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松本人志への配慮、セクシー田中さん問題…ムロツヨシが『だれかtoなかい』MCに抜擢されたワケ

週刊女性PRIME / 2024年4月14日 18時0分

『だれかtoなかい』でMCを務めるムロツヨシ(番組公式Xより)

「声をかけていただいた以上、“これは逃げるわけにはいかないぞ”と。それしかなかったですね。迷ってる余裕もなかったです。もうやるしかない、という思いで、今日この場に立たせていただいております」

 中居正広がMCを務めるトーク番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)。2023年4月のレギュラー放送開始時にはダウンタウンの松本人志とともにMCを担当していたが、芸能活動休止に伴い、番組名が現在のものへと変更された。

ムロツヨシがMCに抜擢

 2月4日の放送回からはの二宮和也がMCを務めていたものの、3月31日の放送をもって降板。4月7日には新MCとして俳優のムロツヨシが起用されることが発表され、冒頭のようなコメントとともに決意をにじませていた。

「ムロさんがMCとして登場するのは4月14日の放送回から。ゲストには、吉田鋼太郎さん高畑充希さんがいらっしゃるそうです。ムロさん自身、『だれかtoなかい』にゲストで登場したこともありましたが、MCとなるとより一層緊張することでしょう。前任の二宮さんのMCは好評でしたから、ムロさんへの注目度もかなり高くなっています」(スポーツ紙記者)

《頭の回転が早くて空気を読みながら流れを作るのがうまい人》
《自分が前に出る時にはユーモアもあるし、話を聞くのも上手な人》

 などと、ネット上では、多くの期待の声が寄せられている。

 とはいえ、ゲストとして番組との縁はあったものの、二宮とは異なり、ムロには中居とのこれといった共通点があったわけではない。なぜ、MCに抜擢されたのだろうか。

「もちろん、7月に二宮さんの主演するドラマが控えていて、MCを務め続けるのはスケジュール上不可能だった、という要因はあります。ただ、制作サイドとしては“誰かひとりに固定し続けたくない”という思惑があるのではないでしょうか。

 あの番組は中居さんと松本さんありきで始まり、松本さんが抜けたことで番組存続の危機に陥りました。今後も視聴者の興味をひくためには、常に話題性を作り続ける必要があって、MCの人選に手を加えているのでしょう。また、特定の誰かの“色”が付きすぎてしまうと、松本さんが戻りにくいという配慮もあるのかもしれません。ムロさんもしばらく経ったら変わるのではという見方が大半です」(制作会社関係者、以下同)

『セクシー田中さん』の問題

 毎週放送のレギュラー番組のMCという、撮影スケジュールを抑えるのが困難なポジションでもあるが、それをクリアできたのがムロだったという。

「本来であれば、ムロさんは日本テレビの4月期のドラマで主演を務めるはずでした。ところが、そのドラマは小学館原作の漫画『たーたん』を題材にしており、『セクシー田中さん』の原作者である芦原妃名子さんが亡くなった問題で制作中止になってしまった。

 キャスティング済みだったほかの役者のなかには、代替ドラマ『街並み照らすヤツら』に引き続き出演している人もいますが、ムロさんは自ら降板を申し出たそう。つまり、本来ドラマのために抑えられていたであろう約3か月のスケジュールががら空きになったんです

 仕事を失ったムロにとって、『だれかtoなかい』のオファーはまさに“迷ってる余裕もなかった”わけだ。

制作サイドとしても、ムロさんのような主演級の俳優であれば名が立ちますし、松本さんや二宮さんとは異なるキャラクターとして、番組の新たな化学変化も期待できる。苦しい状況に立たされた両者の思惑が見事に合致したのでしょう

 ムロのMCぶりも気になる一方、いったい彼の後任は誰になるのか……ますます番組から目が離せない。

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