東出昌大と再婚の元ミスコン女優は“社長令嬢”だった！義父が語った「過去を生かして」の進言

東出昌大

「3年前は想像もしなかったけど、今めっちゃ幸せだなと思う」

　8月27日、自身のYouTubeチャンネルにて再婚を発表した東出昌大。お相手は元女優の松本花林さんで妊娠していることも明かした。

「東出さんは、2015年にNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で共演した杏さんと結婚。子どもを3人もうけましたが、2020年に女優の唐田えりかさんとの不倫が報じられて、その年に離婚となりました。杏さんは2022年に子どもたちを連れてフランスへ移住し、日本との2拠点で芸能活動をしています」（スポーツ紙記者、以下同）

　不倫報道後、東出はCMが打ち切りになったり、ほとんどの仕事がキャンセルに。その後、コロナ禍のロケ地に女性を呼び寄せる騒動も報じられ、事務所との契約も解消。

　2021年から山小屋に移り住み、狩猟などをして過ごす生活。そんな東出のところには後輩女優3人が集っており、花林さんもその中のひとりだった。

「美女3人との“共同生活”という報道もありましたが、東出さんは否定しています。花林さんとは役者の現場で知り合ったそうですが、すでに女優は辞めて猟師やアルバイトをしている一般の人、と東出さんは動画の中で説明していました」

「新しい家庭は考えてない」から3か月

　ABEMAで5月に放送された『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』では、

「新しい家庭を持つことは全然、考えていない」

　と語っていた東出だが、その発言から3か月ほどで再婚発表となった。

　では、お相手となった花林さんとは、いったいどういう人物なのか。

「愛知県豊橋市出身で、大分県内にキャンパスのある大学に在学中だった2018年に、『ミス・ユニバース・ジャパン』の大分大会で準グランプリに輝きました。また、2020年には『ミス・グランド・ジャパン』に出場してファイナリストになっています。そのときの自己紹介動画では流暢な英語を披露しています」（花林さんの知人、以下同）

　元ミスコン女優という肩書を持つ花林さん。どうやら家族も意外な経歴を持つ人物のようだ。

「花林さんの父方の祖父は長年にわたって電気工事関連の事業に従事したことが認められて、勲五等瑞宝章を授与されています。花林さんのご両親も現在、それぞれ豊橋市で会社を経営。花林さんはいわば“社長令嬢”ですね」

　両親はそろって“社長”という家族。どういう事業を展開しているのか。

花林さんの父親は“養生アーティスト”

「母親は14年ほどオーガニックショップを経営していましたが、宝石にはエネルギーが秘められていると考えるようになったようで、ジュエリーサロンをオープンしました。ホームページによると“未来イメージ”と“言霊”と“宝石”を使って、望む身体や未来を現実にするとうたっています。花林さんもモデルを務めていて、ポスターなどに登場したことがありました」

　2022年には、影響力のあるアジアの企業や経営者を表彰するアジア・日本優秀企業家連盟が主催の『ASIA GOLDEN STAR AWARD』商品賞で金賞を受賞。実績も残している。

　一方、父親は何をしているのかというと─。

「父親の松本孝一氏は“養生アーティスト”として活動しています。独自の細胞を活性化させる運動と呼吸法を組み合わせて、自己治癒力を高める『mixs．』という健康法を発信。アトピーや喘息、椎間板ヘルニア、花粉症のほか、パニック症、統合失調症、線維筋痛症などにも効果があるという。全国で講演を行ったり、書籍を発売しています。花林さんは、ここでも父親の会社が販売しているTシャツのモデルとしてホームページに登場しています」

　そのHPでは、

《多くの酸素を吸収できる腹式呼吸とさまざまな細胞への酸素の供給と炭酸ガスの回収効率を促進する独自の細胞活性運動を併用》

　と、この独自の健康法を紹介している。

義父は「非常に可能性のある男」と評価

　そんな家族は娘が東出と結婚し、妊娠したことについてどう思っているのか。花林さんの父親である孝一氏に話を聞くと……、

「初孫なので、うれしいですね。東出くんはお盆のときにご挨拶に来てくれて、2人で2時間近くしっかり話しました。心根と覚悟を確認するのは大事なことなので。僕はテレビを見ませんし、ネットもあまり気にしない。東出くんは正直で素直な青年と感じました。いろいろな人から聞くと、俳優としてかなり評価されているそうで、非常に可能性のある男だと僕は思いました」

　過去にスキャンダルがあり、離婚に至った東出。親としては不安にもなりそうだが、孝一氏は人が持つ力を引き出して、病を治す自身の健康法に例えて語った。

「病になったからこそ、本当の自分の身体の力を引き出すことのありがたさがわかります。なので、病になったことも含めて、これからどう行動するかによって、意味のあることになると思います。それと同じように、過去にいろいろなことがあったからこそ、家族の大切さ、子どもを授かることの尊さというのを痛感するわけです。東出くんには過去にあったことを生かしてくださいと言いました」（孝一氏、以下同）

「人が本来持っている力を引き出す」

　そもそも養生アーティストとしてどういうことに取り組んでいるのか。

「かなり長い年月をかけて進化してきた身体の仕組みがあるのですが、便利になった世の中で使われていないものもあります。例えば、筋肉が硬くなって姿勢が崩れて、呼吸も悪くなるなど。そういったことがさまざまな病につながっています。

　末期のがん患者やパーキンソン病など、現代医療では治療を諦めた方が来られますが、10年間立てなかった人も立てるようになっています。それは僕が治しているわけではなく、人が本来持っている力を引き出すことによって正しい状態に戻る。僕はそのお手伝いをしているだけです」

　広報活動の一環として、自身が作詞作曲したCDを販売するなど音楽活動もしている孝一氏。健康になるという独自の手法について続ける。

「オカルトやスピリチュアル的なことではなく、実際に身体の中で起こっていることです。現代医療を否定しているわけでもなく、必要な時もありますし、医療関係者も僕の講義を受けています。なぜ医療にできなくて、僕にできるのかといえば、誰よりも人の力を信じて、可能性を引き出しているからです」

　義理の父親からの“訓示”を受け取った東出。祝福してくれる家族のために、もう裏切るわけにはいかない。