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重曹の食用と掃除用は何が違うの?専門家が明かす「主成分の差」と梅雨におすすめの使い方

週刊女性PRIME / 2024年6月3日 6時0分

重曹は湿気を吸収すると固まりやすくなってしまうため、保存するときには密閉して直射日光の当たらない場所に置こう ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!食べられる重曹と、掃除用の重曹は何が違うの?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.食べられる重曹と、掃除用の重曹は何が違うの?

A.主成分である炭酸水素ナトリウムの「純度」が違います。(アクティア株式会社 カジタク・家事代行チーム 西田美保さん)

 料理ではふくらし粉として使ったり、洗剤の代わりに掃除にも使える重曹。さまざまなシーンで活躍してくれる重曹だけど、パッケージを見ると「掃除用」や「食用」と表示されている。

 同じ重曹なのに、何が違うのだろう。

重曹の主成分は炭酸水素ナトリウムで、掃除用と食用の重曹では、その純度に差があります。一般的に食用は純度が98%~99%、掃除用は95%〜98%と、掃除用のほうが純度が低いとされています

 と教えてくれたのは、アクティア株式会社のカジタク・家事代行チームの西田美保さんだ。

「純度が低いものは、その分ほかの不純物が入っているということです。掃除用の重曹には洗浄力を上げるために、重曹以外の成分が配合されています。なので、掃除用として販売されているものは食用には使わないほうがよいです」(西田さん、以下同)

 食用の重曹は、食品衛生法の基準で作られた食品添加物という扱いなので、口に入れても問題ないのだそう。

「ちなみに、重曹の主成分である炭酸水素ナトリウムは加熱すると二酸化炭素が発生するので、ふくらし粉として使えます。そして、炭酸水素ナトリウムはアルカリ性なので酸性の油汚れが落ちやすく、掃除にも向いているんです」

 また、重曹には消臭と湿気取りの効果があるので、梅雨時季には、靴箱に置くのもよいそう。

重曹を粉のまま空き瓶などに入れ、靴箱の中に入れるだけでOK。湿気と臭いを吸収しやすくするため、口の広い容器を使うのがおすすめです

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