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宝塚の元娘役・有沙瞳が演歌系事務所に所属「いろんなジャンルの歌に挑戦したい」

週刊女性PRIME / 2024年6月15日 11時0分

有沙瞳 撮影/佐藤靖彦

「私、もともと引っ込み思案で今みたいな性格じゃなかったんです」

 こんな言葉が信じられないくらい明るく笑うのは、昨年8月に宝塚歌劇団を退団した有沙瞳

「小さいころは自分に自信がなくて、マイナスに考えることが多かったんです」

誰かの支えになれるような存在になれたら」

 そんな小学生だった彼女を見かねた祖母が習わせたのが演歌。歌うことは好きで、夢は『NHKのど自慢』で満点の鐘を鳴らすことだったと振り返る。

 中学生のときに通っていた学習塾の先生が宝塚のファン。その影響を受け、宝塚の舞台に夢中に。中学校卒業のタイミングで宝塚音楽学校を受験した。

「3次試験までいけたんです。でも、面接でいい子でいようと受け身になってしまって……。案の定落ちました(苦笑)」

 負けず嫌いの性格ゆえに次の年に再受験。見事、宝塚のステージへの切符をつかんだ。娘役スターとして歌唱力を認められエトワール(ショーを締めくくる歌姫のこと。フランス語で「星」の意味)を務め、役にも恵まれた。

「約15年、宝塚で人生を過ごしてきてすごく思うのは、夢を持って頑張っていればいつかは絶対に叶うんだ、ということ。新人公演の『るろうに剣心』('16年)ではエトワールを、『王家に捧ぐ歌』('22年)ではアムネリス役をいただけて。『1789-バスティーユの恋人たち-』('23年)ではマリー・アントワネット役で憧れの“輪っかのドレス”も着させていただき、退団公演を迎えられました」

 そして今、演歌歌手が多数所属する事務所から、芸能界という第2ステージへと歩き出した。自身の原点ともいえる演歌でのリスタートなのかと思いきや─。

「もちろん演歌も歌いたいですけど、いろんなジャンルの歌に挑戦したいです。ラジオやテレビ、朗読劇などもやったことがないので挑戦したい。歌や舞台を通して微力でもいいので、誰かの支えになれるような存在になれたらうれしいですね」

取材・文/蒔田 稔

ありさ・ひとみ '10年に宝塚音楽学校入学。'12年に98期生として、宝塚歌劇団に入団、雪組に配属される。'16年に星組に組み替え、'23年8月に退団。趣味は写真撮影、神社巡り、幸せ探し。

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