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路上で腹部を何度も…殺人未遂容疑で逮捕された34歳女性のヤバすぎる“近所付き合い”

週刊女性PRIME / 2024年9月22日 6時0分

千葉県警柏署

 千葉県警柏署は5日、柏市に住む無職の田中麻衣容疑者(34)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。容疑者は5日午前9時5分ごろ、柏市の路上で、同市に住むA子さん(76)に対し、刃渡り16センチの包丁で腹部などを切りつけて傷を負わせたというもの。

 田中容疑者は、

「お前が悪いんだろ、くそババァ、このくそババァ!」

 などと怒鳴り散らしながら、A子さんの腹部を何度も刺していたという。その後、田中容疑者は通りかかった複数の男性に取り押さえられ、通報された。

 事件直後の現場を通りかかった男性によると、

「ちょうど救急車が出るところだった。パトカーが10台近く停まっていて、たくさんの警察官がいた。現場には大量の血のあとがあったので、交通事故でも起きたのかと思っていた」

謎だらけの田中容疑者の私生活

 病院に搬送されたA子さんは、事件2日後には帰らぬ人となってしまった。

「容疑を殺人未遂から殺人に切り替えて捜査しているところです。容疑者は現段階では刺したことは認めているものの、動機はまだわかっていません。興奮が収まらないのか、言動が支離滅裂なところがあります……」(捜査関係者)

 田中容疑者は、現場からおよそ200メートルの場所にあるマンションに住んでいた。築30年の5階建てで、3DKの賃貸で、家賃は月7万円ほど。同マンションに容疑者を知る人は皆無。同じフロアの住人でも、

「容疑者は住んでいたが、誰と住んでいるのか、家族構成さえまったくわからない。生活音も一切聞こえませんでした」

 数年前にはこんなことも。

被害者の夫はひどく肩を落とし…

「容疑者らしき若い女性とマンション内ですれ違ったので、“こんにちは”と挨拶したんです。でも、全くの無視で、こちらを見ることすらもなく、ドアをバンと閉めて、部屋に入っていっちゃったんです」(同・住人)

 命を奪われてしまった被害者のA子さんは、事件現場から900メートルのところにある分譲マンションに住んでいた。

「15年ほど前に、ご主人と2人で入居してきた。いまでも現役で介護士をバリバリやっていて、とても世話好きで面倒見がよく、優しくて、朗らかな方でした。“いずれは私の面倒も見てね”ってお願いしていたら、“はい”とにっこり微笑んでくれたのに……」(同マンションに住む女性)

 平日の朝9~10時ごろ、夜勤明けで帰ってくるA子さんの姿があったという。

「信心深い方で、神明神社に定期的にお参りしていたようです。もしかしたら参拝に行ったとき、事件に巻き込まれたんじゃないか……」(同・女性)

 というのも、A子さんが最初に刺されたのは、神明神社前の路上だったのだ。

「ご主人はかなり年下ですが、こちらが見ていても羨ましいくらい仲睦まじい夫婦でね。介護の仕事に熱心なA子さんを、ご主人がしっかりサポートしているという感じでした」(A子さんの親族、以下同)

 夫婦間には子どもがいなかったが、柴犬をとても可愛がっていたが、

「3年前に亡くなっちゃって、A子さんはとても悲しそうでしたね。さらにはA子さんもこの世を去ってしまい……ご主人はひどく肩を落としていましたね」

 謎多き事件の真相は今後の捜査でつまびらかにされていくだろう。

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