杉野遥亮、初対面で魅力的と感じる女性のタイプを本音告白「ピュアな人が好きです」
週刊女性PRIME / 2024年6月7日 11時0分
「運命的な出会いは、最近ないですね。質問の答えとは違うかもしれませんが、身体にいいモノが食べたいなと思っていたときに、バラエティー番組のロケで行かせていただいたホテルが薬膳料理や和食の凝った料理を出してくださったんです。運命を感じたというか、ラッキーだなと思いました(笑)」
「人ってそういうものじゃないか」
最近、運命の出会いがあったかを聞くと、こう答えてくれた杉野遥亮(すぎの ようすけ・28)。映画『風の奏の君へ』で杉野は、ピアニストの里香にひと目ぼれする浪人生の渓哉を演じている。
ある日里香が、家業の茶葉屋を継ぐ兄・淳也の大学時代の恋人だったことを知る渓哉。リサイタル中に倒れた里香に自分が祖母と兄と住む家でしばらく療養しないかと提案する。
兄に未練が残る里香と、里香に冷たく接する淳也。ふたりに対して言葉にできない思いを抱える渓哉の3人がともに生活することになる。
「渓哉は、自分の進路や居場所を探している人。茶葉に興味があるけれど、家業を継ぐために故郷に帰ってきた兄に素直に伝えることができない。その状況で兄から“自分の好きなことをしろ”と言われても、渓哉としては“兄貴(淳也)こそ、好きなことしろよ!逃げるなよ”と思ってしまう。
渓哉が里香に会ってドキッとしたのは事実ですが、その後の思いは恋愛感情というより憧れに近いものだったんじゃないかなと思います。兄の元恋人ということで、より心が動いたというか。
渓哉は、兄と対峙(たいじ)することで探している自分自身の答えを見つけることができると思っているように僕は感じました」
両親を亡くし、兄と祖母と暮らす渓哉。彼にとって兄は親代わりでもある特別な存在。
「こういう家族に対しての悩みは、年齢関係なく、多くの人が抱えていることだと思います。渓哉が里香に一緒に住むことを提案するのは、(兄と復縁する可能性もあり)矛盾している行動のようにも見えますが、人ってそういうものじゃないかと思います。
渓哉は、ただ自分に正直に生きているだけ。とても人間らしく感じます」
憧れを感じていた“自然”や“地方”
兄・淳也を演じたのは、今作が映画初出演となった人気ロックバンドflumpoolのボーカルでもある山村隆太。
「山村さんとは、初めましてでした。どこか陰のある淳也そのものの印象でした。少し距離のある兄弟役ということもあり、現場ではほとんど話をしませんでした。
それに、撮影した時期が新型コロナ(ウイルス感染症の)5類移行前だったので、いまより慎重に対策しないといけなかったですし、もともと僕は撮影現場でそんなに話をするほうではありませんでした。
だからかスタッフの方が、“山村さんが、僕に避けられているんじゃないかと思っているみたいだよ”と教えてくださって。まったく、そんなことなかったんですけど(苦笑)」
映画初出演の山村に演技の先輩としてアドバイスをしたことがあったのかを聞くと、
「俳優としてまだまだ未熟な僕が、山村さんに何かを言うなんてものすごく失礼な話です。現場で真剣に淳也と向き合っている山村さんを見て、僕も勉強させていただきました。淳也はすごく素敵なお兄ちゃんで。(映画のチラシを見ながら)自分でも不思議なのですが、本当の兄弟みたいですよね」
今作が撮影されたのは、岡山県美作(みまさか)地域。劇中でも登場する広大な茶畑は圧巻だ。
「当時、東京のスタジオで撮影をする作品が続いていたので“自然”や“地方”という言葉にすごく憧れを感じていました。なので、美作での撮影は新鮮な経験でしたし、“やった!”という感じでした。
特に茶畑はすごかったです。心が洗われるような気持ちになりました。お話を聞いたら、茶葉を育てるのは本当に大変で。1日2時間ほどしか眠ることができない日もあるとか。
自分としては、いつもビルばかり見ている環境よりも、茶畑の中で仕事をしているほうが、心が豊かになるのかもしれないなと思いました」
渓哉が初対面の里香に心を奪われるように、杉野にとって初対面で魅力的だと感じるのはどんな人かを聞くと、
「思っていることが顔に出ちゃう人を見ると、少しホッとします。自分もそういうところがあるので、こういう人がいてくれてよかったと思います(笑)。
どんなときもベストな対応をする大人な人よりも魅力を感じます。心がきれいな人、ピュアな人が好きです」
テンションを上げてくれる音楽
最近、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の『おどるポンポコリン』をよく聴いています。明るいメロディーで元気が出るんです。
B.B.クィーンズさんバージョンとか、ももいろクローバーZさんバージョンとか聴いています。
映画『風の奏の君へ』
6月7日(金)新宿ピカデリー ほかにて全国公開
配給:イオンエンターテイメント (c)2024「風の奏の君へ」製作委員会
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