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《男性芸能人“料理上手”ランキング》1位はタモリに圧勝!もはや名人芸の域に達した王子

週刊女性PRIME / 2022年5月22日 21時0分

左上から時計回りにグッチ裕三、速水もこみち、木村拓哉、タモリ

 コロナ禍によるおうち時間の増加で、“料理男子”が増えているという。SNSをのぞいてみると「#男飯」「#自炊男子」「#弁当男子」などのハッシュタグがめじろ押し! 個性あふれる“男の手料理”の画像は、見ているだけでもなんだか楽しい。

 芸能界にも料理好きの男性有名人は多い。4月開始のドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系、金曜日 23時15分~)では、完璧に家事をこなす主人公を演じる松岡昌宏が、華麗な手つきで料理を披露。

第1位はオリーブオイルの達人  

 また、バカリズムとKAT-TUNの中丸雄一カズレーザーの男性3人がMCを務める『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系、火曜日 19時~)では、オリジナルレシピがバズりまくり。公式インスタグラムのフォロワーが250万人を超えるほどの好評ぶりだ。

 そこで『週刊女性』では、「手料理を食べてみたい男性芸能人は誰?」をテーマにアンケートを実施! 読者から多くの意見が寄せられた。グルメジャーナリストの東龍さんと一緒に、ランキングを見てみよう。

◆   ◆   ◆

 ダントツで1位に輝いたのは、ネット上で“オリーブ王子”の異名も持つ速水もこみち。朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)では、料理コーナー『MOCO'Sキッチン』を8年にわたり担当。2019年に惜しまれつつ終了したが、料理の仕上げにこれでもかとオリーブオイルを回しかける姿は、もはや“名人芸”の域に達していた。読者からも、

「オリーブオイルをドバドバ使っている様子を目の前で見てみたい」(静岡県50歳・主婦)

「彼の自宅で、オリーブオイルをたっぷり使ったトマトソースのパスタを食べたい」(山口県53歳・パート)

 などの声が。東龍さんは、

「料理人にとって大切なのは、清潔感、安心感、信頼感の3つ。もこみちさんは、これに加えて独創性もお持ちですよね」

 と話す。いまでこそオリーブオイルは多くの家庭で使われているが、『MOCO'Sキッチン』が放送開始された2013年当時は、まだそれほど一般的ではなかった。番組には当初「普通の家庭にオリーブオイルなんてない!」と、視聴者から苦情も寄せられていたという。

「“○○といえばこの人”と視聴者に印象づけるのはなかなか難しいこと。彼はレシピやパフォーマンスで素晴らしい独創性を発揮し、“オリーブオイルといえば速水もこみち”と強烈に印象づけることに成功しました。自分のスタイルを貫いたからこその1位といえますね」(東龍さん)

 2位のタモリは、20~60代と幅広い層から支持を得てのランクイン。『ジャングルTV~タモリの法則~』(TBS系)や『ヨルタモリ』(フジテレビ系)の料理コーナーで紹介されたレシピは、ファンの間でいまだに語り継がれるほど。味つけは塩のみのカニカマチャーハンや、卵で包まないオムライスなど、定番料理をちょっとしたワザで劇的においしく仕上げるのが“タモリ流”のテクニックだ。

SNSのない時代から独創的な料理を

「タモリさんの手料理を、タモリさんとおしゃべりしながら楽しみたい」(千葉県43歳・主婦)

「タモリさんのホームパーティーにお邪魔したい!」(岡山県47歳・公務員)

 と、アンケートでも大絶賛。

「豚肉のしょうが焼きなのに豚肉をタレに漬け込まないなど、オリジナリティーあふれる工夫がたくさん入っています。おいしさはとことん追求するのに作り方は簡単で、効率のよさが特徴ですね。博識なタモリさんならではの、料理に対するこだわりを感じます」(東龍さん)

 第3位は木村拓哉。読者にとってはやはり『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での姿が思い出深いようだ。

「ビストロスマップで作っていた、豪華でおしゃれな肉料理を食べてみたい」(埼玉県41歳・会社員)

