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「もう相談所ですらない」迷走する日テレ『行列』出演者が“消え続ける呪い”

週刊女性PRIME / 2024年9月1日 19時0分

今年4月時点では、まだレギュラー出演者を掲載していた『行列のできる相談所』(日テレ公式サイトより)

 名前を連ねると“消えて”しまう。もはや『デスノート』か……。

「8月18日に放送された日本テレビ系『行列のできる相談所』で、レギュラー出演者であるフワちゃんの出演シーンが見事にカットされていました。収録素材から完全に存在を消すことはできませんから、顔などをなんとか画角から外しながらも、脚など一部は映っており、収録に参加していたことは伝わってしまいましたが」(スポーツ紙記者、以下同)

番組から“消えた”功労者たち

 フワちゃんが同じく女性芸人であるやす子に対して、不適切な発言をXに投稿、謝罪の後、活動休止が発表されたのは知ってのとおりだろう。

「『行列』を放送する日テレ側は、収録済みのものについては“適切に対応”、それ以降の今後の出演については“予定していない”としています」

『行列』の“初代所長”は島田紳助氏だ。

「人気番組になったのは紳助さんの功績が大きいと思いますが、'11年8月に反社会勢力との交友関係が発覚して芸能界を即引退。番組も降板となっています」(芸能プロ関係者、以下同)

 番組を人気にした功労者はほかにもいる。

「紳助さん降板後に、東野幸治さん、後藤輝基さんとともに“交代制所長”となったのが、現ユーチューバーの宮迫博之さん。番組は夫婦関係で起こった問題を取り上げることも多かったので、当時の宮迫さんの“恐妻家キャラ”はウケた。'17年に発覚した不倫疑惑も番組内でイジられることで笑いに転化できたといえる。後にあんなことがなければ、今もMCの一翼を担っていたかもしれませんね」

法律から離れただけでなく

 宮迫は'19年に発覚し、お笑い界に大きな影響を及ぼした“闇営業問題”によって番組から姿を消した。

アンジャッシュの渡部建さんは、得意の飲食ジャンルにおいて、取材NG店を取り上げるコーナーで活躍。しかし“多目的トイレ不倫”の影響で降板しています」

 いなくなったのは不祥事タレントだけではない。

「もともと番組タイトルは、『行列のできる法律相談所』でしたが、'21年に“法律”が取れ、『相談所』に。というのも、当時はすでに番組内容が法律相談から離れ、グルメネタなど、まったく法律相談と関係のないものが中心になっていた。そしてついには“最強の弁護士集団”として出演していた弁護士らも“消えて”いった

 このように近年、迷走を極める『行列』。

「非常に安易だと思うのが、数字のために法律から離れただけでなく、タレントの初告白や結婚発表、『24時間テレビ』のマラソン走者の発表などをメインのネタにすることが多いこと。もう相談所ですらない(笑)」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

 次々と出演者が姿を消している『行列』。

「日テレもたびたびの“対応”が面倒になったのでしょうか。公式サイトは最近まで出演陣の写真が掲載されていましたが、現在は番組ロゴのみとなっています。また“何か”あったらカットしなくてはなりませんからね」

 出演者の身から出た錆、ではあるのだが、一つの番組内でこれだけ続くのは……。

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