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汗のニオイを抑えるための「正しい拭き方」は? 制汗アイテムの使いすぎには要注意

週刊女性PRIME / 2024年6月17日 8時0分

日本気象協会によると、今年の梅雨入りは全国的に平年より遅く、九州から東北南部にかけては、6月中旬ごろの梅雨入り予定とのこと ※写真はイメージです

 日常の気になる疑問を解決!ニオイを抑えるための正しい汗の拭き方は?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.ニオイを抑えるための正しい汗の拭き方は?

A.乾いたタオルで拭くのはNG。濡れタオルやボディシートで拭いてください。(東海大学理学部教授 関根嘉香先生)

 体感温度が高まる梅雨。汗やニオイが気になる季節だが、汗の拭き方を間違えると逆にニオいやすくなると話すのは、東海大学で体臭の研究をする関根嘉香先生だ。

「汗は皮膚を濡らして体内の熱を放出する役割があります。乾いたタオルなどで汗の水分を拭き取ってしまうと身体の熱を発散できず、さらに汗をかくことに。ですからボディシートのような濡れたもので拭くのが正解。

 そして汗をかいたらすぐに拭くこともニオイ予防のポイント。汗を放置すると、皮膚の表面にいる常在菌が汗や皮脂の成分を食べて、ニオイの原因となる分解物を生み出すのです」(関根先生、以下同)

 また、汗をかかないように水分摂取を控えたり、冷房で身体を冷やしたりするのは実は逆効果だ。

汗を抑え込むと、汗腺の機能が低下し、ベトッとした乾きにくい汗が出て、湿った環境を好む常在菌の活動が活発になり、ニオイが強くなることも。汗はたくさんかくことでサラサラの乾きやすい汗になり、ニオイも出にくくなります。

 日頃から半身浴や運動などで汗腺を鍛え、サラサラの汗をかける体質にしておきましょう」

 制汗剤などのアイテムは、いざという時のニオイ消しに便利だが、使いすぎると汗をかきにくい体質になるため注意が必要だ。

「汗をかくことは悪いことではありません。大切なのは汗を放置しないこと。濡れたもので拭くほか、着替えを常備したり、速乾性のある下着を選ぶのも有効です。自分に合った対策を見つけてください」

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