「国民と苦楽を共に」愛子さま、能登訪問が中止も期待される親子3人での“再訪”計画
週刊女性PRIME / 2024年10月2日 8時0分
愛子さまにとって初となる、単独での地方公務の中止が急きょ発表された。
「9月28日から29日、愛子さまは石川県を訪問される予定でした。元日に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた志賀町や七尾市を視察されるご予定だったのですが……。9月21日に同県で発生した豪雨で、甚大な被害が生じたことから、ご訪問は取りやめとなりました」(皇室担当記者)
愛子さまの被災地訪問
愛子さまは、かねて被災地訪問を希望されていたという。ご自身が成年を迎えられた際に開かれた記者会見で、「国民と苦楽を共にするということの一つには、皇室の皆さまのご活動を拝見しておりますと、被災地に心を寄せ続けるということであるように思われます」と述べられた。
愛子さまが被災地訪問を切望される理由について、『皇室の窓』(テレビ東京系)で放送作家を務めるつげのり子さんは、こう分析する。
「愛子さまは皇族として“国民への献身”をテーマに、国民と苦楽を共にし、支えになろうという思いで活動しておられるようにお見受けします。日本赤十字社に入社されたのも、初の単独地方公務に被災地を選ばれたのも、そうしたお考えからだと拝察いたします」
初の単独地方公務で内親王が、ご自分の意思で被災地へ赴かれるのは、異例だという。
「愛子さまの叔母にあたる黒田清子さんと、いとこの佳子さまは、初めての単独地方公務として、造られたばかりの船の誕生を祝い、航海の無事を祈る、進水式に出席されました。また、子さんの場合は、子どもたちの国際交流事業に関する行事でした。このように、初の単独地方公務では、依頼を受けて地方へ出向かれることが基本となっていたのです」(皇室ジャーナリスト、以下同)
10月中旬に初の単独地方公務
石川県訪問は中止となったが、10月中旬に初の単独地方公務を控えており、予定している訪問先には愛子さまらしさが垣間見える。
「『国民スポーツ大会』に出席されるため、1泊2日の日程で佐賀県を訪問されます。この大会では陸上や柔道などの競技を観戦されるご予定。さらに、愛子さまがお勤めの日本赤十字社が運営する血液センターも視察されます」
愛子さまのご訪問に佐賀では歓迎の声が上がっている。
一方で、もし石川県訪問が実現していれば、とあるサプライズの可能性があったと、宮内庁関係者がこう明かす。
「愛子さまが石川県をご訪問中、両陛下も途中でご視察に合流される予定だったそうです。愛娘の地方単独公務にご両親が駆けつけようとしていたなんて、仲のよいご一家らしさが感じられます。ただ、雅子さまは依然体調に波がおありですから、直前まで公表を控えていたようです」
前出のつげさんは「今後、改めてお三方で訪問される可能性もある」と話す。
「石川県では、過酷な出来事が2度も続いて、“心が折れてしまった”と話す被災者もたくさんいました。愛子さまは、困難な状況にある人たちのためにも“尽力したい”というお気持ちがおありだと思います。両陛下は10月から11月にかけて、地方での公務が続き、多忙な時期になりますが、年末以降、被災地が落ち着いていれば、お三方そろっての訪問もあるでしょう」
愛子さまは今後も、親子3人で「国民と共にある皇室」を体現されることだろう。
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