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「いつ辞めてもおかしくなかった」竜星涼、デビュー15周年で語る芸能活動への“熱”

週刊女性PRIME / 2024年10月5日 20時0分

竜星涼(31)撮影/渡邉智裕

  父の命を奪われた兄妹による、巨悪犯罪組織への命をかけた潜入捜査を描くサスペンスドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』に竜星涼が主演する。日本テレビ系人気ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』のチームが結集することでも期待が高まる、注目のドラマだ。

“潜入もの”の作品が元から好き

「素晴らしいクルーのみなさんと作品を作っていけることを、とても楽しみにしています。築き上げられているチームワークを信頼しながら、新しい作品ができたらいいなと思います」と、意気込む。いわゆる“潜入もの”の作品が元から好きで、国内外の作品を見てきたという。

「潜入してみたいという気持ちはあったので、とてもわくわくしています。脚本を読んだだけでも巧妙にストーリーが組み立てられていることがわかって、“That'sエンタメ”な作品だなと思いました。

 物語が進むと、悪いことをしている人たちの中にも正義があるのかもしれない、生きるためという理由があるのかもしれない、などの側面が見えてきたりします。

 そういう部分に触れたときに自分はどう思って、どう反応するのか。自分ならどんな選択をするか、悩みながら一緒に見てもらいたいです」と、見どころを語った。

ここからの10年が勝負

 2009年にスカウトされ、2010年から芸能活動を本格的にスタートさせた竜星。来年でデビュー15周年となる。

「気づいたら30歳越えちゃいました(笑)。10代から芸能活動をやってきたって考えると、あっという間だったなと感じます」と、自身の芸能活動を振り返る。10代のころに、30代になった自分が芸能活動をしているイメージはできていたか尋ねると、

「そもそもどこまで続くかなんて考えてなかったです。いつ辞めてもおかしくなかった(笑)。芸能界というものにしがみつく気持ちがなかったんですよね。それは今でもあんまりないのかもしれないです。でも今は俳優業が楽しいからやっているんだろうな。その情熱が消えたらたぶん辞めるんだろうな、と思います。そういうさっぱりした感覚でいます」

 楽しいからやっている、それだけだという潔さが清々しい。

「若いころってやりたいことがあっても、自分の経験が足りなかったり、やれる場所がなかったりしたんです。そういうしがらみに反発して自分なりに戦ってきたからこそ、今はそれをぶつける場所がある。ありがたいです。40代に入るまでの10年は自分にとっての勝負であり、楽しみたい時間です。

 アクションひとつにしても、この10年がギリギリのパフォーマンスラインだと思います。年齢とともに、どうしても衰えてはいきますから。若いうちって、動けるけどそれを発揮する場所がなかったりするじゃないですか。今が、やりたいこととできる場所が噛み合うちょうどいい時期なのかなって。果敢に挑戦していきたいです

 やわらかい語り口から、確かに感じる俳優業への熱。自ら“勝負の10年”とした30代の竜星が見せる活躍が楽しみだ。

竜星涼のプライベート

実際はひとりっ子。きょうだいが欲しいと思ったことはある?

「欲しいです。特に妹が欲しかったなと思います。でもきっと妹を溺愛してしまうと思うんですよ、僕(笑)。心配しまくって、妹からすごく嫌がられるかも。うざい!って(笑)」

普段は変装する?

「メガネが好きで、すごい数を持っているんです。外に出る時は必ずつけるので、趣味が結果的に変装になっている感じです」

日々の癒しは?

「良い香りで癒されるのもいいですね。どこかに行って癒されたい気持ちもありながら、それはそれで疲れちゃうな、とも思うので。家でひとり時間を楽しめる雰囲気づくりを大事にしていきたいなと思います」

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