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「天皇に学歴の箔はいらない」悠仁さまの“東大進学説”で前代未聞の反対署名活動の異常事態

週刊女性PRIME / 2024年8月27日 8時0分

受験目前の悠仁さまだが、東京大学進学に反対する署名がネット上で現在行われている

 8月25日から30日まで京都府で開催中の『国際昆虫学会議』で、秋篠宮家の長男・悠仁さまが研究者らと共同で“ポスター発表”を行われた。

高校生として異例の出席に物議

「昆虫学における世界最大規模の学会で、“昆虫学者のオリンピック”と呼ばれています。悠仁さまは、皇居のトンボの生態に関する研究成果を、ポスターを掲示する形で発表されました。同学会の開会式には秋篠宮ご夫妻も出席され、悠仁さまの発表もご覧になられたようです」(皇室ジャーナリスト、以下同)

 しかし、国際的な学術会議に研究グループの一員として参加され、高校生としては異例ともいえる悠仁さまの同会のご出席が物議を醸している。

「現在、悠仁さまは高校3年生。卒業後の進路に注目が集まっています。中でも“推薦入試制度を利用し、東京大学農学部へ進学なさるのでは”との見方が有力視されているのです。

 東大の推薦入試は、共通テストで8割以上の点数が求められるほか、これまでどのような活動を行い、どのような成果を得たのかについても、提出書類に記載する必要があり、評価の対象となります。高校生のうちに、権威の高い学会へ出席することは、推薦入試で高い評価を得ることでしょう。このことから、昆虫学会議へのご出席は、東大入試に向けた布石なのではとの臆測が広がっているのです」

東大進学説を巡って前代未聞の活動

 そんな悠仁さまの東大進学説を巡って、現在“前代未聞の活動”が行われている。

「世界最大のオンライン署名サイト『Change.org』で、悠仁さまの東大進学を反対する署名活動が行われているのです。8月10日から始まったこの署名に、現在1万を超える賛同の票が集まっています。署名の中には“皇族という立場を利用して入学するのは不正”“天皇に学歴の箔はいらない”などのコメントが寄せられています」

 同署名について、宮内庁に問い合わせたところ、

《個別の署名活動について、コメントすることは差し控えさせていただいています》

 との回答があった。

 悠仁さまを取り巻く逆境には「宮内庁にも責任がある」と語るのは、元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さん。

「秋篠宮家について、宮内庁は説明責任を果たしていないと感じています。宮内庁は皇室と国民の橋渡しをする省庁ですから、皇室の方々の思いを尊重しつつも、国民が納得するような説明をする責任があります。疑義が生じるような説明は、なにか裏があるのではないかという臆測を呼んでしまいますし、そうした臆測が批判を招いているのではないでしょうか」

 また、山下さんは悠仁さまの進学先についても次のような見解を示す。

「悠仁親王殿下は一般の人と違い、特別なお立場の方です。一般の人のように学歴社会を生きていかれるわけではありませんから、東大進学が不公平だという認識自体がずれています。重要なことは、静かな環境で研究ができるかどうかです。一方で受験で一般の人と争うのは好ましくありません。大学側が、“一般枠とは別に特別に入学を認めました”という対応をとっても問題はないでしょう」

 東大進学が有力視される一方、東京大学農学部関係者は「将来の天皇がうちに入学されるなんて考えられない」と次のように本音を明かした。

「まず、東大農学部は学内でも一、二を争う財政難に陥っています。ですから、戦前に建てられた校舎はペンキが剥げて、配管はむき出しの状態です。加えて、耐震にも不安があります。悠仁さまが現在通われている筑波大学附属高校は、悠仁さまの入学に際し、事前に大規模な改修工事が行われていたと聞きました。今のところ、農学部ではそうした動きがないので、可能性は低いのかなと思っています」

 この関係者が、悠仁さまの進学の線は薄いと考える理由はほかにもあるそうで、

「悠仁さまは昨年、トンボに関する論文を発表されたと伺いました。幼少期からトンボに関心を寄せられ、大学でもそうしたことを学びたいとお考えなのではと想像できますが、東大農学部には、悠仁さまを指導できるようなトンボの権威がいないんです。つまり、うちは悠仁さまが学ばれるのにふさわしいと言い切れないのです」

デヴィ夫人が行った署名活動

 悠仁さまがどの大学に進学されるかは、わからないが、実は皇族に対する署名活動は過去にも行われていた。

「'11年、現在の天皇陛下が皇太子だったころ、タレントのデヴィ夫人が“皇太子の位を秋篠宮さまに譲る”ための署名活動を行ったことがありました。

 当時、雅子さまは体調が安定せず、皇室の祭祀をほとんど休んでおられ、また、不登校ぎみだった愛子さまのため“付き添い登校”をなさっていた時期でもありました。デヴィ夫人は、そうした雅子さまのお振る舞いが“皇太子妃としてふさわしくない”と指摘し、署名活動を始めたのです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同)

 この署名には多数の賛同の声が集まった。

「この署名は瞬く間に拡散されました。そして、“正論”“よくぞ言ってくれた”など、ネット上では同意のコメントが寄せられることに。当時は、“秋篠宮さまを未来の天皇に”という意見が称賛されるほど、秋篠宮家は国民からの支持を得ていました。当時の皇太子ご一家は雅子さまの体調不良や愛子さまの不登校などが重なり、世間からは冷たい眼差しが向けられた時期でした」

 しかし、秋篠宮家の長女・子さんの結婚騒動以降、事態は一変している。

「現在の秋篠宮ご一家は一挙手一投足が注目され、少しでも落ち度があればバッシングされるような状況にあります。一方、雅子さまは努力と工夫を重ねながら、ご自身の体調と向き合っていくことで、以前よりお出ましの機会が増え、国民からの支持を得られています。

 また、愛子さまも'22年3月に行われた成年会見でのご立派なお姿が話題となり、今では“愛子さまを天皇に”との声が上がるほど国民から愛されています。悠仁さまも成年を迎えられ、露出の機会が増えれば、秋篠宮家が国民から高い支持を得る可能性も大いにあり得ます」

 デヴィ夫人騒動に巻き込まれた天皇ご一家同様、秋篠宮家も巻き返しはあるか─。

山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている

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