ラモス瑠偉CMでおなじみ『Jリーグカレー』復刻→無料配布→高額転売にサポーターがモヤつくワケ
週刊女性PRIME / 2024年6月6日 7時0分
“カレーを食べたらラモス瑠偉に変身!”
'93年5月15日にJリーグが開幕してから31年。当時話題になった“ある製品”が復刻された。
無料配布されたJリーグカレーが高額転売
「Jリーグが開幕した'93年に永谷園から発売された『Jリーグカレー』が復刻されたんです。レトルトのビーフカレーで、'96年に販売終了。おまけとして、Jリーグのマスコットキャラクターのシールが封入されており、それを集める子どもたちも続出しました」(スポーツ紙記者、以下同)
懐かしのカレーが復活。あのCMもリメイクされた。
「カレーを食べた“まさおくん”がCGでラモス瑠偉さんに変わっていくという演出が当時、話題になりました。そのCMが再現され、ラモスさんも出演。さらに、当時のまさおくんは父親役として登場しました。カレーを完食したあとのラモスさんのセリフが“おかわり”から“ただいま”に変更。ラモスさんがシュートをしていたラストシーンは初代まさおくんがキックという演出に変わっていました」
映像が琴線に触れた当時のファンも多く、“リメイクCM”が公開されたYouTubeのコメント欄には、
《このCMが現代版で見られるとは》
《まさおも立派になられてちょっと感動しました》
《めっちゃ懐かしい(笑)…当時学校の休み時間でみんな真似してたな》
当時を懐かしみ、まさおくんの成長に驚く声が多数あった。今回の復刻は一般販売ではなく、5月15日に行われたJ1の10試合の各会場で1000個ずつ、合計1万個が配布されただけ。
ファンなら手に入れたい限定品ということもあり、現代ならではの“餌食”にされてしまった。
「配布が発表されたときから、ファンからの注目度が高く、喜びの声が多数あがっていました。さらに、Jリーグによると一般販売の予定はない限定品。そういったこともあり、フリマアプリの『メルカリ』などで、高額で販売される事態になってしまいました。1個当たり2000円台で販売されるものが多く、中には3000円の価格帯でも売られ、すでに購入されているものもありました」
こうした“高額販売”に対して、メルカリが鹿島アントラーズのスポンサーを務めているということで、他クラブのサポーターから
《利益が鹿島のスポンサーのメルカリにいくのが解せない》
といったコメントもネット上であがっていた。Jリーグに今回の転売についての見解や今後の対応について、問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
せっかく復刻した、懐かしのカレー。ファンも“フェアプレー”を心がけてほしい。
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