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【独占】上白石萌歌・赤楚衛二で『366日』映画化、月9からキャスト刷新で“リベンジ”

週刊女性PRIME / 2024年7月30日 21時0分

上白石萌歌と赤楚衛二

 とある映画製作会社の関係者が打ち明ける。

「フジテレビ系で4月クールに放送された月9ドラマ『366日』の映画化が現在、松竹で進められているようです」

『366日』は沖縄出身の4人組バンド『HY』が'08年にリリースした楽曲。当初はアルバムに収録された中の1曲だったが、同年に放送されたフジテレビ系の深夜ドラマ『赤い糸』で主題歌に起用されて話題に。今では失恋ソングの定番となっている。

映画ではキャストを刷新

「ドラマ『366日』の主人公は広瀬アリスさんが演じる明日香。彼女は高校時代に片思いしていた眞栄田郷敦さんが演じる遥斗と再会して12年越しに恋仲になるも、交際間もなく遥斗が予期せぬ事故により記憶障害を負うことに。悲劇の中で思い続ける男女を描いたラブストーリーは、忘れられない記憶の中の恋を歌った『366日』の歌詞から着想を膨らませています」(テレビ誌ライター)

 今回の映画化にあたっては、キャストを刷新するようだ。

「おおまかなストーリーはドラマと同じで、映画版の主演は上白石萌歌さん。その相手役を赤楚衛二さんが務めるようです。上白石さんは、'18年に『キリン 午後の紅茶』のCMに出演して『366日』を歌っていました」(前出・製作会社関係者)

 映画の詳細について松竹に問い合わせると、

「作品個別の製作過程についてはお答えしておりません」

 とのことだった。

「むしろ映画寄り」

 過去にもフジ月9枠の人気ドラマは『ガリレオ』や『ミステリと言う勿れ』などが映画化されているが、『366日』に関してはというと─。

「そもそもドラマはあまり話題にならず、視聴率は全話平均6・1%と低空飛行。放送されたタイミングも悪くて'24年の4月クールは記憶喪失を扱うドラマが『366日』を含めて5本もありました。映画化の情報公開はまだまだ先ですが、このままだと映画化してもいまいち盛り上がりに欠けてしまうかもしれません……」(前出・製作会社関係者)

 すでに暗雲が垂れ込める『366日』の映画版だが、ドラマウォッチャーで漫画家のカトリーヌあやこさんは期待を寄せる。

「“障害と恋”や“青春時代のキラキラした思い出”といったテーマは、'22年にフジテレビ系で放送されて話題を呼んだ『silent』を目指したのかもしれませんが、『366日』は重い展開が毎回続いて、見ていて若干の“しんどさ”がありました。しかし、映画であれば約2時間のストーリーにまとまるのですから、むしろ映画寄りの企画なのかもしれません」

 主演女優の比較も見どころになるという。

「広瀬アリスさんは男性を引っぱれる姉御タイプですが、萌歌さんはおとなしめと真逆。同じストーリー展開だとしても、違った楽しみ方ができるのではないでしょうか」(カトリーヌあやこさん)

 ドラマでは果たせなかった大ヒットという悲願を映画でならリベンジできる!?

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