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「皮肉というほかない」お騒がせタレント・フワちゃんの暴言騒動で放送局に生まれた“新ルール”

週刊女性PRIME / 2024年8月23日 10時30分

フワちゃん

 やす子への暴言騒動で『フワちゃんのオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送系)が即刻打ち切り、降板となった件は記憶に新しい。

 フワちゃんの不適切投稿は8月4日に行われたが、翌5日深夜の放送が休止となり、9日に降板が発表された。フワちゃんの不祥事は番組内での問題発言などではなかったものの、ニッポン放送は「他者を尊重しない誹謗中傷」は認められないと発表した。

 最終回が放送されないまま、番組が終了する異例の事態となったが、フワちゃんの一件で同局に“新ルール”も生まれてしまったと放送作家が語る。

一定の抑止力になると考えているのでは

「フワちゃん騒動以降、ニッポン放送では出演者に対して『反社会勢力とつながりがない』『違法薬物を使用・所持していない』といった誓約書の提出を求めるようになったとか。これまでは出演者とスタッフの信頼関係で何となく成り立っていたものですが、さすがにフワちゃんの一件で何の取り決めもないのはおかしいと気付いたのでしょう。一定の抑止力になると考えているのでは」

 NHKでも2019年放送の大河ドラマ『いだてん』『麒麟がくる』の出演者が麻薬取締法違反で次々と逮捕されたことをきっかけに、大河ドラマや連続テレビ小説などのレギュラー出演者に対し、同様の誓約書の提出を求めるようになった。

 フワちゃんは特定の事務所に所属していないフリーランスの立場にあったため、何か問題が起きた場合は、番組に出演させていた放送局の責任も問われかねない。前出の放送作家が続ける。

「フワちゃんのラジオ番組の打ち切りに関しては、本人に釈明の場を与えるべきではといった彼女に同情する意見もあり賛否の声が上がりました。ですが、誓約書を結んでおけば、番組を即座に打ち切る理由付けがしやすくなる。放送局が炎上しない言い訳をあれこれ考える必要がなくなるのです」

 フワちゃんはラジオだけでなく、テレビのバラエティ番組も含めて、何かと“コンプライアンス強化”がさけばれる現状に風穴を開ける“お騒がせタレント”であり続けた。だが、彼女の暴言が発端となり、業界の規制強化がより進んでしまったのは皮肉というほかない。

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