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佳子さまのご結婚相手に母・紀子さまが“名家”へのこだわりも、お相手候補が縁談に戦々恐々となった事情「秋篠宮家とは極力関わりたくない」

週刊女性PRIME / 2024年4月18日 7時0分

明治神宮を参拝され、集まった人々に笑顔で応じられた(4月12日)

 5月下旬から約1週間、秋篠宮家の次女・佳子さまがギリシャを公式訪問されることが決定。佳子さまの外国公式訪問は、昨年11月のペルー訪問以来、3度目となる。

佳子さま節目の年で皇位継承に関する方策

「外交関係樹立125年を迎えることから、ギリシャ側から招待があったとのこと。首都アテネでサケラロプル大統領を表敬訪問し、記念式典に出席されるほか、地方都市の視察も検討されています」(皇室担当記者)

 佳子さまは今年の12月で30歳を迎えられる。節目の年ということもあり、佳子さまのご結婚という未来を見越してか、政府では安定的な皇位継承に関する方策について、議論を重ねている。

「旧皇族の男系男子を養子に迎える案と、女性皇族が結婚後も皇室に残るという2案を今後、国会で具体的に協議していく方向です。“緊急的な課題”として取り組んでいる政党もあるので、どのような形で議論が着地するのかに注目が集まっています」(皇室ジャーナリスト)

 婚姻後も皇族の身分を保持する案について、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は、次のような見解を示す。

「政府は皇族の数が減りゆく中で、女性皇族が結婚しても皇籍を離れないようにして、ご公務の担い手を残しておきたいという意向だと思います。

 私としては、ご公務の担い手は、ご公務の整理によってその負担を減らせると思うので、皇族数の問題ではないと考えています。将来にわたって、安定した皇位継承を続けられるかどうかが大切であり、女性皇族にも皇位継承権を与えることが必要だと考えています」(小田部教授、以下同)

佳子さまの心情は

 この議論の対象者となる佳子さまの心情については、

「皇室から出ることを願っておられると思います。手話などを中心としたご公務をされているのは、生涯その活動をされたいというよりは、皇族である間はベストを尽くしておきたいというお考えのようにお見受けします」

 今回のギリシャ訪問も、ご結婚を前提とした動きに見えるという。

「ペルーに続いてギリシャを訪問されることも、国際親善をしたいというよりは、皇族であるうちに、可能な限り訪問をしておきたいのではないでしょうか。ハンディのある国民に寄り添ったり、世界諸国との親善に尽くしたいという生涯をかけてのモチベーションは、あまり伝わってきません」

 いつ発表されてもおかしくないといわれる佳子さまのご結婚。ただ、秋篠宮家には苦い過去があるのは言うまでもない。

「やはり、姉の眞子さんのときのことが思い返されます。眞子さんと小室圭さんは、'17年に婚約内定会見を開いた後、小室さんの母親と元婚約者との間にあった金銭トラブルが報じられ、結婚関連の儀式は延期となりました。秋篠宮ご夫妻は同じ轍を踏むことにならないよう、佳子さまのお相手には最大限の注意を払われていることでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)

3姉妹の母である久子さまを手本に

 計り知れないプレッシャーの中、紀子さまは母親として、娘のお相手選びについて参考にする方がいるという。

「高円宮家の久子さまをお手本にされていると聞きます。久子さまは、夫の高円宮さまが'02年に急逝されて以降、おひとりで3人の姉妹を育ててこられました。旧華族や名家で、お子様方と同年代の方々を招いてパーティーを催すなど、いわゆる“婚活”に積極的でいらっしゃいました。

 '14年に次女の典子さんは、皇室ともゆかりのある『出雲大社』の宮司を務める千家国麿さんと結婚。三女の絢子さんは'18年に、通産省(当時)の元職員だった父親を持つ日本郵船に勤務する守谷慧さんと結婚されました」(宮内庁OB、以下同)

 実は紀子さまも、久子さまのように、娘の“婚活”に熱心に取り組まれていたことがあったという。

「紀子さまは、眞子さんが小室さんと結婚するより前、とある有名財閥家系の子孫との縁談を進めようとしたことがあったそうです。しかし紀子さまの思いむなしく、眞子さんは自由な恋愛を求められてしまって……」

佳子さまとの縁談に戦々恐々

 佳子さまもお姉さま同様、ご自分の意思でお相手を選ばれるのだろうか。しかし、紀子さまも“名家”へのこだわりは簡単に捨てることはできないはず。そんな皇嗣妃の“願い”が聞こえてきたのだろうか、ある宮内庁関係者はこんな話を耳にしたという。

「鎌倉時代から現代まで続くとある名家の関係者が“一族にいる同年代の男子が佳子さまのお相手候補になるのでは”と戦々恐々の様子だったそうです。この家は多数の分家もある旧華族で、皇室とのゆかりも深く、由緒正しきお家柄です。現在の当主は、観光事業や林業、ゴルフ事業、博物館の運営など多数の事業を展開しています」

 そもそも皇室とのご縁談など、おそれ多いと感じるのが通常の感覚だろう。しかし、佳子さまとの縁談に戦々恐々となっているのは、別の理由のようで─。

「その名家には実際、佳子さまと同年代の独身男性がいますが、“秋篠宮家とは極力関わりたくない”というのが本音のようです。眞子さんの結婚問題から端を発した秋篠宮家に対する、国民からの批判はいまだに根強く残っています。今後、縁談の話があったとしても、佳子さまや悠仁さまの相手側から“拒絶”されてしまう可能性はあるでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 そういったストレスも重なったのか、昨年末から胃腸の不調が続いている紀子さま。象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院人文学研究科の河西秀哉准教授は、

「紀子さまが体調不良になられた理由として、一部報道でのバッシングもあると思いますが、眞子さんや佳子さまの結婚が、思いどおりにいかず疲弊されたということも考えられます。佳子さまは分室でひとり暮らしをされるなど、自由を求める印象なので、政府が進める女性皇族の結婚後に関する法案が正式に制定される前に、“皇室を出たい”と思っておられるはずです」

 “皇室脱出”を急がれる佳子さまと無念の情を抱かれる紀子さま。近々、事態はどう動いていくのだろうか。

小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代史を専門とし、『天皇家の帝王学』など著書多数
河西秀哉 名古屋大学大学院人文学研究科准教授。象徴天皇制を専門とし、『近代天皇制から象徴天皇制へ―「象徴」への道程』など著書多数

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