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「パラ中継すればいいのに」高まる『24時間テレビ』不要論、スポンサー募金箱は“ゴミ箱化”

週刊女性PRIME / 2024年8月31日 7時30分

『24時間テレビ』チャリティーマラソンのランナーを務めるやす子

《24時間テレビで障害者を取り扱うなら、パラリンピックを中継すればいいのに。。。》

 日本テレビ系列で8月31日と9月1日に放送される『24時間テレビ』。8月30日、実業家のひろゆき氏が自身のXでこう発言し、多くの賛同の声が寄せられている。

《パラリンピックなら見たいけど、24時間テレビはパス》

《愛は地球を救うとか言っておきながら、やることが表面的》

『24時間テレビ』への批判が高まっている背景には、昨年発覚した不祥事による要因が大きい。

「日本テレビ系列の『日本海テレビ』で、経営戦略局局長を務めていた社員が、10年もの間『24時間テレビ』への寄付金を継続的に着服していたことが判明したのです。着服金は総額1000万円を超え、同局長は懲戒処分となりました。それでも視聴者に与えたショックは大きく、そんな不祥事があった中、今年も放送を継続する日テレの姿勢に批判の声が相次いでいます」(テレビ誌ライター)

 加えて、番組の制作姿勢にも批判が集まっている。

「現在、台風10号が接近していて、関東でもすでに住宅浸水や土砂崩れなどの被害が出ています。放送日の31日から1日にかけて台風10号は熱帯低気圧に変わると予想されていますが、それでも雨が強まることもあり、引き続き警戒は必要です。しかし、日テレは30日の午後3時に発表した情報で、《やす子さんのマラソンに関しては、安全に配慮しながら実施する方法を検討中です》と発表したのです。チャリティーマラソンは番組の目玉として毎年注目を集めていますが、悪天候の中、強行することは得策ではないように思います」(スポーツ紙記者)

本人の安全より利益優先なんだ

 これについて、SNS上では、

《やらないことが1番安全に配慮している気がする》

《マラソンになぜそこまでこだわるんだろう?》

《本人の安全より利益優先なんだ》

 といった批判や懐疑の声が上がっている。

 世間からの風当たりが強い『24時間テレビ』だが、ついに影響は募金にも及んでいる。番組のスポンサーであるイオンには、一部の店舗で24時間テレビの募金箱が設置されているのだが、

募金箱は、いらなくなったレシートのゴミ箱と化しています。イオンへ行った際、募金箱を見ると、中にお金はほとんど入っておらず、レシートでいっぱいになっていました。集まったお金が着服されていたことや、現在の物価高の状況も相まって、一般の感覚なら募金しようという気はなくなりますよね……」(イオンに来店した客)

募金箱の“ゴミ箱化”にスポンサーの回答は

 募金箱がレシートで溢れている様子は、写真付きでX(旧Twitter)にも投稿され、話題を呼んでいる。この件について、イオンの店舗管轄を行う『イオンリテール』に問い合わせたところ、次のような回答があった。

「ご質問をいただいて初めてこうした事態を認識いたしました。当社は毎月11日に、投函いただいたお買い上げレシートの1%を地域のボランティア活動を実施されている団体に寄付する取り組みを実施しておりますので、(色味が似ているため)そちらと混同されてレシートを投函いただいた可能性もあるかと考えております。限られた店舗・募金箱での事象ということもあり、本件に関する対策の予定はありませんが、引き続き、寄付の趣旨にご賛同いただけるお客さまにはぜひ募金にご協力いただければ幸いです」

『24時間テレビ』が放送する感動の内容で台風クラスの批判を吹き飛ばし、寄付金を集められるか――。

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