「キャンプ場で、手際よくささっとおいしいものを作ってくれそう」(宮城県43歳・専業主婦)といった意見が。

「ドラマ『グランメゾン東京』('19年 TBS系)のシェフ役も記憶に新しいですね。いくら演技とはいえ、料理の経験がない人が天才シェフを演じることは不可能に近い。木村さんの手際を見ると、普段から料理をし慣れていることがよくわかります」(東龍さん)

 60年以上続く『きょうの料理』(NHK)に、何度も登場しているグッチ裕三が第4位に。レシピ本も多数出版され、オリジナルレシピは1500を超えるといわれる。

「グッチさんちのえびピラフを作ったら、とてもおいしくて家族に喜ばれた」(埼玉県44歳・会社員)

「お肉たっぷりのビーフシチューがおいしかった」(東京都65歳・専業主婦)

 と、実際に作ってみた読者からも高い評価を得た。

「SNSがない時代から今日まで、独創的なレシピを次々と発表されています。グッチさんのレシピは、作り手に寄り添ったものが多いんです。パパッと簡単に作れるのに、手抜きに見えない。仕事に家事に忙しい女性たちから、高い支持を得ているのがわかります」(東龍さん)

 第5位は向井理。フレンチのシェフを演じたドラマ『ハングリー!』('12年 フジテレビ系)の放映から約10年がたつが、料理上手の印象はいまだに根強い。

「向井さんがいつも家庭で作っているような、何げない手料理を一緒に食べたい」(愛知県51歳・主婦)

「離乳食や幼児食もささっと作ってくれそう」(千葉県44歳・専業主婦)

 と、最近では“よきパパ”のイメージも加わった。

「飲食店でのアルバイト経験が長く、料理の腕はかなりのものだそう。調味料のCMに長年出演されていることも、料理上手を印象づけているようですね」(東龍さん)

 第6位は、“キム兄”の愛称でおなじみの木村祐一。小学生のころから料理好きで、高校時代は洋食レストランでアルバイト。就職先のホテルでは、コーヒーショップのウエーターとして働きながら料理を学んだという。

「テレビで、和食も洋食もジャンルを問わずおいしそうに作っていた」(東京都55歳・無職)

 など、特に50代以上の支持を多く集めた。

ビストロレストランまでオープン

「和食に東南アジアンテイストを取り入れるなど、木村さんのレシピはオリジナリティーが強いのが特徴。お笑い芸人ならではの鋭い視点が、料理にもいい効果を与えているように思います。一般の人が気づかない着眼点から、独自のおいしさを引き出しているのが素晴らしいですね」(東龍さん)

 第7位の松岡昌宏は、調理師免許まで所有する本格派。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)などでプロ顔負けの腕前を披露している。

「ミタゾノ風なおもてなしをしてほしい」(山口県63歳・パート)

 といった声が寄せられた。

「母子家庭で、幼いころから料理をしていたエピソードは有名。最近はやりの“男飯”の元祖的な存在でもありながら、繊細で丁寧な料理も得意。『ミタゾノ』は、まさに松岡さんにしかこなせない役柄です」(東龍さん)

 インタビューに登場してくれた杉浦太陽は、第8位。

「本人が釣ってきた魚で、刺身などの魚尽くしを食べたい」(神奈川県48歳・主婦)

「杉浦家の家族と一緒にホームパーティーをしたい」(広島県45歳・専業主婦)
など、子育て世代からの支持は絶大。

「釣り歴30年で、釣った魚も自分でさばけるのは大きな強み。SNSでは、レシピを通じて料理の楽しさを飾らずに伝えています。若いパパ世代が料理を始めるきっかけづくりにも貢献していると感じます」(東龍さん)

 9位の坂本昌行は、情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系、月曜日~金曜日 9時50分~)の料理コーナーを10年にわたり担当。

「お酒のおつまみになりそうなレシピが多いので、一緒に飲みながら坂本くんの料理を楽しみたい」(高知県44歳・会社員)

 と、個性豊かなレシピが注目されている。10位の稲垣吾郎は料理好きが高じ、2019年、銀座にレストランとカフェをオープンさせた。

「メニューはもちろん、器や内装まで稲垣さんがディレクションを担当。食通の稲垣さんならではのこだわりが感じられます。オーソドックスなビストロメニューに天ぷらうどんを組み合わせるなど、遊び心も満載です」(東龍さん)

 ランキングは、10人のうち4人を新旧ジャニーズ勢が占めるという結果に。イケメンと料理男子の組み合わせはやっぱり最強だった……!

