「大分と福岡で6本のレギュラー番組」中島知子が“全国区タレント”に返り咲く可能性

中島知子

　現在、大分で大活躍中のタレントがいる。元オセロの中島知子だ。地方へ活動の場を移しながらも“再ブレイク”の兆しを見せており、キー局をメインにした表舞台に返り咲く可能性も高い。

ローカルタレントとして地位を確立

「中島は現在大分と福岡で6本のレギュラー番組を持っています。一時期はラジオのレギュラーも1本抱え、大分の地元企業のテレビCMに起用されたことも。着実にローカルタレントとしての地位を確立しているみたいですよ」（芸能ライター）

　1993年に松嶋尚美とお笑いコンビ「オセロ」を結成した中島は、持ち前のトーク力を武器にバラエティ番組で活躍して全国的な人気を獲得。一方で相方・松嶋の独立騒動や不仲説、突然の激太り、井上陽水との不倫疑惑など、お笑い以外でも注目を浴びる機会が多かった。

　中島は2011年4月に体調不良のため無期限の活動休止を発表したが、後に同居していた元占い師の女性に洗脳されているのではとメディアを騒がせることに。その後コンビは解散し、中島のイメージは地に落ちてしまった。洗脳騒動後の中島は、女性向けセクシー動画の監督をしたり、写真集を出したりして芸能活動を続けていた。

色々あったけど実力は健在

　そんな中島が今年1月放送の『じっくり聞いタロウ～スター近況（秘）報告～』（テレビ東京系）に出演。現在の生活について語り、2018年に大分へ移住し、現在も大分に住んでいると明かしている。肌が弱いという中島はアトピーを治すための湯治を目的に、温泉地への引っ越しを考えて一度は熱海に移住。しかし物価が高いという理由で転居を決め、最終的に別府のある大分に移り住んだそうだ。

　とはいえ移住直後から仕事があったわけではなく、将来スナックを開きたいという思いから別府のラウンジでアルバイトを開始。コロナの関係でスナックの開店は断念したが、2021年に大分で番組MCを務めることに。その後続々と番組出演の機会が増え、大分を中心にレギュラーを持つまでになった。

　また、中島は4月21日放送の『週刊さんまとマツコ』（TBS系）に出演。番組内では福岡のローカルスターである芸人・ゴリけんが《中島さんは大分でめちゃめちゃ活躍されていて、福岡でも番組をされていて》と発言しており、ネット上でも

《もともとトークが上手いからどこにいても人気者になるんだろうね》

《いろいろあったけど実力は健在だな》

《ここまで立ち直ったのは素直にすごいと思う》

　と中島に対する評価は高い。

「中島は現在、大分で『中島知子のおんせんさんぽ』（テレビ大分）という温泉ロケ番組を持っています。移住のきっかけとなった温泉が仕事につながったようですね。今は九州メインの仕事が多いとはいえ、少しずつキー局への出演も増えていますし、そのまま“全国区のタレント”に返り咲くかもしれません」（前出・芸能ライター）

　さまざまな困難を乗り越えてきた中島は再ブレイクを果たすのか。今後の活躍に期待したい。