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「ヤバい、ヒドい、と批判殺到」『龍が如く』衣装監修者の13万円最新作にパクリ疑惑が浮上

週刊女性PRIME / 2024年9月5日 11時0分

ファッションインフルエンサーの『MB』。こちらが最高の出来というパクリ疑惑ブーツ。ロゴも無断使用?(MBのYouTubeより)

「誰も幸せにならない。しょうもない商売しているな、としか思えないですね」

 アパレル関係者が呆れてそう話す。

 メンズファッションインフルエンサー『MB』。ブログやメルマガで人気を集め、累計ではあるがファッション関連の書籍は累計200万部、ゲーム『龍が如く』の衣装監修を担当。堀江貴文氏とも関係が深く、YouTubeでコラボ、また2人でゴルフウェアの共同開発。その他、各種メディア出演などメンズファッション界ではいちばんのインフルエンサーと言っていい存在だ。

炎上した“パクリ”疑惑

「MB氏は近年、その影響力を使い、自身プロデュースのファッションアイテムを販売するようになりました。そんな彼の最新作として先日販売がスタートした商品がヤバい、ヒドいと批判が殺到しています」(前出・アパレル関係者、以下同)

 MB氏がこのたび販売した渦中商品はブーツ。

『GUIDI(グイディ)』というイタリアのレザーブランドがあります。同社のブーツは世界的に人気。もともと1800年代から原皮を皮革にする“なめし”から事業をスタートしていることもあり、自社ブランドでの商品展開以外に、他ブランドにレザーの提供もしています」

 今回、MB氏が販売したブーツはこのグイディのレザーが使われている、という。

「素材としてグイディのレザーを使うブランドは国内外に多数ありますが、MB氏のブーツはブランドとしてのグイディの『PL1』というブーツに瓜二つのデザイン。“パクリ”という声が多く上がっています」

 さらに、

「MB氏は販売開始当初、商品名に『by GUIDI』と入れていましたが、後に『(GUIDIレザー使用)』に変更しています。もともとの表記はまるでコラボしたかのような印象を受ける。デザインは酷似、商品名も誤解を招くもの。これでは批判されて当然ですね」

 “本家”のレザーを使っていることは、事実なのだろう。

国内にグイディのレザーを扱う問屋もあるので、極論誰でも仕入れられます。MB氏はYouTubeでグイディのロゴを使っており、またグイディ本社とやり取りしたようなことを言っていましたが疑問ですね。問屋とのやり取りならデザインにケチは付けられませんが、グイディ的にこのデザインでの販売はOKなのか。少し前までグイディには日本人の営業がいましたが……」

 グイディ社にMB氏のブーツについて把握しているか問い合わせたが期日までに返答はなかった。

 問題はまだある。

MB氏は“本家”であるグイディのPL1をYouTubeで究極のブーツで愛用していると紹介しています。その半年後にこの非常によく似たブーツを販売。“ハイブランドの商品を愛用品として紹介して、似た商品を自分で出す”というのは、最近のファッション系インフルエンサーあるあるで、ありがちな手法ですが、非常にコスいですね」

 高価な“本家”っぽい商品を安く提供。それは大なり小なりファッション業界ではよくある話だが、

「MBブーツは13万5000円もします。本家の価格は20万円以上ですが。しかし、元ネタありのブーツに13万円はどうなのか」

 MB氏のブーツのサイズ展開は、なんとS・M・Lの3サイズのみ

「本家のサイズ展開は15以上あります。サイズを絞れば木型がその分少なくて済むので原価を抑えるためでしょう。“グイディレザーなので、履き込むとすごく味が出てくる”などと彼は言いますが、足にフィットしづらいだろう3サイズ展開で、履き込むとか味なんて出ないでしょう」

「みんなバカなんですよ」

 MB氏のブーツの商品ページは、暗めの照明で雰囲気ある写真が掲載されている。

「グイディのブーツは“製品”としてブーツに形成してから樽のような機械に入れて、それを回しながら靴本体をまるごと染めています。樽の中で製品同士がぶつかり合いながら染まるので独特の風合いや色ムラが出て、そこが魅力の1つ。この点についてMB氏は、動画で“グイディは加工をめちゃくちゃしてるけど、うちは加工控えめでドレスライクに仕上がってる”などと自画自賛していて。そりゃそうしたほうが金もかからないし、楽ですからね(笑)。製品染めするのは大変なので。これがビジネスが上手な人のトーク力というやつでしょうか」

 たしかにMB氏は実業家として成功している。ファッションにつぎ込む金額は、年間で3000万円を超えるそうだ。

「グイディレザーを使いたければ使えばいい。ただ、グイディのレザーを使って、本家グイディのブーツとほとんど同じデザインで出すこと、コラボ商品かのように表記すること、事前に本家を究極だと煽(あお)り、その後自社で出すこと。売れれば勝ち、ですか。良心の呵責(かしゃく)とかないんですかね……

 MB氏のブーツは受注生産。

MB氏のブーツを買った人は、“パクリを買った”と思われるかもしれない。本家のグイディのブーツを履いている人も、“それMBのブーツ?”って言われるかもしれない。本当に誰も幸せにならないブーツですね。あ、売れているならMB氏だけホクホクかもしれないですけど」

 “パクリ”という声が上がっていることについての見解をMB氏側に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。

 堀江氏のYouTubeに出演した際、MB氏がアパレル業者を指して言い放った言葉で締める。

「(自分以外のアパレル業者は)みんなバカなんですよ」

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