「韓国人俳優のイメージを変える」ユン・ソンモ、日本デビュー15周年で“二刀流”の輝き
週刊女性PRIME / 2024年10月19日 20時0分
2009年の日本デビュー以来、アーティストや俳優として活躍中のユン・ソンモは今年で日本デビュー15周年。その節目として9月9日に発売したミニアルバム『いつつの星』について話を聞いた。
「15周年ということで、これまでの自分のアーティストとしての挑戦や歴史を込めました。内容としては、今までまったくやったことがないタイプの曲が多く収録されています。“アイドル出身の歌手”ではなく“アーティスト”にならないと歌えない、15周年の今だからこそちゃんと皆さんに届けられるようなアルバムになっています」
日本のドラマに多数出演
本アルバムには、ソンモ自身が作詞した『Shining star』を含めた全5曲が収録されている。どれも今とこれからの彼を表現する楽曲となっているというが、特におすすめの曲は?
「リード曲の『明日への橋』は自分のいろいろな感情を込めた曲なのでオススメしたいです。あとは、『LIFE WITH MUSIC!』も個人的に好きです。“ファンの皆さんと楽しめる曲を作ってほしい”とB' zのサポートメンバーとしてもご活躍されているバンドマンの徳永暁人さんにお願いしました。 この間ライブで歌ってみたんですけど、みんな喜んでくれて。皆さん慣れたら僕と走りながら歌えますよね?(笑) いつか夏フェスとかに出たら披露したい楽しい曲です!」
現在放送中の『団地のふたり』(NHK)をはじめ、今年に入ってからすでに5本の日本のドラマに出演しているソンモ。この15年間を振り返って特に思い出に残っていることもドラマの撮影だという。
「朝ドラ『虎に翼』に参加させてもらえたことがとても光栄で印象に残っています。今までやってきてよかったと改めて感じた瞬間でした。僕を知らない皆さんにも知ってもらえるチャンスになるから日本のドラマに出たいと前から思っていたのですが、運の良いことに去年から立て続けに日本でドラマのお仕事をいただけるようになりました。
選んでくれたスタッフさんたちに感謝しているし“韓国人が日本で作品を撮るのは難しいんだ”というイメージをなくすために現場では頑張っています」
また、共演者については幼いころからよく見ていたと話す。
「韓国人も日本の作品をよく見ているので、渡辺いっけいさんはテレビや映画でいつも見ていた人でした。今回『団地のふたり』で共演している小泉今日子さんも日本でとても有名なアーティストで子どものころから知っていました。今まで共演してきた皆さんすごい大先輩だし、上手な人ばかりです」
日韓の活動での違いは
日韓で活躍するソンモ。日本と韓国という2つの国で活動する上で違いはあるのだろうか。
「やっぱり言語の違いは大きいかなと思います。出演者やスタッフの皆さんとのコミュニケーションもそうだし、演技をする上でもやっぱり難しいです。韓国の演技と日本の演技とでは違うこともあるので、そこは勉強していきたいなと思います」
最後に15周年を迎えた今、ファンに伝えたいメッセージを聞いた。
「いろいろなことがあった15年ですが、良いことも悪いこともすべて乗り越えてこられたのは、すべてファンの皆さんのおかげだと思っています。これからも僕は、自分が歌える限りは止まらずに皆さんの前で歌っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!」
俳優とアーティストの二刀流で躍進し続けるソンモ。日韓の星として輝きを増す彼の今後の活躍から目が離せない。
日本に来たら必ずやることは?
「ドンキに行きます!家族や友達にもいろいろ買ってきてほしいものを頼まれるのですが、ほぼドンキに売ってるので(笑)
僕がドンキで必ず買う物は納豆!韓国で納豆を買うと高いんですよ。韓国人は納豆嫌いな人も多いですけど、僕はお茶漬け、梅干し、納豆とか結構日本の食べ物も好きです」
日本でのリフレッシュ方法は?
「コンビニに行くことです!日本語で書いてあるものや韓国では食べられないもの、新商品なんかを見て気分転換しています(笑)
コンビニ巡りも好きで、今回も日本に来てコンビニ弁当を3回食べました(笑)。1人で部屋でお弁当を食べながらドラマを見るのがリフレッシュになります」
10/19スタート『バツコイ』毎週土曜深夜24時~(BSテレビ東京)
撮影/山田智絵
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