ベッキー、不倫でレギュラー11本失うも復活!世間に嫌われても現場から愛されたワケ
週刊女性PRIME / 2024年5月22日 14時0分
芸能界は浮き沈みが激しい業界である。人気者がちょっとしたスキャンダルによって一気にファンを失うことも珍しくない。そのままメディア露出がなくなり、消えていった芸能人も……。
しかし、全ての不祥事タレントが干されて消えるわけではない。
中には築き上げてきたものほぼ全てを失いつつ、そこから復活するタレントもいる。そう。ベッキー(40)のことである。
致命的とされる不倫からの「復活枠タレント」
2016年1月、ベッキーは人気ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・ギター川谷絵音(35)との不倫が『週刊文春』によって報じられると、即座に謝罪会見を行った。
それからしばらくの間、芸能活動を自粛。
彼女をCMに起用していた企業にとってはブランドイメージの低下につながり、騒動以前に契約していた10社全ての広告から彼女は姿を消すことになる。
また2月になると所属事務所から、当時レギュラー出演していた全11本の番組への出演見合わせも発表。
活動自粛は128日で解除となるも、かつてひっぱりだこだったベッキーをテレビで見かける機会はなくなった。
不倫が原因で干されたタレントは彼女の他にも元「モーニング娘。」の矢口真里が思い当たる。
矢口も明るいキャラクターイメージで商売をしていただけに、2013年に“クローゼット不倫”が発覚すると活動休止状態に追いやられた。
が、矢口もベッキーも、2024年現在では勢いを取り戻して芸能界で活躍している。なぜこのような復活が可能だったのか。ある芸能記者はこう分析する。
「ベッキーさんも矢口さんも、そのまま消える凡百のタレントと違って、この2人は根性で芸能界復帰に意欲を見せています。
2人とも活動自粛後には、身体を張るバラエティー番組への出演が増えましたし、にぎやかし要員としても最適。汚れ役をもこなしていった姿は一周回って人間らしさ体現しているようにも思えます。本人が熱意を持って臨めば、そうそう見放さないのが芸能界なので、親和性も高かったのでしょう」
仕事に関する告知もこまめに…SNS運用術も業界内から高評価
また、最近ではSNSを使った番組やイベントの告知もタレントにとって仕事の一つになっている。
これに関しても復帰後のベッキーは、相当力を入れている。
Xやinstagramでのアカウント運用はかなりこまめで、精力的に出演作品や自分が参加する音楽イベントについての発信を行っている。
この姿勢も、復帰後のベッキーを評価する風潮を生んでいる。某映像制作会社は現在のベッキーをこう称えている。
「現在のベッキーさんは与えられた仕事をしっかりこなして、出演するイベントについてもしっかりと発信してくれます。これは制作現場の人間からしてもありがたいです。
イベントの認知度を向上してもらっているわけですので。全てのタレントさんがこういう手間をかけてくれるわけでもないので、ベッキーさんのSNSの運用についてはかなり助かってます」
たしかに昨今のベッキーのSNSを見てみると、自分の関わっている仕事の告知を非常に緻密に行っている。
不倫騒動前には「今日も一日、ハッピーで」みたいな薄い発信しかなかったが、不倫で地獄を見て復活した彼女はたくましくなった。今の彼女は、そんじょそこらの芸能人とは仕事への向き合い方も、覚悟も違うようだ。
取材・文/松本ミゾレ
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