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内村航平は「低テンションがいい」東国原英夫は「しつこい」パリ五輪で株を上げた人下げた人

週刊女性PRIME / 2024年8月12日 17時0分

わきまえたコメントが好評の内村航平(左)と連日の“言いがかり”が批判された東国原英夫氏

「悔しいのはわかるんですが、あれはどうなんですかね」

 柔道女子52キロ級で2回戦敗退した阿部詩選手の号泣場面に対して、元宮崎県知事の東国原英夫氏がなぜか連日憤っている。

「7月29日のテレビ番組で冒頭のコメントをしたのち、自身のXに《今日の『ゴゴスマ』でも言ったが、やはりあの態度は武道家・柔道家として如何なものか》と投稿。さらに翌日、自身のYouTubeで“あれはちょっといただけないかなという感じがします”とダメ押し。よほど気に入らない行動だったのでしょうか。東国原さんに対しては“まだ言う?”“しつこい”などネットの批判が集まっています」(芸能ジャーナリスト、以下同)

コメンテーターにも“明暗”

 詩選手は30日、自身のインスタグラムを更新し《情けない姿を見せてしまい、申し訳ありませんでした》と綴り、東国原氏が大人げなく見える形に。この一件をめぐっては多くの芸能人がコメントをしている。

「女優の川上麻衣子さんは、自身のXで《大人になってから、あんなに泣き叫ぶくらい、何かに本気で立ち向かったことがあっただろうか。美しい姿に心が洗われる思いです》と感動を綴り、南海キャンディーズの山里亮太さんもMCを務める番組で《こんなに泣きたいほど頑張ったことってある?オレないのよ》と詩選手に対して寄り添うコメントをしています。

 タレントの石原良純さんはレギュラー番組内で《僕はこういう姿もオリンピックの1ページだなって》と客観的に述べるにとどまっています。いずれにしても詩選手を批判する人は大人げない、と株を下げていますね」

 一方で、そのコメント力で株を上げ続けている元選手たちも。

「卓球の石川佳純さんです。フジテレビの五輪番組スペシャルキャスターですが、落ち着いた声のトーンで冷静に解説をしていて好感が持てます。卓球以外の競技に関しても勉強しているのがよくわかる。詩選手に関しても『どれだけ悔しいんだろうと……言葉が出ません』と多くを語らず、元アスリートとして共感する姿勢を見せ、評価が上がり続けています」

 元日本代表オリンピアンは概ね好感度が高いようで、NHKでキャスターを務める体操のレジェンド・内村航平もそのひとり。

「内村さんのテンションが低めな解説は落ち着いて聞いていられる、と好評です。民放の騒がしいノリについていけない方にはちょうどよいのでしょう。さらに内村さんはわからないことは正直に言い、男子バスケの試合に関しては自身が背が低いということから『フランスの選手は背が高いからセコい』などと素朴な感想も漏らし、好感を集めています。

 体操に関しては内村さんではないと言えないような選手を励ます優しい解説で、日本だけではなく他の国の選手へのリスペクトもあり、公平な解説も評判です」

 熾烈を極めるメダル争いの裏でも、そのコメントをめぐって勝敗がついている?

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