「今日のような気持ちになるんだな」五輪休止で『旅サラダ』がトレンド入り、早くも始まる“神田ロス”

神田正輝

　7月27日、俳優の神田正輝がMCを務める旅情報番組『朝だ！生です旅サラダ』（テレビ朝日系）は、特別番組の『パリオリンピック開会式スペシャル』放送に伴って休止。Xでは「旅サラダ」がトレンド入りするほど話題となった。

　1993年からスタートし、毎週土曜日の朝の時間帯で放送してきた同番組。初代MCは草野仁が務め、1997年に神田へバトンタッチした。それから27年MCを続けてきた神田は9月28日放送分でMCを卒業することが決まっている。

　神田の番組MC卒業について体調不良が主な原因だろう、と語ってくれたのはテレビ局関係者。

「神田さんは昨年の春ごろから痩せた姿を見せていて、視聴者からも体調が心配されていました。そんな中、昨年11月から今年1月まで『体のメンテナンス』を理由に、9回分の放送を欠席しています。復活してからは、いつも通りの元気な姿を見せてくれていたのですが……。やはり健康不安がMC卒業の大きな原因でしょうね」

　すでに9月からの降板が決まっており、残り約2か月しか残されていない中での番組休止にネットニュースのコメント欄には

《土曜の朝は「旅サラダ」を見て、夜は「青空レストラン」を見て一日を終えるのが私の土曜日のルーティン。それが今日崩れた。返してよ私の楽しみ》
《ましてや高校野球もまたあるんじゃないの、土曜日の旅サラダ、楽しみにしてるのに！ 神田さんの見る回数が減る》
《旅サラダから神田さんが卒業すると、今日のような気持ちになるんだなと、つくづく思いました》

神田の高額ギャラは旅番組としては痛い出費

　といった休止による悲しみの声が多く集まっており、早くも“神田ロス”が始まっているようだ。神田のMC降板については本人の体調不良だけでなく、高額なギャラも決め手の一つだったようだ、と前出のテレビ局関係者は語った。

「神田さんのギャラは1本80万円とも言われています。1年間の放送分で考えれば、最低でも3000万円超え。旅情報番組としては痛い出費でしょうね。

　年々、テレビの視聴率自体が下がってきていて、製作費を少しでも抑えたい製作スタッフの狙いというのも、間違いなくあると思います。神田さんの後任MCがいないのも、製作費の節約のためでしょう」

　9月の卒業まで、甲子園大会での休止も考えられる同番組。「旅サラダ」ファンとしては、一日でも多くMC神田正輝の雄姿を、その目に刻みたいものだ。