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大谷翔平不調でも「さすが!」無理やり持ち上げる“大谷御用メディア”の不気味さ

週刊女性PRIME / 2024年6月12日 16時0分

大谷翔平。活躍してもしなくても報じられるのが“スター”の常とはいえ……

 類を見ない巨額契約、日本が世界に誇るアスリート大谷翔平(29)。この名前をメディアで見ない日はほぼない。記事の数は毎日、猛打賞どころではない本数。それは試合があろうがなかろうが。そして活躍しようがしまいが変わらない。

《大谷翔平が球審に見せた“気遣い”が「素敵」》

《大谷翔平が今季初の申告敬遠 地元ファンから大ブーイング》

《大谷翔平、第4打席は打撃妨害で出塁 初球から積極スイングも今季2度目の珍プレー》

「健全とは思えない」報道の状態

 打席に立つたびに配信されるネットニュース。その結果が凡退だとしても……。

「ここ最近の過剰なまでの大谷報道に対しては辟易する声が日増しに多くなっているように感じます。そういった声を上げる人も“大谷アンチ”なわけではない。その一挙手一投足、なんなら何もしてなくても報じるようなメディアへの嫌悪感でしょう」(スポーツジャーナリスト)

《》内に引用した報道は、いずれも6月3日朝のもの。この日、大谷が所属するドジャースはロッキーズと対戦。大谷はノーヒットに終わっている。

「なぜこれほど報じられるかといえば、これまで大谷選手がホームラン王やMVPを獲得するほどの活躍を見せ、読者・視聴者に求められているとメディアが感じているからですが、大谷選手が打てなかった試合でも、“何か”を見つけて、無理やり称えるような記事があふれるのは健全とは思えません。

 過剰報道に対して“大谷ハラスメント”なる言葉も生まれましたが、この状態ではその声がやまないのも仕方がない。根本的に大谷選手が悪いことは何もないのですが」(前出・スポーツジャーナリスト、以下同)

日本メディアへの警戒

 昨年までエンゼルスに所属していた大谷。当然ながら当時から大谷の報道は多かったが、彼の活躍を伝える記事が、「なおエンゼルスは敗れた」という言葉で締められることが多々あったため、“なおエ”というネットスラングも生まれた。

「大谷選手が活躍してもチームが勝てなかったエンゼルス時代と違い、ドジャースでは大谷選手が活躍しなくてもチームが勝つことも多い。事実、3日の試合も勝利。“なおエ”と逆の意味で“なおド”な状況ですが、称える記事が出まくっている。もう大谷御用メディアともいうべき姿勢ですね」

 一方、ドジャース側はこのような日本メディアを警戒している様子。

「本拠地ドジャースタジアムの三塁側ファウルゾーンに《PHOTOGRAPHERS OR MEDIA BEYOND THIS POINT》という“この位置以降はメディア立ち入り禁止”の立て看板が設置されています。横には日本語訳看板も」

 その状況を現地取材している日本メディアの記者がXに投稿している。

なぜ注意の看板が設置されるかといえば、ルールを破る人がいるからに他ならない。日本語訳があるということは日本のメディアに対しての注意です。そんな状況を《アグレッシブなメディアに対して》などと表現し投稿は反感を買っています。“テヘ(苦笑)”みたいなテンションでしたからね。大谷報道のためにアグレッシブに何をやってもいいとでも……。その程度の意識なのです」

 日本が誇れる日本人・大谷。誇れない日本メディア─。

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