「これは悪意あるよ」久しぶりにテレビ出演した谷亮子に“美人になった”報道の違和感

谷亮子（2010年撮影）

　6月18日放送のトークバラエティ番組『踊る！さんま御殿！！』（日本テレビ系）に、柔道家の谷亮子が出演。久々にメディアで姿を見せた。

　この日の同番組は「子育て奮闘ママSP」というテーマで番組を展開。谷の紹介時には「夫　元プロ野球選手　谷佳知、長男18歳、二男14歳」とテロップが出た後、家族4人で映った写真が映し出された。

　現在、子供2人は野球をやっている現役アスリート。長男は東都大学リーグに所属する駒沢大学に進学している。そんな子どもたちに、谷は「食にはこだわっていて。運動が終わって20分から30分以内にタンパク質を食べさせます」と元金メダリストらしい子育て法を語っていた。

　久々のメディア出演で子育てについて語った谷。

「二人の子供は現役アスリート。元金メダリストの谷さんのもと、すくすく育っているようですね。この順調な子育てを武器に“スポーツママタレ”枠を狙っているのでしょう。ただ、課題は谷さんのトーク力。さんま御殿でのトークはイマイチでしたね……」（テレビ局関係者）

《どこからどう見ても谷亮子さん》

　そんな中、同番組に谷が出演したことがネットニュースで報道されている。記事のタイトルは『48歳「ヤワラちゃん」すっかり美人ママに！黒髪サラリ「久しぶりで誰だか分からなかった」と二度見』。記事では「すっかり美人ママ」「ヤワラちゃんをテレビで見るのが久しぶりすぎて誰だか分からなかった」といった視聴者の声があったことを紹介しているのだが、記事のコメント欄には、

《どこからどう見ても谷亮子さんですわ》
《わざわざ美人という言葉をつけてツッコミを入れさせるのはハラスメントではないでしょうか》
《これは悪意あるよ》

　など、記事自体への否定意見が多かった。最近のネットニュースでは、こういった手法でPVを稼ごうとする記事が増えてきている、と語るのは芸能プロ関係者。

「記事を書いている方は対象を批判するのではなく、褒めている記事を書いています。ですが、無理やり褒めているような違和感のある記事ですから、コメント欄が荒れて、それによってPV数が稼げるという寸法ですね。一種の炎上商法ということでしょう」

　今回、PV稼ぎのネタにされてしまった谷亮子。久々のメディア出演をきっかけにスポーツママタレの座を掴み取ることはできるのだろうか。