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「大騒ぎになるはずが…」 『ジョンソン』番組終了の決定打は“視聴率の低さ”ではなかった

週刊女性PRIME / 2024年6月19日 15時0分

TBS系バラエティー番組『ジョンソン』(番組公式サイトより)

 6月19日、かまいたち、見取り図、モグライダー、ニューヨークが出演する『ジョンソン』(TBS系)が9月末で終了すると、スポニチアネックスが報じた。

ダウンタウン、さまぁ〜ず、雨上がり決死隊、キャイ〜ンが出演した『リンカーン』の後継番組としてスタート。キャストが発表された時点で、“『リンカーン』の後継番組としてはメンバーが弱い”とネガティブな意見が多く出ることに。また初回放送こそ『リンカーン』の名物企画『芸人大運動会』でしたが、その後は『俺のベストキス発表会』などゆるい企画が続いたことで話題になる機会が減っていました」(テレビ誌編集者)

視聴率は低いのにトラブルが多発

 一向に伸びない視聴率とは裏腹に、度重なるトラブルが。

初回の『芸人大運動会』ではジャングルポケット太田博久さんが、人を持ち上げることでその体重を当てる『人間体重計』という持ちネタを披露。女性コンビ・エルフのはるさんを持ち上げた際、身体を激しく上下させる動きが性的だと問題視されました。また今年2月に放送された『豪邸トレジャーハンター』に出演した豪邸の持ち主が、放送直前に逮捕されていたことが発覚。放送こそされましたが、有料動画サイトなどではこの回は配信停止になっています」(同・テレビ誌編集者)

 幻の回となった『豪邸トレジャーハンター』の放送後には、総合演出が『クレイジージャーニー』の演出も務める敏腕プロデューサーへ変更になっている。

プロデューサーが変わってからはメンバーが東京タワー階段上りバトルに挑戦したり、富士山を巡って静岡県民と山梨県民が巨大綱引きでガチンコ対決するなど、見応えのある企画を放送するようになっていたんですけどね。面白くなり始めた矢先だったので、終了は残念です」(放送作家)

 一方、プロデューサーが変更になってからは、放送される頻度が下がっていた。

当初は毎週放送されていたのですが、プロデューサーが変更になった春以降は2時間スペシャルが増え、放送されない週も増えていました。5月は放送が1回のみ、6月は放送がゼロにも関わらずSNS上ではほとんど話題になっていませんでした。人気番組であれば、2ヶ月間で1回しか放送がなければ大騒ぎになるはずですから」(広告代理店関係者)

 この話題のならなさが「放送終了の決定打になったのでは」と、同・広告代理店関係者は分析する。

今のスポンサーは世帯視聴率ではなく、コア視聴率(購買力があると言われる13歳から49歳を対象にした視聴率)やSNSでのトレンド入りを重視します。『ジョンソン』は若い世代に人気の4組を起用したにも関わらずコア視聴率も低く、放送される機会が減ってもほとんど話題になっていなかった。スポンサーが高い広告料を払う価値がないと判断しても仕方ないですよ

 『リンカーン』は番組名の由来となったエイブラハム・リンカーンが大統領を務めた期間の倍となる8年間放送されたものの、『ジョンソン』はたった1年での任期終了となってしまった。

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