全国40代以上女性1000人が選んだ“料理男子芸能人”トップ10

1位 速水もこみち 299票
2位 タモリ 175票
3位 木村拓哉 96票
4位 グッチ裕三 75票
5位 向井理 61票
6位 木村祐一 33票
7位 松岡昌宏 31票
8位 杉浦太陽 29票
9位 坂本昌行 25票
10位 稲垣吾郎 21票

杉浦太陽インタビュー

 4児の父であり、イクメンとして知られる杉浦太陽。『ベジタブルアンドフルーツアドバイザー』『きのこマイスター』などの資格を持ち、レシピ本を出すほどの料理の腕前だ。YouTubeでは、妻の辻希美さんと仲よくキッチンに立つ姿もよく見られる。料理に目覚めたきっかけや、家族に対する思いを語ってくれた。

◆   ◆   ◆

 ベスト10入りだなんて、とても光栄です! 今の僕にとって、料理はもはや日常。特にわが家は、ほとんど外食をしないんです。みんなで行くとしたら回転ずしくらいかな(笑)。家族が多いと、外食だけでも結構なお金がかかってしまいますよね。おうちごはんだと好きな時間にパパッと食べられるし、何より安上がり(笑)。

 例えば焼き肉に行きたくなったら、スーパーで大きなブロック肉を買って子どもの好きな厚さに切って焼くなど、家でも楽しめるような工夫をしています。最近は「今日の夕食担当は妻」「明日は僕」ときっちり分けるのではなく、自然とふたりでキッチンに立つことが多いですね。

 子どもが4人いると、毎日がバタバタ。妻も料理が好きなので、おもに妻がメインを作って、僕が副菜や汁物を作るといった具合に、効率的に役割分担をしています。妻が仕事のときは、僕が得意なパスタや魚料理などを作ることが多いかな。

 今でこそたいていのものは作れますが、結婚当時は料理初心者でした。本格的に料理のおもしろさに目覚めたのは、NHKで約6年半にわたって放送された『キッチンが走る!』という番組。出演者は、僕とプロのシェフのふたりだけ。キッチンワゴンで日本各地を回り、地元の食材を生産者の方から分けていただき、ぶっつけ本番で料理をする番組です。台本もないので、シェフの方と一緒に試行錯誤しながらその都度メニューを考えていました。これがとても楽しかったんです。

 料理を好きになるには、自分が楽しむことがいちばんだと思います。まずは自分が楽しんで、そのうえで家族にも喜んでもらえたら最高ですよね。僕は釣りが趣味なので、釣った魚を自分でさばき、子どもたちに食べさせることもしょっちゅう。いまでは刺身や焼き魚はもちろん、手開きにして丸干しもできるようになりました。

 実は子どものお食い初めの鯛も、自分で釣って調理したんです(笑)。鯛の骨には、鯛の形をした「鯛の鯛」と呼ばれる部分があります。縁起物ともいわれているこの骨を、みんなで食べながら探したりするのも、楽しいんですよね。

 料理が日常となってからもう10年以上たちますが、いまだに失敗もあります。以前は「桃のパスタ」に挑戦したんですが、これがまぁひどくて(笑)。オリーブオイルを入れすぎちゃったんですよね。子どもたちには「油の味しかしないよ~!」って大不評でした。

 とはいえ、こんなふうに凝った料理に挑戦するのはたまのこと。毎日の食事は、簡単でおいしいのがいちばんです。僕が日々の料理で大切にしているのは、子どもたちにおいしく野菜を食べてもらうこと。定番は野菜のポタージュ。ハンドミキサーを使えばとても手軽です。にんじんやほうれん草はもちろん、大根など和の野菜でも、すり流し汁のようになっておいしいですよ。

 忙しいときは、なんといっても豚汁! これは杉浦家のソウルフードです(笑)。里芋やこんにゃくなどいつもの具に、旬の野菜をプラスするだけ。豚汁は、発酵食品の味噌が入っていて、野菜がたっぷりとれる究極の発酵料理ですよね。料理は毎日のことだからこそ、頑張りすぎない! これからも自分なりに楽しんでいきたいです。


取材・文/植木淳子

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