「寅子さんの夫と名乗りたい」虎つば事実婚の航一さん、愛の胸キュン名台詞8選
週刊女性PRIME / 2024年9月17日 6時0分
朝ドラ『虎に翼』で主人公・寅子(ともこ/伊藤沙莉)が、“事実婚”で人生を共に歩むと決めた相手は星航一(岡田将生・35)。
その出会いは、(当時の)最高裁長官・星朋彦(平田満)の著書の改稿作業だったが、“なるほど”としか言わず、何を考えているかわからない人物だった。しかし互いに赴任した新潟で再会する。
珍しく超ストレートなプロポーズ
「理屈っぽくて、何事にも熱量が低かった航一さんが“そんなキャラだったっけ?”と思うほどトラちゃんに対しては積極的になり、甘えてもいる。やはり苦しい過去を打ち明けられたことが救いになったんでしょうね」
とは、ドラマ全般に精通するカトリーヌあやこさん。かつて航一は内閣直轄の総力戦研究所に所属。敗戦を予想していたのに、戦争を止められなかった自責の念がずっと消えない。
妻も亡くし、子どもたちさえ巣立てば、寿命が尽きるのを待つだけ。ずっと、そう思いながら生きてきた。
「トラちゃんは真逆の性格で、人に対して諦めずに相手を知ろうと踏み込んでいく。だからこそ惹かれていった。そして、アプローチのセリフも理屈っぽい(笑)
常に論理的な航一さんならではですが、“毎朝、目が覚めたときに寅子さんが隣にいたら幸せだろうなと思いました”というプロポーズは、珍しく超ストレートでした。気持ちが理屈を超えていたシーンですよね」(カトリーヌさん、以下同)
朝ドラ史上最高に知的レベルが高い(と思われる)ふたりは“補完しあう関係”。口癖からも、それが見て取れるとカトリーヌさんは話す。
「初回から常に、女性としての見えない壁に対し“はて?”と言い続けてきたトラちゃん。一方、航一さんの口癖は“なるほど”。否定してこないところは現代的だし、素敵だし、大事なところだと思います。
きっと航一さんは生涯、トラちゃんを“なるほど”と受け止め続けてくれる人なんだろうなと思います」
そんな航一の胸キュンセリフを見ていこう!
航一さんの愛の胸キュンセリフ8選
「ゆうべ……泣きましたか?」
亡き夫・優三(仲野太賀)の人柄について娘・優未(竹澤咲子)から尋ねられるも、胸が詰まって何と答えていいかわからない寅子。泣きはらして出勤すると、航一には気づかれる(第78話)
「あなたといるとつい、蓋(ふた)が外れてしまう。すべて諦めたはずがつい、あなたのように人に踏み込んでしまう。驚くことに、そんな自分が嫌いじゃない。それだけであなたと出会えてよかった。それだけで十分です」
航一に惹かれながらも、優三をずっと愛し続けたい。そう考える寅子が「航一さんのことは大切に思っています。でも、きちんと気持ちに線を引きたいんです」と告げると(第93話)
「なりたい自分とかけ離れた不まじめでだらしがない愛だとしても僕は佐田さんと線からはみ出て、蓋を外して、溝を埋めたい」
新潟本庁の廊下で派手に転倒した航一。そんなハプニングから寅子は心にしまったはずの航一への思いがあふれ出す。「なんで私の気持ちはなりたい私とどんどんかけ離れていってしまうのでしょうか?」(第95話)
「寅子さんが“寅子”と呼び捨てにされるたびに嫉妬してしまうくらいには、僕はあなたが好きだということ」
「僕のいちばんの幸せは何か、先ほどの裁判で考えました。毎朝、目が覚めたときに寅子さんが隣にいたら幸せだろうなと思いました」
直明(三山凌輝)の結婚後の同居をめぐって開かれた家族裁判に、航一も同席。道男(和田庵)が“寅子”と呼び捨てにするたびに、引っかかりを覚える航一。“お試し同居”で着地した後で(第100話)
「寅子さんの夫と名乗りたい。『僕の妻です』と紹介したいんです。寅子さんを妻だと紹介することは、世界中の人に『この人が僕の愛する人だ』と伝えることです」
航一との結婚を決意するも、佐田姓を捨てたくない寅子。航一は「佐田姓になる」と言い出すが、それを望んでいるわけではない寅子。そんな中、格好をつけて言えなかったという、寅子と結婚したい本当の理由をこう話した(第103話)
「胸のうちにためているもの……裁判官ではなく、夫の僕に少し分けてくれないかな」
原爆裁判が進む中、竹中(高橋努)が書いた週刊誌の記事には、寅子の補充尋問についても。それを読んでいた寅子だったが、航一がやってくると思わず週刊誌を隠す(第113話)
「苦しいことは分け合いながら、これからももがきながら一歩一歩です」
寅子ら東京地裁の裁判官は、世界で初めて原爆投下が国際法違反だとする判断に踏み込んだ。そんな大仕事をした寅子に、航一は「あげた声は、判例は決して消えない」と寄り添いながら(第116話)
『虎に翼』毎週月〜土曜、朝8時〜(NHK総合)ほか放送中
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