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「アメリカで誰もが知っている日本人」大谷翔平の先輩が証言、超有名ファイターが引退表明

週刊女性PRIME / 2024年9月4日 19時0分

小林尊とチェスナットの対決はNetflixで中継された(Netflixより)

《アメリカで6年生活していますが、最も有名と言っていいほど、アメリカ人の誰もが知っている日本人は小林さん》

アメリカでフードファイターはプロのスポーツ選手

 メジャーリーグ、ヒューストン・アストロズで活躍する菊池雄星。9月1日に自身のXを更新し、アメリカで知名度のある日本人について語った。菊池は続けて、

《「日本出身です」と言うと、「小林知ってるか?」と、スーパーの店員さんや球場の警備員さんにも聞かれます》

 と投稿。ネット上では、

《だれ?》

《大谷じゃないんか》

《何だかんだ言って今は大谷が一番有名じゃないかな》

 という声も上がっていたが、この“小林”という人物はいったい誰なのか。

フードファイターの小林尊(たける)さんです。テレビ東京系『TVチャンピオン』の大食い大会などに出演。“地上最強の胃袋”と呼ばれて活躍しました。その後、アメリカで毎年7月4日の独立記念日に行われる『ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権』に出場。2001年から2006年まで6連覇を達成しています。3分間で6本を食べる、ギネス記録保持者でもあります」(テレビ局関係者)

 日本でも早食い・大食いのテレビ番組や大会は人気だが、アメリカほど“メジャー”とは言えない。

アメリカでは、興行として盛り上がっています。『メジャー・リーグ・イーティング』という組織があり、さまざまな大会を開催。小林さんが6連覇したホットドッグの早食い大会は、現地のスポーツ専門放送局『ESPN』が中継するほどで、フードファイターはプロのスポーツ選手とみなされています」(在米ジャーナリスト、以下同)

 “プロスポーツ選手”というだけあり、トップの選手となれば、かなりの賞金がもらえるほどの人気ぶりなのだ。

小林さんの7連覇を阻止して、絶対的王者になったジョーイ・チェスナットさんには、2023年のホットドッグ早食い選手権に出場するにあたり、ファイトマネーとして20万ドル、日本円にして約3000万円が支払われました。その後、早食い大会の主催は、チェスナットさんに4年で120万ドル、日本円にして約1億7500万円の契約金を提示したといいます。人気な“スポーツ”において、アメリカで小林さんはいわばレジェンド選手。かなりの知名度や人気があってもおかしくはありません

 小林は日本時間9月3日、アメリカ・ラスベガスで行われたNetflixのホットドッグ早食いイベントに登場し、ライバルであるチェスナットと対決。10分間で66個のホットドッグを食べたが、83個を食べたチェスナットに敗れた。すると小林は引退を表明し、自身のインスタグラムに動画を投稿。

今までの僕の活動24年間と今日のステージの応援、ありがとうございます

 と、これまで現役選手としての活動を支えてくれた人とファンに感謝を伝えた。アメリカで最も有名な日本人で最強の胃袋を持っていた小林。惜しまれつつ引退となった。

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