進めていくと、この2つの事例が容疑者をめぐる性的被害の氷山の一角だったことが判明する──。

地元の同級生が証言“暗いやつやった”

 容疑者の故郷は、福岡県久留米市。中学校の同級生10数人に容疑者の印象を尋ねたが、ほとんどが“知らない”“覚えていない”だった。容疑者を知る数少ない同級生のひとりによると、

「おとなしいというか、暗いやつやった。友達はほとんどおらんで、一匹狼っちゅう感じやった。怒ったところは1回も見たことがなかけど、カッコばつけとったけん、悪さをしとる連中からボコられとったことが1度あった」

 税務署に勤務する厳格な父親を持つも、

「学校の成績は下のほうやったね。合格できる高校がなかったけん、誰も行かんような遠くの太宰府市内にある私立高校にひっそりと入っとった」(同・同級生)

 高校の同級生にも容疑者の印象を聞くも“覚えていない”がほとんどだった。

 高校卒業後、福岡市内にある美容専門学校に入学。前出の同級生がこう振り返る。

「確かに“古賀は東京で美容師になろうとしよる”と聞いたことがあった。そのころはカリスマ美容師がもてはやされる時代やったけんね。地味な彼も都会でひと花咲かそうと思ったんじゃなかですか」

 東京で自身の美容室を構えるようになると、目立たない存在だった容疑者は豹変。多くの女性に性的暴力を行っていく──。

卑猥発言・おさわり・ぼったくりの悪行三昧

 冒頭の田中さんは3年前の秋、大学生のとき被害に遭った。通学途中の新宿駅・山手線のホームへ上がる階段付近で、

「“お姉さん、そろそろ髪を染めたくない?”と言って行く手を遮る男性が現れて……。それが古賀容疑者でした。“3分でいいから!”と強引に話してきたんです。お店のHPを見せながら“カット代、通常1万円を3000円にしてあげるから”などと言ってきました」

 当時、髪の毛を青く染めていた古賀容疑者は、ハイテンションで話し続けたという。

「“いつ、空いてるの?”と、しつこくて断り切れなかった」(同・田中さん、以下同)

 1週間後、美容室に行くと、

「容疑者とアシスタント2人はベランダでタバコを吸っていました。悪い空気を感じて帰りたかったけど、もう逃げ出せる雰囲気ではなかった」

 カットとカラーリングの施術を受けることになった田中さん。そこからは、セクハラ発言のオンパレードだった。

「容疑者はなれなれしくて、いきなり“彼氏はいるの?”“経験人数は?”と聞いてきたんです」

 さらに施術前に、住所や電話番号、学歴など個人情報を書かされたカウンセリングシートを見ながら、

「“へぇー海外に留学したことあるの。僕もあるんだけど、海外の人って、(アソコが)大きいよね?”とか言ってきて。あげくの果てに“僕を彼氏にどう?”と……」

 さらに施術は、カットとカラーリングだけのはずが、

「トリートメントも無理やりやらされました。“今日はお金がないから”と断っても、近くにある銀行のATMを紹介されて……」

 結局、トリートメントも追加されて合計1万9800円を支払わされたという。

「容疑者に“ホントなら4万5000円ぐらいかかるよ”と言われましたが、施術そのものもホントに下手で……。セクハラされて、ぼったくられて、最悪な気分でした」

 田中さんは警察へ相談することも考えたが、容疑者のセクハラ発言を録音しておらず泣き寝入りするしかなかった。

被害者は100人以上

 だが、こんな思いをする女性を少しでも減らすため、SNS上に被害に遭った女性が集まれるアカウントを作成。容疑者の悪行を拡散すると、

「“私もセクハラされた”“予約をキャンセルしたら脅された”という声がたくさん集まりました。そのほとんどが私と同じ悪質なキャッチにつかまった人たちでした。被害者は、100人以上います」

 田中さんのアカウントに届いたメッセージには、こんな鬼畜行為をされた人たちも。

《髪を触るとき、わざと胸にあたるように触ってきた。エレベーターという密室で“チューしちゃおっか”とも言われた》

《施術中に不快な質問されて、髪の匂いを嗅がれたり、キスも迫られた。容疑者が自慰行為する姿も見せられた》

 どれだけの女性を毒牙にかけ、つらい思いを強いてきたのか──。カリスマ美容師に憧れた男の“悪魔の所業”。

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