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《やせ細胞覚醒ダイエット》運動なしで-12kg、梅雨時季に取り入れたい「7メソッド」

週刊女性PRIME / 2024年5月25日 6時0分

12キロ減に成功したYouTuber・Ellyさん

「梅雨時季をどう過ごすかが、この後1年間の体形を左右するといっても過言ではありません」

梅雨の湿気で身体がさらに膨張します!

 そう教えてくれたのは、東洋医学、西洋医学に精通し、自身も12キロのダイエットに成功した、Ellyさん。やせたいと思っているほとんどの人は、身体が水分をため込みむくんでいる状態だという。さらに、湿気の多い時季は、それが加速すると指摘する。

「外からの湿気と、体内の余分な水分のせいで足がむくんだり、冷えたりという症状が起きやすくなるのです」(Ellyさん、以下同)

 原因のひとつは、甘いもののとりすぎ。

「甘いものとは砂糖を含むものだけでなく“甘い味”のもの全般。例えば干しいもなどはダイエット時のおやつとしてよしとされていますが、“甘味”自体に細胞をゆるませる、むくませる作用があるので要注意です」

 さらに、過剰な水分は内臓機能も低下させるため、代謝がダウン。太る悪循環に陥っている人が少なくない。

「そのまま夏を迎えると、体内にあふれる水分が熱されるので、熱中症にもなりやすいです。夏バテや食欲不振にも。反動で秋から冬に食欲が増加するというサイクルになってしまいます。

 そうならないためには、甘いものへの依存を無理なく抑える食習慣に変え、内臓の働きを正常化させることが大切です」

 また、閉経を迎えた50代以降は、水分に加えて内臓脂肪もため込みがち。加速しないよう、肉や乳製品の食べ方も注意が必要となる。

 例えば、タンパク質をとる場合は、魚か植物性のものをチョイス。肉の脂は体内で固まって、血液がドロドロになる要因になる上、内臓脂肪を増やし、背中やウエストを肥大化させてしまう。

「人間は、もともと最適な体型が保てるように自らをコントロールする“やせる力”を持っています。内臓がきちんと働き、血行がよい身体をキープできれば自身のやせ細胞が覚醒するのです。

 その状態になると、無理な運動も食事制限も不要となり、太らないだけでなく、体調も良くなって美肌効果も。ダイエットだけではなく、身体がよい状態になるためにも、さっそく取り組んでみてください!」

梅雨時季に取り入れたいやせ力UPメソッド

「夏以降に太るかどうかの分岐点は梅雨。まずはこの7つの習慣を身につけて、負のループを断ち切りましょう」とEllyさん。

 何から始めても問題ないので、できることから始めよう。

具なしみそ汁で内臓が回復“12時間空腹”サイクルに

「消化器官を働きづめにすると、食欲を倍増させ、胃が炎症を起こします。肝臓は正常に解毒ができず体内に毒素が残りやすくなります」(Ellyさん、以下同)

 食物が胃や肝臓などで消化・吸収・解毒されるまでは約12時間。その間、甘いものと固形物を避ければ消化器官の負担を軽減することが可能。基礎代謝も高まる。

「東洋医学では、内臓は夜から朝にかけて休ませるのがよいとされています。夕ごはん後に断食を始めて、朝ごはんは具なしのみそ汁、昼食からふつうに食べるのが理想」

立ち上がるとき、わき腹を伸ばす

「猫背は、ポッコリお腹の原因のひとつ。肋骨と骨盤の距離が縮まって内臓が押しつぶされるので、ウエストが太くなります。呼吸も浅くなるのでイライラの原因にも!」

 その対策には、両手をつないで背伸びをし、そのまま上半身を傾けるわき腹のストレッチが有効。

「お腹を縦に伸ばして空間をつくるイメージ。隙間時間に続けるだけでOKです」

お風呂上がりには冷水&保湿で代謝アップ

「つい食べすぎてしまうのは、頭に血が上っている状態だから。東洋医学でいう“上熱下寒”状態は、ストレスを引き起こし、暴飲暴食をしやすくなります」

 食欲を正常に戻すには、お風呂の最後の冷水シャワーが効果的。30秒間程度、両足のひざ下を冷やし、クールダウンさせるとよい。

「巡りがよくなり、頭に上った熱が下に流れ、足のむくみも改善します。慣れたら夏は全身への冷水シャワーにも挑戦してみて。より身体全体の血行と温冷バランスが向上し、疲労回復や睡眠の質も高まります」

 さらに、お風呂上がりにはすぐに全身保湿を。

「身体の水分が出ていくのを抑えるので、潤うだけでなく、適度な保温効果も。エアコンで身体が冷え、内臓機能が下がって代謝が落ちるということを防げます」

甘いものを欲したら髪をとかす!

「“疲れた!甘いものが食べたい!”という欲求は、ストレスによる緊張を解きたい本能からくるもの。髪をゆっくりとかすことで、この緊張が瞬間的にゆるみます」

 天然素材の目の粗いコームで、上から下にゆっくりとかしてみて。すると、頭部に上がった「気」が下がり、食欲がすーっと消えていく。ひと呼吸置くことで「行動」を客観視でき、ドカ食いを抑える効果も。

食事を楽しむ日と内臓を整える日を分ける

「甘いものや脂っこい料理は、量よりも口にする頻度が問題。何を食べてもよい“ハレの日”と、甘いものなどを避けて内臓機能の正常化を促す“ケの日”を決めてメリハリをつければ、ストレスなく続けられます!」

 守るべきルールは簡単。ケの日を3日以上連続させ、ハレの日は2日以上続けないだけ。週末に食事を楽しみたいときは土日をハレの日にするなど順序は自由だ。

「甘いものが恋しいときでも、“あと〇日で食べられる”と思えば我慢しやすいですよね。また、ハレの日とケの日のギャップをつくることで、“甘味を食べた翌朝に顔がむくむ”など、自分の体調変化が実感しやすくなります」

雨の日は乳製品を避け、冷たいもの・甘いものを減らす

「甘いものと乳製品は身体に余分な水分をためる食品。1年を通じて、できるだけ避けたほうがよいですが、特に雨の多いシーズンはご法度です」

 湿気の多い雨の日は身体に水分がとどまりやすい上、そこに水分をためる食品を摂取すると内と外からのダブルパンチに。

「水分代謝がにぶり、胃の疲れが起きやすくなります。甘いアイスカフェラテなどは要注意。疲れた胃を冷やして夏バテにつながります。利尿作用のある小豆茶や黒豆茶などを温めて(37~40度)飲むのがおすすめです」

おやつはナッツ一択にする

 口寂しいときは、迷わず素焼きのナッツを。

「血糖値が上がりづらく、良質な脂質とビタミン、ミネラルが豊富。日常的に食べたほうがよい食材です」

 1回分はひとつかみ(10粒程度)を目安に。

「干しいもやドライフルーツも栄養が豊富ですが、糖分も多くダイエットには不向き。甘いもの依存からも脱却できず逆に太ります」

教えてくれたのは……Ellyさん●養生ダイエットコンサルタント。東洋医学や西洋医学などを融合させた独自のダイエット法で、数多くの人を健康的な美ボディに導く。YouTubeチャンネル「Ellyのボディメイクチャンネル・養生ダイエット」は登録者数50万人超え。


取材・文/河端直子

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