【杉並区】わいせつ容疑で逮捕の教師が「きれいで活発な奥さん」と登場した新築マンション会報誌
週刊女性PRIME / 2024年10月6日 9時0分
9月26日、警視庁高井戸署は東京・杉並区に住む安國宏紀(やすくに・ひろき)容疑者(39)を不同意わいせつの疑いで逮捕した。
容疑は、1か月ほど前の8月22日の深夜、同じ杉並区にある集合住宅の敷地内で、20代の女性にわいせつな行為をしたというもの。
安國容疑者は、70年の歴史を誇る中学・高校一貫の私立男子校『佼成学園』の現役教師だった。
「帰宅途中だった20代女性の背後から近づき、身体を触るなどの行為をしたようです。安國容疑者と被害女性に面識はありませんでした。女性が警察に被害を届け出て、防犯カメラの映像などから容疑者が特定されました」(全国紙社会部記者)
安國容疑者が住んでいたマンションの近所住民が語る。
「8月下旬に警察がやって来て“お宅の2階に防犯カメラを設置させてくれないか”というので了解したところ、今回の事件があった直後にカメラを撤去していきました。警察は容疑者をずっと監視していたんですかね」
安國容疑者がこのマンションに引っ越してきたのは11年前のこと。それまでは世田谷区にある築40年の木造アパートに妻と住んでいた。
現在のマンションは2013年に新築された分譲マンションで、7000万円ほどの物件。容疑者の名義で3000万円ほどのローンを組んで購入していた。
自治会にも出席する活発な奥さん
同じマンションの住民は、こう話す。
「小学生の男の子と、もっと小さい男の子もいて、きれいな奥さんと一緒に家族で出かけて行く姿を見たことがあります。優しそうなお父さんで、仲のいい家族だと思っていました」
別のマンション住民は、こんなことを覚えていた。
「うちは大手ディベロッパーのマンションで、購入した住民やモデルルーム見学者向けに会報誌を出しているんです。そこに、うちのマンションを宣伝するために夫婦そろって出ていましたよ。
奥さんは共有スペースを使って、毎年ハロウィンパーティーもやっていました。奥さんは活発な印象で、自治会にも顔を出していました」
そこで安國容疑者の妻に、夫の容疑について何かしら心当たりがないか尋ねるべく部屋のインターホンを押してみた。
女性の声が聞こえて、背後に犬の鳴き声が響く。
だが、こちらが記者だと名乗ると、無言で切られてしまった。
安國容疑者は、この自宅マンションから勤務先の『佼成学園』まで、普段は自転車で20分ほどかけて通っていたという。
『佼成学園』は「当該教諭を信じて対応」
同校の関係者によると、
「15年ほど前に赴任し、国語の教師として勤務して、高校3年の学年主任や、部活動の顧問も担当していました」
とのこと。
教師としての安國容疑者について『佼成学園』に問い合わせると、副校長が書面で次のように回答した。
《当校としては、当該国語科教諭の従前の勤務態度、教育姿勢、生徒対応、部活動顧問としての活動実績、及び他の教員との会食を含む交流状況等、当校が把握する当該教諭に関するすべての情報を踏まえ、裁判所での判断が確定するまでは、当該教諭を信じて対応することとしており、既にその旨を保護者及び生徒に対しても説明しております》
警察の取り調べに対して、容疑を認めているという安國容疑者。
どのようなつもりで卑劣な犯行に走ったのかはうかがい知れない。ただ、妻子を裏切り、学校や生徒たちを裏切ったことは明らかである。
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