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「モテたけど…」売春をそそのかして逮捕のメンコンカフェ店長、元スタッフが明かす地味素顔

週刊女性PRIME / 2024年8月27日 6時0分

藤田祐哉容疑者(店のSNSより)

「最初の逮捕は7月24日。東京・秋葉原のメンズコンセプト(以下、メンコン)カフェ『ノワール』の23歳女性客に対し、売春させる目的で違法メンズエステ店を紹介したとする職業安定法の有害業務目的紹介の疑い。2月のバレンタインデー・イベントに際して“36万円の限定シャンパンを頼んでほしい”と女性客に懇願し、“店を辞めるから結婚しよう”と約束していた」(全国紙社会部記者)

《つまりブラックホールってこと》

 女性客はエステ店に4日間勤務し、イベント時に23万円のシャンパンを注文。売春で得た犯罪収益と知りながらシャンパン代の名目で金を受け取ったとして警視庁保安課と万世橋署、本所署の共同捜査本部が8月14日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで再逮捕したのが同メンコンカフェの店長・藤田祐哉容疑者(26)だ。

「いずれの逮捕時も容疑を認め、職業安定法違反罪で起訴済み。客から犯罪収益を受け取ったとして摘発されるのは全国で初めて」(同・記者)

 藤田容疑者は高額なシャンパン代金を稼ぐ方法として「メンズエステがおすすめ。本番行為があるから稼げる」などとそそのかし、会計後は結婚の約束をとぼけて反故にしたという。裏切られた女性客が警察に相談した。

 メンコンカフェは、王子様や騎士、アイドル、執事など特定の世界観でキャラクターに扮した従業員が接客する。

 同店は「王道アイドル系」を謳い、昨年11月にオープン。スタッフはステージ衣装のような服装と、口紅や化粧で中性的な雰囲気をまとう。メイド服で女装して接客することもあった。

 おのおのがイメージカラーを持ち、赤、紫、ピンク、オレンジなど華やか。藤田容疑者は源氏名『もも』店長として接客も兼務し、イメージカラーはブラックだった。

 自己紹介では《つまりブラックホールってこと》と意味不明な説明をしている。

元スタッフが明かす素顔

 元スタッフは藤田容疑者について「まじめな人だったので驚いています」と話す。

「威圧的ではありませんでした。店はゆるい感じで、店長に注意されたことといえば、18歳未満の入店や20歳未満への酒類提供を防ぐため“年齢確認だけはしっかりとやってほしい”と言われたぐらい。スタッフと牛丼チェーン店に行ったり、電車通勤なので終電の時間を気にするなど地道な生活を送り、ポケモンカードゲームにハマっていました。夜遊びもナンパもしません。普通にイケメンなので女性客にはモテましたけど、口説きのテクニックは特段ありませんね」(同・元スタッフ、以下同)

 同店では、客とテーブルを挟んで対面で接客する決まり。客の目をきちんと見て話をするためだという。

「店長は聞き上手で、お客さんから話を引き出すのがうまかった。カラオケはなぜか歌わないし、歌に合わせて踊りもしないんです」

 同店は7月28日に閉店。最初の逮捕の4日後にあたるが、逮捕以前から閉店が決まっていたという。

店長はメンコンカフェ運営だけでなく、モデルをやったり、陸上競技をしたりと興味の幅が広く好奇心旺盛でした。もともと店を長く続けるつもりはなかったようで、閉店を知らされたときは、ほかにやりたいことができたんだろうと思いました」

 独身で家賃月約10万円の14階建て賃貸マンション暮らし。メンズモデルを扱うエンタメ誌に掲載されたり、2020年には俳優としてマイナーアクション映画に出演している。

 何を夢見ようと勝手だが、女性をそそのかしてダマすなんてサイテーだ。

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