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市川海老蔵と西野亮廣が急接近、“プペル歌舞伎”に透ける「サロンビジネスへの誘い」

週刊女性PRIME / 2021年10月8日 16時0分

市川海老蔵、西野亮廣

 市川海老蔵がキングコング・西野亮廣とタッグを組む。西野が手がけた絵本『えんとつ町のプペル』を『プペル~天明の護美人間~』として歌舞伎化、2022年1月に新橋演舞場で上演することが発表されたのだ。

 絵本は発行部数累計70万部を突破し、2020年にアニメ化されて興行収入20億円を記録。他にも関連ビジネスが展開され、今年10月22日から31日までのハロウィン期間には映画の再上映も決定。

「えんとつ町を舞台に“ゴミ人間”プペルと少年・ルビッチとの友情を描く物語で、主役のプペルを海老蔵が演じ、ルビッチを長女の麗禾こと“四代目・市川ぼたん”と、長男の堀越勸玄が交互出演。まさに“家族”で臨む舞台になります」(スポーツ氏記者)

 歌舞伎化するにあたって、新たに脚本を練る西野は《主人公の物語と海老蔵親子が背負った物語はあまりにも重なる部分が多すぎて、脚本を書きながらうっかり涙しました》とコメントし、海老蔵もまた子どもたちの出演に《今、この瞬間の2人にしか描けない表現もあるかと思いますので、公演に向けての稽古に励んでいってほしい》と親の顔をのぞかせた。

「親を亡くした設定のルビッチだけに、西野は小林麻央さんを重ねたのでしょう。そして父親として、また師匠として子どもたちを育てる海老蔵。“女人禁制”とされる歌舞伎ですが、10歳の麗禾ちゃんには子役ができるうちに多くの舞台を踏ませたいのだと思います。

 将来、目指すところは寺島しのぶや松たか子のような歌舞伎界出身の女優さん。実際、現代劇で女優デビューも果たします」(前出・スポーツ紙記者)

 10月16日にスタートする『二月の勝者ー絶対合格の教室ー』(日本テレビ系)に、市川ぼたんとしてドラマ初出演する麗禾。海老蔵のSNSでは顔が伏せられていた彼女だが、女優デビューで晴れて“解禁”となった。

同ドラマのプロデューサーはかつて、麻央ちゃんが芸能界入りするきっかけになった『恋のから騒ぎ』(同系)を題材にしたドラマスペシャルに携わった人物。その娘の麗禾ちゃんとも縁を感じてか、海老蔵さんと親しくするプロデューサーを通じてオファーしたと聞きます。

 麗禾ちゃんの“やりたい”という意思を尊重した海老蔵さんは、女優も進路の一つとしても考えているみたいですね。言い換えれば、かわいい娘の言うことを何でも聞く甘い父親とも言えますが(笑)」(テレビ局制作スタッフ)

海老蔵が感じる歌舞伎界の危機

 将来に備えて日本舞踊に歌舞伎、現代劇とさまざまなジャンルの舞台に送り出してあげたいといった親心だろうが、それにしても『プペル』だ。親子共演であれば本来の歌舞伎の演目でも叶えられたはずだが、アニメを題材として選んだ背景に「“市川宗家”として歌舞伎の将来に危機感を募らせている」とは、歌舞伎事情に詳しい芸能ライター。

「もとより歌舞伎というのは、長らく贔屓筋と中高年者が中心の歌舞伎ファンに支えられてきた節があります。近年では外国人観光客を取り込むことに成功しましたが、コロナでそれも安泰でないことがわかった。やはり新規の若い世代を開拓してリピーターを作らなければ、それこそ勸玄くんが“海老蔵”、“團十郎”を襲名する頃には衰退しているかもしれない。

 そこで海老蔵や市川猿之助くんを中心とした若い世代が目をつけたのが、世界に誇る日本文化である漫画やアニメ。これまで『ワンピース』や『NARUTO』、はたまたジブリの『風の谷のナウシカ』を演目にすることで、今まで歌舞伎を見たことがない世代を呼ぶことができたのです。

 なかには、これを“邪道”とするベテラン勢もいると聞きますが、“伝統は守りつつ、新しいことにどんどんチャレンジする”のが海老蔵の考え。歌舞伎も時代に合わせてアップデートすべきだとは思います」

 そこで“白羽の矢”が立ったのが『プペル』というわけだが、背景に演出を担当する「八世・藤間勘十郎」の存在があるとも。日本舞踊の“五大流派”の一つに数えられる藤間流宗家は市川家と関わりが深く、海老蔵の姉で「三代目市川ぼたん」こと市川翠扇(すいせん)も師事し、舞踊の教えを受けている。

現家元の“八世”は、舞踊家とは別に歌舞伎の振り付けや演出、脚本まで手がけたりと、これがまあ多才。他にもフランス・オペラ座での歌舞伎公演や音楽劇『ハムレット』を演出したかと思えば、はたまた歌舞伎とボーカロイドの初音ミクをコラボさせたりと、アイデアも豊富で型にとらわれない異才ぶり。

 海老蔵と年が近く、信頼も厚い勘十郎くんの提案とも考えられますね。勘十郎くんは(三代目・尾上)菊之丞くんとオンラインサロンなんてのも始めているみたいだし、そこで歌舞伎化すれば面白くなりそうな作品の情報も集めているのでは?」(前出・芸能ライター)

 実は勘十郎らがサロンを立ち上げた2か月後、2020年9月に海老蔵もまた『オンラインカルチャースクールZEN』を立ち上げている。歌舞伎を中心とした日本の伝統芸能、伝統文化を学ぶ場と称した、実質はオンラインサロンだ。

「オンラインサロン」の共通点

 広告代理店営業マンは「何やらビジネスの匂いがしますね」と苦笑いする。

「会員数は明らかにしていませんが、月額1万5000円の海老蔵さんのサロンにどれだけの人数が入会しているのか。ブログに始まり、ツイッターやインスタグラム、YouTubeチャンネルとネットビジネスに熱心なご様子ですから、もしかしたら“プペル”を通じて“プロ経営者”の西野さんからサロンのノウハウを教えてもらっているのかも」

 確かに、今なお会員数5万人を超える国内最大級のオンラインサロンを展開する西野。その手法に賛否はあれども、ネットビジネスにおいて“結果”は残している。

 それだけに、海老蔵と西野による“プペル歌舞伎”の実現にはこんな見方も。

 歌舞伎座で上演中の『十月大歌舞伎』の「1等席」が1万5000円であるのに対し、プペルは「SS席」が30000円、次の「S1席」が20000円とかなり高額に設定されているのだが……。

「おそらくは歌舞伎ファンの新規開拓と同時に、西野さんやプペルのファンの来場も見込んでいるようにも見えます。映画の際にはリピーターとして、何回も映画館に足を運んだ(プペった)サロンメンバーもいるそうですし、彼らは高額なチケット代も惜しまずに見に来ることでしょう。

 吉本興業を退社して露出が減った西野さんにしても、こうしてプペルが話題になれば双方にウィンウィンの関係が成り立つ。これもまたビジネス、ということで」(前出・広告代理店営業マン)

 海老蔵と西野、案外気が合うのかもしれない。

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