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「いくらなんでも多すぎ?」松本まりかに吉谷彩子、深夜ドラマに“不倫モノ”が乱立

週刊女性PRIME / 2024年8月20日 18時0分

サレ妻の怪演っぷりが話題になっている松本まりか(左)妹に夫を奪われる役を演じる吉谷彩子

《最近不倫ドラマ多いな〜》
《不倫ドラマ多いけどそれだけやっぱ身近にあふれてんだろな》

 深夜の不倫ドラマ“ラッシュ”が、SNSで話題になっている。

今期だけで5本の不倫ドラマ

『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』(BSテレビ東京ほか)、『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)、『どうか私より不幸でいて下さい』(日本テレビ系)、『さっちゃん、僕は。』(TBS系)、『完璧ワイフによる完璧な復讐計画』(毎日放送)と今期だけで、5本も放送されているのだ。

 どうして不倫ドラマがこんなに多いのか?

「不倫ドラマはストーリーが作りやすいからだと思います。浮気がバレるんじゃないかとドキドキするサスペンス、バレてからはホラーの展開に。さらにドロドロのバトルになって最終的には復讐をするというカタルシスがあり、極端なキャラクターやエピソードも入れやすい。また、夫と妻と不倫相手の3人がいればよく、登場人物の少なさから予算的にも都合がいいと思います

 と言うのは、漫画家でドラマウォッチャーのカトリーヌあやこさん。

「最近、現実でも不倫スキャンダルが多いです。ついこの前も中丸雄一さんの騒動がありましたが、2020年には東出昌大さんと渡部建さんの不倫が報じられ、このころから不倫は絶対に許されないという世論が強くなりました。それ以来、不倫はみんなが食いつきやすいトピックスになり、不倫をテーマにするドラマが増えてきたと思います」(カトリーヌさん、以下同)

 それにしても、今期だけで5本というのは多すぎる気も……。

「多いですね(笑)。5本すべて小説や漫画が原作ですが、漫画においても、ドラマにおいてもそれだけ興味を惹かれるコンテンツなのだと思います。今期の作品は純愛的な不倫、姉妹のバトル、ホラー的な不倫とそれぞれ少しずつ中身は違っていて、手を替え品を替えという感じですね」

昭和・平成の不倫ドラマとの違い

 若い俳優の登竜門になっている一面もあるのだそう。

「不倫ドラマには必ずベッドシーンがありますが、若手俳優や女優が大人な顔を見せるターニングポイントで出演することが多いです。

『東京タワー』(2024年)の永瀬廉さんや『さっちゃん、僕は。』の木村慧人さんがそうですね。『ホリデイラブ』(2018年)の松本まりかさんや『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(2014年)の斎藤工さんが不倫ドラマでブレイクしました」

 昭和や平成の不倫ドラマと、令和の不倫ドラマには違いがあるようで、

昔はヒロインが主婦で不倫をするものが多かったです。許されない恋だからこそ燃え上がる背徳感的なものでした。『失楽園』(1997年)、『セカンドバージン』(2010年)、『昼顔〜』などがそうです。最近は夫がクズで不倫をしてサレ妻が復讐をするパターンが増えました。時代に合わせて変わってきていますね」

 人は道を踏みはずしてしまうものだからか、いつの時代も需要がある不倫ドラマ。まさか視聴者に、不倫を推奨しているわけではないだろうけれど──。

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